観葉植物は消臭効果だけじゃない!空気をきれいにする観葉植物の魅力

2021.4.30

観葉植物は消臭効果だけじゃない!空気をきれいにする観葉植物の魅力

部屋の空気の汚れは目に見えませんが、気になるものです。空気清浄器を使っているという家庭も多いと思います。
タバコやペットなどの臭いも対策したいですよね。
そんな時に活躍するのが観葉植物です。部屋をおしゃれで華やかにしてくれるだけでなく、
消臭や空気清浄の効果があると言われています。
今回は観葉植物の持つ効果や、おすすめの観葉植物をご紹介します。

消臭だけじゃない!観葉植物の空気清浄作用

部屋を華やかにしてくれる観葉植物は消臭効果があると言われています。観葉植物の葉に太陽光や蛍光灯などの光が当たると、有害物質の吸収作用のある酸化力が発生します。この酸化力がタバコや体臭、食べのもの臭いなどを消してくれます。

また、消臭効果だけでなく、空気清浄効果作用もあると言われています。
植物は光を浴びると光合成を行います。光合成では、二酸化炭素を吸収し、酸素を排出するため、植物を置いておくことで新鮮な酸素が部屋に満ちた状態になります。

部屋の空気中には、壁紙の汚れや家具から発生する有機物質やタバコ、石油ヒーターなどで生じる汚れが存在しています。

観葉植物は人間にとって有害な化学物質である、ホルムアルデヒドやアンモニア、ベンゼンなどを吸収し、部屋の空気をきれいにしてくれます。
      消臭だけじゃない!観葉植物の空気清浄作用

観葉植物がもたらすさまざまな効果

観葉植物は消臭や空気清浄の他にもさまざまな効果が期待できます。

室内が乾燥していることで悩む方は多いと思います。
植物は乾燥しているときには根から吸い上げた水分を蒸散して湿度を調整する機能があります。
観葉植物を部屋に置いておくことで、湿度を50~60%ほどに保ってくれます。

植物はフィトケミカルという化学物質を放出します。フィトケミカルは人間に有害なバクテリアやカビの胞子などの抑制をしてくれます。

また、植物の緑によって目の疲れをいやしてくれるという効果もあります。

植物からはリラックス効果のある、フィトンチッドという成分が出ています。
身体的な部分だけでなく、精神的部分にも観葉植物は効果があるようです。

NASAも認めた!?効果の高い「エコ・プラント」

ホルムアルデヒドやベンゼンなどの有機化学物質を吸収するなど、高い空気清浄力を持つ観葉植物はNASAによって「エコ・プラント」と名付けられ注目されています。
エコプラントにはどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、卓上でも栽培可能な家庭でも育てやすいものを紹介していきます。

セイヨウヅタ(ヘデラ)

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常緑のつる植物で、園芸向きのものだけでも、100種類以上存在します。
建物の壁やフェンスなどに張り付いて伸びているのをよく見かけます。
日陰でもよく育ち、暑さにも強いです。寒さに耐性のある種類もあります。

NASAの実験では害虫に強く蒸散作用も高いとされています。
有害物質のホルムアルデヒド除去の効果が高いとされています。

育てるのは簡単です。日光の当たらない場所でも成長しますが、午前中は日の当たる場所に出してあげると、より元気に育ちます。土が乾燥したら水をしっかりと与えます。

ベンジャミンゴムノキ

南アジアから東南アジアが原産のゴムの木の仲間であるベンジャミンゴムノキ。葉は緑色でツヤがあります。
枝が柔らかく、三つ編み仕立てなど、好みの形にして楽しむことができます。卓上における小さなものから、2mほどの大きなものまで、幅広いサイズでの栽培ができます。

NASAの実験では、部屋の空気の有害物質の除去効果が非常に高いという結果が出ています。

暑さには強いですが寒さには弱いです。
明るい日陰でも育ちますが、日当たりのいい場所に置いてあげるとより、成長します。
冬場は、水の量を控えめにして、土の表面が乾燥している状態にしておきましょう。
霧吹きなどで葉に水をかけると、より、健康な状態を保つことができます。

スパティフィラム

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白い花びらのような仏炎苞(ぶつえんほう)と、緑色の葉が美しい室内向けの植物です。

NASAの実験では有害物質の除去に優れているほか、害虫にも強く栽培が簡単で蒸散作用も高いとされています。

日陰での栽培が適していますが、暗すぎると花が咲きにくくなります。しかし、明るすぎる場所に置くと葉が日焼けして、枯れてしまうので気をつけましょう。
スパティフィラムはとても根を張るのが早いので、1年に1度植え替えを行いましょう。
寒さに弱いので、冬場は暖かくしてあげるといいです。

また、蒸散能力が高い分、水の管理をしっかりと行わなければいけません。
そのため水耕栽培などもおすすめです。

オリヅルラン

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熱帯に生息する多年草のオリヅルランは、ランナーと呼ばれる細長い茎がのび、その先端に子株をつけます。
草丈は30~80㎝ほど。春から夏にかけて小さな白い花を咲かせます。

適度な日光のあたる場所に置くとしっかりと成長します。根が太いので、水分を溜めておくことができます。そのため、乾燥には強いです。
春から秋は成長期なので、土が乾いたら水をたっぷりと与え、冬は土が乾き気味になるようにしましょう。

サンスベリア

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育てることが簡単なので、初心者にもおすすめの観葉植物です。害虫にも強く、虫がつくことはほとんどありません。
サンスベリアは、他の植物にはあまりない、夜間も二酸化炭素を吸収して酸素をつくるという特徴があります。

水のやりすぎで根腐れすることと、冬の寒さには気をつけて栽培しましょう。

上記で紹介したもののほかにも、「シンゴニウム」「ポトス」「ボストンタマシダ」「観音竹」「アレカヤシ」「幸福の木」などは育てやすく、人気があります。

植物をあまり育てたことがないけれど、観葉植物で消臭や空気清浄をしたいという方は育てやすいものから試してみてはいかがでしょう。

新世代の観葉植物「eco-pochi」

エコ・プランントは特に空気清浄効果が高いとされています。
観葉植物で消臭をしたいという方は「eco-pochi」というものがおすすめです。
eco-pochiは、植物が植えてある部分が、臭いを吸着する多孔質の竹炭でてきています。自然由来のバチルス菌群によって、臭いを分解する効果があります。

生ゴミやトイレ、ペットやタバコなどの臭いを集めて分解し、消してくれます。
バチルス菌群は水を与えることで活発になり、消臭・分解効果が持続します。
また、土を使わないため、クリーンに育てることができます。
不要になった時は砕いてプランターなどに入れることで、土壌改良剤として活用できます。

見た目はとてもおしゃれで、サイズも小さく、シンプルなカラーリングなので様々な場所に取り入れやすくなっています。

消臭スプレーなどをあまり使用したくないという方は、試してみてはいかがでしょうか。

光触媒を持つ「人工観葉植物」

観葉植物で消臭や空気清浄をしたいけど、植物を育てるのは苦手という方も多いと思います。
そんな時は人工観葉植物を置くという方法があります。
人工観葉植物の中には光触媒加工を施してあるものが多く、臭いや化学物質を分解してくれます。

光触媒とは、一般的には酸化チタンのことを言います。酸化チタンは太陽光に触れることで空気中の有害物質を分解する化学反応を起こします。
光触媒はウイルス、雑菌、ホルムアルデヒドの分解や、ペットやタバコなどの臭いを消臭してくれます。
また、防カビ効果もあるとされています。

人工植物なので、枯れる心配がありません。
土を触る必要がないので汚れませんし、虫がわくこともありません。
      光触媒を持つ「人工観葉植物」

まとめ

観葉植物には消臭効果や空気清浄効果があります。
特に効果の高いものはNASAからも認められ、エコプラントと呼ばれています。
育てるのが簡単なものも多いので、取り入れやすいと思います。

また、eco-pochiという消臭効果の高く、土を使わずに育てられるものも登場しています。

植物を育てるのが苦手という方は光触媒を持つ人工観葉植物もあるので、試してみてはいかがでしょう。

消臭・脱臭を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「消臭・脱臭」をご覧ください。

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