テレビの故障はここでわかる!テレビを直すために見るべき4つのポイント

2023.11.17

テレビの故障はここでわかる!テレビを直すために見るべき4つのポイント

テレビが故障したかも……
動きや映りがいつもと違う……」と不安に思ってはいませんか?

テレビがいつものように使えなくなると、ストレスに感じますよね。

テレビのトラブルは、ちょっとしたことで直せる・テレビ本体には異常がないこともあります。

この場合、テレビを買い替えたり修理をする必要はありません!

当記事では以下の流れで、テレビのよくあるトラブルとその解決策をご紹介いたします。

  • よくあるテレビトラブルの症状
  • テレビトラブルの改善方法
  • テレビ修理より買い替えをおすすめする理由
  • アンテナの異常でテレビが見られないときの対応策

症状・原因・改善方法がすぐにわかるため、テレビを早く直し・不安を解消することができますよ。

  • テレビが故障しているのか知りたい
  • テレビの不調を直したい
  • 買い替えるべきか悩んでいる

という方はぜひご覧ください。

テレビの故障・トラブルによって見られる症状

「テレビが故障したかも?」と思ったときによく見られる症状は、大きく分けて4つあります。

  1. 電源を入れることができない
  2. テレビ映りが急に悪くなった
  3. 画面にエラーコード(エラーメッセージ)が表示される
  4. 電源が勝手に切れるようになった

テレビを視聴するには、テレビ本体だけでなく、アンテナ・リモコンなどの機器も使用しますよね。

そのためテレビの故障には、さまざまな症状が見られます。

上記のような症状は何が原因で発生するのか、まずは「症状1.電源を入れることができない」から詳しくご紹介いたします。

症状1.電源を入れることができない

テレビの電源を入れることができない症状の原因は、テレビの電源ランプで確認可能です。

電源ランプの色や光り方によって、あなたのテレビが出しているサインがわかります。

【テレビの電源が入らないとき】
  • SHARP(AQUOS)
  • 東芝(REGZA)
  • SONY(BRAVIA)
  • Panasonic(VIERA)

の場合の、電源ランプの症状とおもな原因をご紹介します。

症状 原因
電源ランプが消えている
  • テレビに電気が供給されていない
  • ケーブルが劣化、もしくは抜けている
電源ランプが赤く点灯している
  • リモコンの信号がテレビまで届いていない
  • テレビが正常に動いていない
電源ランプが点滅している(色は問わない)
  • テレビが正常に動いていない

※2022年6月21日時点

電源ランプでテレビの状態がわかるため、いちばんにチェックしてみましょう。

テレビの電源がつかない症状は、

の3つの対処法で簡単に直る可能性があります。

症状2.テレビ映りが急に悪くなった

テレビまたはアンテナ周りに問題があると、テレビ映りが悪くなります。

「テレビ映りが悪い」といっても、その症状はさまざまです。

テレビ映りが悪くなったときはまず、以前と比べて映りがどう悪くなったのかを見てみてください。

【テレビ映りが急に悪くなったとき】

症状 原因
画面が急に薄暗くなった
  • テレビが劣化している
  • バックライトが消耗している
画面にノイズや線が入る
  • テレビ、アンテナが劣化している
  • テレビ、アンテナがうまく電波を受信できていない

テレビ映りがどのように悪くなったかによって、考えられる原因が異なります。

ノイズが入るようになったときは、テレビではなくアンテナに問題があることも。

アンテナに異常が発生すると、テレビ画面にエラーコードが表示されることがあります。

症状3.画面にエラーコード(エラーメッセージ)が表示される

テレビもしくはアンテナ周りに異常が起こると、以下のようなエラーコードが画面に表示されることがあります。

エラーコード 症状 原因
E100 テレビが視聴できない B-CASカードが挿入されていない
E102 テレビが視聴できない 劣化したB-CASカード、または別のカードを挿入している
E201 画質・音質が低くなった 天候の影響により電波が弱くなっている
E202 一部の番組、またはすべての番組が視聴できない 電波がテレビまで正常に届いていない
E205 特定の番組が視聴できない 契約期間が切れた、または契約していない番組を選択している

症状としては、テレビが視聴できない・画質が落ちることが多いです。

B-CASカードの接触不良などが原因なら、B-CASカードを掃除・交換するだけでテレビが視聴できるようになります。

なかにはE205のように、故障や異常を知らせるものではないコードもあります。

大きな問題ではないこともありますので、エラーコードが表示されたときは上記を参考に意味を調べてみてください。

症状4.電源が勝手に切れるようになった

テレビの電源が勝手に切れるときは、テレビがどのタイミングで切れるのかに注目してみましょう。

【電源が勝手に切れるようになったとき】

症状 原因
テレビが数時間後に切れる ・省エネモードや視聴予約が機能している
テレビの電源がすぐ切れる ・テレビが故障、劣化している

省エネモード・視聴予約機能を使うと、テレビが自動で切れるようになります。

この場合なら、テレビの故障ではないため、テレビの設定を変更すれば、電源が勝手に切れないようにできます。

ただし、電源が数分で勝手に切れるなどの場合は、テレビが故障・劣化している可能性が高いです。

ここまでは、「テレビが壊れたかも?」と思ったときに見られやすい症状をご紹介いたしました。

次の章からは、テレビの直し方について解説していきます。

テレビの調子がいつもと違う!そんなときの改善策

この章では、「テレビが故障したかも?」と思ったときに、すぐに試せる5つの改善策をご紹介します。

  1. テレビの配線を確認する
  2. リモコンを確認する
  3. テレビを再起動する
  4. B-CASカードを掃除・交換する
  5. テレビの設定を変更する

テレビの不調は故障ではないことも多いので、ご自分で簡単に直せるかもしれませんよ。

改善策1.テレビの配線を確認する

まずは配線の確認からおこないましょう。

電源ランプがついていないときは、電源プラグをしっかりと差し込んでみてください。

赤いランプが点灯すればOKです!電源ボタンを押してみてください。

電源ランプが赤く点灯しているのにテレビがつかないときは、リモコンの機能が低下しているかもしれません。

改善策2.リモコンを確認する

リモコンの機能が低下していないか確認してみましょう。

リモコンの機能低下は、電池の消耗・劣化・汚れが原因で発生します。

リモコンの電池をしばらく交換していないときは、新しいものに交換してみてください。

リモコンの汚れは、分解して中を掃除することで機能の改善が見込めます。

中を掃除しても良くならなかった・分解したリモコンを元に戻せなかったときは買い替えましょう。

テレビリモコンは、家電量販店などで千円~2千円程度で購入できます。

テレビのメーカーを確認してから、対応しているリモコンをお求めくださいね。

改善策3.テレビを再起動する

配線・リモコンに問題がないときは、テレビを再起動してみてください。

メーカーごとの再起動方法をご紹介します。

SHARP(AQUOS)の再起動方法

  1. テレビ本体にある電源スイッチを5秒以上長押しする
     テレビの電源が切れるまで長押ししてください。
  2. 電源が切れたら、1分以上そのまま放置する
  3. テレビの電源スイッチを押し、問題なく起動するか確認する

SHARP・AQUOS故障診断ナビ参考

東芝(REGZA)の再起動方法

  1. テレビの電源をつける
  2. テレビ本体、またはリモコンにある電源スイッチを5秒以上長押しする
  3. 画面に「電源を切る・再起動」が表示されたら、ボタンを離す
  4. 「再起動」を選択する

REGZA・よくあるご質問参考

Panasonic(VIERA)の再起動方法

  1. テレビの電源をリモコンまたは、テレビ本体についている電源ボタンで切る
  2. コンセントから電源プラグを抜き、そのまま5秒以上放置する
  3. 電源プラグを差し直し、再度テレビの電源をつける

VIER(品番 TH-19G300)取扱説明書参考

SONY(BRAVIA)の再起動方法

  1. テレビの電源をつける
  2. リモコンの電源ボタンを長押しする
  3. 「再起動」を選択する
    再起動の表示が出ないときは、そのまま電源ボタンを5秒以上押し、再起動が始まったら指を離してください。

SONY・本体リセット参考

再起動で直った!という声も多いので、ぜひ試してみてください。

改善策4.B-CASカードを掃除・交換する

テレビからB-CASカードを取り出し、汚れ・破れ・折れている部分がないか確認してみてください。

B-CASカードのチップ部分に汚れがあるときは、読み込み不良の原因となるためカードを掃除しましょう。

チップを傷付けないよう気を付けながら、乾いた布でチップ部分をやさしくふいてください。

ティッシュペーパーでふくと、繊維が挟まるおそれがあるため、布製のものがおすすめです。

チップがしっかりと読み込めるようになればOKです!

B-CASカードに破れ・折れなどがあった場合は、B-CAS(ビーキャス)カードの再発行をしてもらいましょう。

2,160円で新しいカードに交換してもらうことができます。
※2022年6月21日時点

B-CASカードがうまく機能しないときは、テレビを購入して3年未満・カードの取り扱い不備等がなかった場合のみ、無償で交換してもらうことも可能です。

B-CASカードは一般的に、そうひんぱんに抜き差しするようなものではありません。

チェックしたことがない人も多いため、一度確認してみてくださいね。

改善策5.テレビの設定を変更する

  • テレビの電源が勝手に切れるようになった
  • 急に画面が薄暗くなった

というときは、テレビの設定を変更するだけで直るかもしれません。

省エネモードをオフにする

近年のテレビには、視聴予約、省エネモードが搭載されており、自動で電源が切れます。

こういった機能を設定しているときは、設定をオフにしましょう。

「視聴予約機能」の場合、予約した番組が終わるまでのあいだに、テレビを操作することがなければ、番組終了と同時にテレビが自動で消えるようになっています。

省エネモードの場合は、テレビを数時間放置すると電源が自動的に切れます。

視聴予約の自動電源オフ機能を切ることはできませんが、省エネモードの設定は簡単に変更可能です。

テレビの設定を確認してみてください。

SHARP(AQUOS)の省エネモードのオフ方法

  1. メニューから設定を開く
  2. 省エネを選択し、無操作オフの設定を「しない」に変える

SHARP・AQUOS故障診断ナビ参考

東芝(REGZA)の省エネモードのオフ方法

  1. 設定ボタンを押し、機能設定を選択する
  2. 省エネ設定にて、無操作自動電源オフの項目を「動作しない」に変える

REGZA・よくあるご質問参考

Panasonic(VIERA)の省エネモードのオフ方法

  1. メニューボタンからタイマー設定を選択
  2. 「無操作自動オフ」を切る

Panasonic・よくあるご質問参考
※TH-19C300・TH-19C305・TH-19D300の場合

SONY(BRAVIA)の省エネモードのオフ方法

  1. 設定から「デバイス設定」を開く
  2. 電源を選択し、「無操作電源オフ」を切る

SONYヘルプガイド参考

テレビの電源がすぐに切れる・数分で切れるときは、省エネモードがはたらいたのではなく、テレビが故障している可能性が高いです。

テレビの保証期間中に故障・不具合が見られたときは、購入した家電量販店・メーカーに確認を取ってみましょう。

保証条件をクリアしていれば、対応を受けることができますので相談してみてくださいね。

テレビの明るさを変更する

急に画面が薄暗くなったときは、テレビの設定を変更するだけで問題を解決できるかもしれません。

テレビ画面の明るさ変更は、設定ボタンからおこなえます。

十分な明るさに変更できればOKです!

画面の明るさが変更できないときは、テレビの寿命・内部の汚れ・バックライトに原因がある可能性が高く、個人で直すのは難しいため、テレビの買い替えがおすすめです。

テレビは修理より買い替えがおすすめ

上記の改善策を試してもテレビが直らないときは、残念ながらテレビが故障しているおそれがあります。

故障したテレビは修理に出すよりも、買い替えがおすすめです。

修理費用はテレビの状態によって異なりますが、1万円以上かかることが多いです。

【液晶テレビの修理費用】

  1. 電源が入らない、勝手に切れる……11,000円~24,000円
  2. 画質が悪い、画面が薄暗い……11,000円~24,000円
  3. 電波の受信ができない……17,000円~24,000円

SHARP・出張修理概算料金参考
※2022年6月21日時点

場合によっては、上記の金額よりも高い修理費用がかかることも。

32インチテレビなら、22,700円ほどで新しいものが購入できます。

修理代よりもテレビを買い替えるほうがコストがかからないときは、買い替えがおすすめです。

ただし、いまのテレビを使い続けたい・修理代よりもテレビ本体代のほうが高いときは、修理に出したほうが良いでしょう。

ハイセンス・32インチテレビ

メーカー名 Hisense(ハイセンス)
価格 Amazon:22,700円~
楽天:33,990円~
※2022年6月21年時点

テレビの寿命は約8.7年です。

※消費動向調査・カラーテレビの平均使用年数 参考
※2012年3月~2021年3月の平均(小数点第二位を四捨五入)

8年以上使用しているときは、テレビの買い替えを検討してみてくださいね。

アンテナが故障するとテレビが視聴できなくなる

テレビの故障だけが、テレビが視聴できなくなる原因ではありません。

アンテナトラブルでも、テレビが視聴できなくなることがあります。

テレビアンテナに異常が起こると、以下のような症状が現れます。

  • 一部の番組、またはすべての番組が視聴できない
  • テレビ映りが悪くなる
  • ノイズが走る
  • 家にある複数のテレビの調子が同時に悪くなる
  • テレビ画面にエラーコード(E201・E202)が表示される

アンテナに問題があると感じたときは、アンテナ業者に現地調査(見積り)を依頼してみてください。

プロの目で直接アンテナを確認してもらうことができます。

業者によっては見積りに手数料がかかりますので、コストを抑えたいときは手数料0円の業者に依頼してください。

アンテナ周辺機器に問題があることも

アンテナトラブルは、アンテナ自体だけでなく、周辺機材(ブースター・分配器・ケーブル)に異常があるときにも見られます。

そのためアンテナトラブルは、問題箇所の特定が難しいです。

そのうえ、アンテナの交換・確認作業は落下のおそれがあり大変危険です。

アンテナを調べてみたいときは、まず見積りを取ってみましょう。

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