賃貸の鍵交換を自分でやるときに必須となる3つの条件と費用相場

2022.9.20

賃貸の鍵交換を自分でやるときに必須となる3つの条件と費用相場

「賃貸の鍵交換は自分でやってもいいの?」「自分でやれば鍵交換費用を安くできる?」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

賃貸の鍵交換を不動産会社や大家さんを通さずに入居者本人でやることができれば、費用を安く抑えることができます。
ただし、それには鍵交換前に事前に確認しないといけないことがあるんです。
この事前確認を怠ると、賃貸契約の違反や、余計な費用が掛かってしまったりなど、不動産会社や大家さんと思わぬトラブルになる可能性もあります。

そこで、はじめて賃貸物件を借りる人や、鍵交換で損をしたくないという人に向けて賃貸の鍵交換を入居者がやるときの条件と、賃貸の鍵交換に掛かる費用相場を整理しました。

ここでは次の通り解説をしていきます。

  • 賃貸の鍵交換を入居者がやるときの3つの条件
  • 自分で鍵交換したときの鍵交換費用
  • 自分で鍵業者に依頼したときの鍵交換費用
  • 貸主が鍵交換したときの鍵交換費用

賃貸の鍵交換前にこの記事を読んでいただければ、納得感が得られる、ご自身にあった鍵交換の選択が見つかるので、ぜひ参考にしてみてください。

賃貸の鍵交換を入居者がやるための3つの条件

賃貸の鍵交換をご自身でやる前には次の3つの条件を満たす必要があります。

3つの条件
  • 貸主の許可を得る
  • 鍵の種類が適合している
  • 退去時の対応に合意している

これらの条件を確認せず、ご自身で鍵交換をしてしまうと、不動産会社や大家さんと思わぬトラブルになる可能性があるため、必ず事前確認をするようにしましょう。

貸主の許可を得る

賃貸では鍵交換をする前に必ず貸主の許可を得る必要があります。
なぜなら、賃貸物件において鍵も家の一部であり、貸主からの借りものになるからです。

勝手にご自身で鍵交換をすると貸主との賃貸契約違反となり、悪質だと認められると貸主から損害賠償の請求を受けることもあります。

貸主にとっては他の部屋との統一感であったり、鍵交換時に扉に傷を付けてほしくないなどの理由で鍵交換を許可しない場合もあるため、まずはじめに貸主に確認が必要なんです。

鍵の種類が適合している

ご自身で鍵交換をする際には、入居する扉に交換する鍵が適合しているかを確認する必要があります。
なぜなら、適合しない鍵を取り付けると、扉側に鍵をはめる穴の加工であったり、扉交換をするなどの大きな工事が伴ってしまうためです。

鍵の種類が適合していないものへ交換するとなると、貸主の許可が得られない可能性が非常に高くなります。そのため、貸主へ相談する際には交換する鍵のメーカー名と型番を伝えて、鍵の種類が適合しているかを確認しましょう。

鍵のメーカー名と型番はドア側面に記載されていることが多いです。

鍵 メーカー名 調べ方

退去時の対応に合意している

交換した鍵に対して、退去時に復元をするのか、現状のままとするのかを鍵交換時に貸主と取り決めし合意を得る必要があります。

もし、入居者と貸主との間で認識に違いがあると、退去時に想定外の修繕費用や、鍵の弁償などお金のトラブルになります。

そうならないためにも、元通りに復元することが前提での鍵交換であった場合、元に戻す際に発生する費用の負担者は誰なのか、元の鍵の部品を紛失してしまったときの弁償など、考えられるリスクに対してしっかりと鍵交換前に取り決めをしておくことでトラブル回避になります。

賃貸の鍵交換の許可をもらうためにすべきこと

貸主から許可をもらいたいのであれば、貸主側にとっての不都合を取り除くことが、許可をもらう上では重要になります。

貸主にも入居者に鍵交換をされると不都合が生じるケースがあり、必ずしも許可がもらえるとは限りません。
そのため、事前に貸主の不都合に対して対応する準備をしておくと、交渉しやすくなります。

貸主の不都合 対応
扉を傷つけてほしくない
  • 入居する扉に適合した鍵を選定する(扉に加工を加えない)。
  • 鍵交換作業を鍵業者にやってもらう(プロ作業による安心感)。
他の部屋との統一感がなくなる
  • 鍵の見た目、色見を揃える。
  • 鍵のシリンダーのみを交換する(錠の中身のみを交換)。
マスターキーが使えなくなる
  • 新しい鍵のスペアキーを貸主に渡す。
鍵交換費用の負担
  • 自己都合であれば、入居者負担でやる。

賃貸の鍵交換費用を3ケースで比較検証

入居者が賃貸の鍵交換したときに実際どれだけ費用を抑えることができるのか、次の3ケースで調査しました。

  • 自分で鍵交換したときの鍵交換費用
  • 自分で鍵業者に依頼したときの鍵交換費用
  • 貸主が鍵交換したときの鍵交換費用

同じ鍵交換であっても、当然ながら鍵交換費用は自分でやるのと、人に頼むのとで金額が異なります。
3ケースで金額差が生じる理由と費用相場をご紹介していきます。

鍵交換にかかる費用の内訳

鍵交換費用は、部品代、業者作業費用、貸主の仲介手数料の合計で決まります。
自分で鍵交換をおこなうと、部品代のみで済むため、費用を抑えることができます。
ご自身でやる時間と労力の手間を惜しまないのであれば、自分でやるメリットはあるわけです。

自分で鍵交換したとき 部品代
自分で鍵業者に依頼したとき 部品代 + 業者作業費用
貸主が交換したとき 部品代 + 業者作業費用 + 貸主の仲介手数料

自分で鍵交換したときの鍵交換費用 

ご自身で鍵交換の作業をすれば、かかる費用は鍵の部品代のみです。
鍵の部品代は種類にもよりますが、一般的な鍵の種類であれば、2,850~8,000円で鍵交換ができます。

・価格重視する方におすすめ

商品名 U9 (MIWA製)
鍵の種類 ロータリーシリンダーキー
価格 2,850円 (2022年9月2日時点)

・防犯重視する方におすすめ

商品名 MCY-188 (MIWA製)
鍵の種類 ディンプルキー
価格 6,980円 (2022年9月2日時点)

ご自身で鍵交換すれば費用面は抑えることができますが、鍵交換作業後に取付不良により鍵が回らないなどの不具合がでる可能性もあります。
鍵交換の経験がなく、作業に不安な方は、鍵業者へ依頼することをおすすめします。

自分で鍵業者に依頼したときの鍵交換費用

ご自身で鍵業者へ依頼したときは、部品代と鍵業者の作業費用がかかります。
首都圏の鍵業者10社で調査した結果、鍵交換の作業費用は平均11,060円でした。

防犯性の高い鍵になると作業費用が高額になるため、鍵の種類によって金額変動する可能性はありますが、鍵業者による鍵交換の作業費用相場は約11,000円だと言えます。

すなわち、鍵交換費用はここに部品代を加えた価格になるので、鍵交換費用相場は13,850円~19,000円と言えるでしょう。

なお、今回の集計結果は調査した鍵業者における鍵交換費用の最低料金で算出しています。
鍵の種類や出張先によっては金額が変動することがあります。
鍵交換費用はご依頼前に直接鍵業者にお問い合わせし、詳細について確認しておくことをおすすめします。

カギ_首都圏 鍵交換 費用 グラフ

貸主が鍵交換したときの鍵交換費用

首都圏の100件の賃貸物件に対して鍵交換費用を調査した結果、鍵交換費用は平均22,642円でした。
価格帯としては15,000円以上~25,000円未満が全体の約69%を占めています。
このことから一般的な鍵であれば鍵交換費用の相場は15,000円~25,000円と言えるでしょう。

また、鍵交換費用が35,000円以上となるケースは全体の1%であり、35,000円超えると一般的な鍵交換費用より高いと言えます。
防犯性の高い鍵を使用している物件では、費用が高くなるケースもあります。
そのため、一概に35,000円を超えると鍵交換費用が高いとは言い切れないですが、金額の妥当性はしっかりと確認しておくとよいでしょう。

カギ 首都圏 賃貸 鍵交換 費用 グラフ

参考元:suumo(スーモ)関東版 東京都 ワンルームでの調査結果(2022年9月2日時点)

賃貸の鍵交換費用は借主負担が一般的

賃貸物件での鍵交換費用は借主負担となる場合がほとんどです。

貸主、借主のどちらが費用負担すべきかについては法的な縛りはなく、賃貸契約時に貸主の都合で決まることが多いです。
そのため、鍵交換費用を貸主負担にしてもらうように交渉する余地はあります。

こういった契約時の費用の負担割合については、国土交通省から出ている「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」で基準が設けられています。
実はそのガイドラインには「鍵の取替えは貸主の負担とすることが妥当と考えられる」となっているんです。
そのため、ガイドラインに沿って貸主に費用負担をお願いするのは妥当だと言えます。

ただし、誤解してはいけないのは、このガイドラインは一般的な基準を示すものであり法的な効力はないということです。
そのため鍵交換費用を貸主負担に強制できるものではなく、あくまで交渉材料です。

すぐにお客さんが見つかる人気物件であれば、鍵交換費用の負担を断ることで契約を断られることもあるでしょう。
交渉の際には賃貸の鍵交換費用は双方の合意で成り立っていることを忘れないようにしましょう。

トラブル防止のため鍵交換をするのが一般的

賃貸物件での鍵交換は原則任意なのですが、最近では貸主が鍵交換を必須としてることが多いです。

首都圏の100件の賃貸物件に対して鍵交換の要否を調査したところ、全体の77%の物件で鍵交換が必須となっていました。
物件情報に鍵交換の記載がなかっただけで、実際には鍵交換しているケースも考えられるため、77%以上の物件で鍵交換を必須でやっていることになります。

多くの物件で貸主が鍵交換を必須としているのは防犯上のトラブルを防止するためです。
もし前の住居人が合鍵を返却せず、退去していても貸主はそれを把握することができません。
鍵交換をしていなかったら合鍵で簡単に家に入ることができてしまいます。
そうなると管理責任として貸主の過失となる可能性があるため、トラブル防止のため必須としています。

仮に鍵交換が任意であっても、契約書の中で防犯上の貸主の免責について条項を加えるなどで対応する場合がほとんどです。

鍵交換費用を抑えるために、鍵交換をしないのは得策ではありません!
もし空き巣に入られると、実際に被害を受けるのは自分です。
そうならないためにも、賃貸物件での鍵交換は必ず行うようにしましょう!

参考元:suumo(スーモ)関東版 東京都 ワンルームでの調査結果(2022年9月2日時点)

鍵交換を頼むなら「生活110番」におまかせください

賃貸の鍵交換をするのに「交換方法がわからない」、「壊さないか不安」というときは「生活110番」をご利用ください。

生活110番は数多くの鍵業者と提携を結んでおり、ご相談に応じた最適な業者をすぐに手配して、ご紹介させていただきます。

24時間365日受付をしていますので、お気軽にご相談ください。

よくあるQ&A

ここからは賃貸物件の鍵交換に関するよくある質問に答えていきます。
疑問解消できスッキリするので、ぜひお読みください。

Q.入居時、退去時のどちらで鍵交換費用を払うのか?

A.入居時に費用を払うことが多い。
入居時、退去時のどちらのケースもありますが、一般的には入居時に鍵交換費用を支払うことが多いです。
入居時に支払う場合は鍵交換を契約成立後におこなう場合が多いので、管理会社に言えば鍵交換作業に立ち会わせてもらえることもあります。

Q.新築でも鍵交換は必要なのか?

A.不安なら新築でも鍵交換は必要。
入居前の部屋にはカーペット張りや清掃などで不特定多数の業者の方が出入りすることになります。

作業中の業務都合で合鍵を作ることがあっても、貸主はそれをすべて把握できていない可能性があります。
そうなると合鍵が出回るということもあるかもしれません。

そういった不安を取り除くためにも、新築でも入居前に鍵交換する必要があります。

まとめ

今回は賃貸の鍵交換を入居者がやるときの条件と、賃貸の鍵交換に掛かる費用相場をご紹介しました。
鍵交換を自分でやろうと考えている方は、ぜひ参考にしてもらえたらと思います!

・鍵交換を入居者がやるときの3つの条件

次の条件を確認せず、ご自身で鍵交換をしてしまうと、不動産会社や大家さんと思わぬトラブルになる可能性があるため、必ず事前確認をするようにしましょう。

  • 貸主の許可を得る
  • 鍵の種類が適合している
  • 退去時の対応に合意している

・賃貸の鍵交換に掛かる費用相場

自分で鍵交換の作業をすれば鍵交換費用を抑えることができますが、鍵交換作業後に取付不良により鍵が回らないなどの不具合がでる可能性もあります。
鍵交換の経験がなく、作業に不安な方は、鍵業者へ依頼することをおすすめします。

鍵交換の費用相場

自分で鍵交換したときの鍵交換費用は部品代のみ
部品の費用相場:2,850~8,000円

自分で鍵業者に依頼したときの鍵交換費用は部品代+業者作業費用
鍵交換の費用相場:13,850円~19,000円

貸主が鍵交換したときの鍵交換費用は部品代+業者作業費用+貸主の仲介手数料
鍵交換の費用相場:15,000円~25,000円

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