エアコンがアレルギーの原因に!健康的にエアコンを使うための対策

2021.4.30

エアコンがアレルギーの原因に!健康的にエアコンを使うための対策

クーラーをつけると体調が悪くなる「クーラー病」という言葉が市民権を得てきました。
いまや、どこのお店も、学校にまでも設置されているところの多いエアコン。

しかしこのエアコンによって、体調を崩してしまう人も少なくありません。
また体調不良だけでなく、エアコンによるアレルギーを発症してしまう方まで増えてきています。

今回はそんなエアコンによるアレルギーについてまとめました。
心当たりのある方、お悩みの方、必見です。

こんな症状が出たらアレルギーかも

「夏や冬にエアコンをつけたら、くしゃみや鼻水が止まらない!室外に出たらその症状が治まった……」
このような方はいらっしゃいませんか?

それ、ひょっとしたらエアコンアレルギーかもしれません!
正確には「エアコンアレルギー」なんていう病気は定義づけられていませんが、エアコンが原因でアレルギー反応が出てしまう方は意外と多いのです。

このアレルギーの具体的な症状は、くしゃみや鼻水などの鼻炎、目がかゆくなるアレルギー性結膜炎、咳やたんが止まらなくなる、胸が苦しくなる気管支炎、ひいては喘息など、さまざまなものがあります。

さらにそんな状況を放置しておくとアレルギー症状が遅く出る過敏性肺炎になったり、ひどい時にはアスペルギルス症という呼吸器以外も含む病気を発症してしまったりもします。

なんとなくでも思い当たる節のある方、一度エアコンと向き合って考えてみてください。
            こんな症状が出たらアレルギーかも

エアコンでアレルゲンが増加する理由

ではいったいなぜ、エアコンによってアレルギー反応がでてしまうのでしょうか。
その理由は大きくわけて2つあります。

1つは、「エアコンの内部でカビが大量発生してしまっている」ことです。
久しぶりにエアコンをつけたり、家のではない公共のエアコンをつけたりしたときに、
「カビ臭い!」と思ったことはありませんか?

エアコンの内部は別名、「カビの天国」といわれるくらいカビの繁殖に適した場所です。
カビがよく繁殖するために必要な条件は、

・ホコリなどのエサとなるものがある
・温度が25~30度
・湿度が高い

の3点です。
エアコンの内部は、これらの条件を十分すぎるほど満たしています。

ためしに、臭いと思ったエアコンのフィルターをチェックしてみてください。
おそらく相当ホコリが溜まっているでしょう。
そしてフィルターの奥のファンやフィンといったパーツ……、カビがびっしりと生えている可能性が非常に高いです。

そして、エアコンアレルギーの理由のもう1つは、「エアコンの風によって室内のカビやホコリが舞い上がること」です。

ご存知のとおり、エアコンは部屋中の空気を循環させる機械です。
エアコン自体は綺麗だったとしても、室内にカビやホコリが溜まっていた場合、エアコンの風によってそれらが舞い上げられてしまいます。

普段は床やカーペットなどの奥に眠っているため、顔まで届かずアレルギー反応が出ないそれらが、エアコンによって呼び起されてしまうとのです。

エアコンが新品だったり、クリーニングしてもアレルギーの症状が治まらなかったりする場合は、お部屋の方にも原因があるかもしれません。
          エアコンでアレルゲンが増加する理由

エアコンのカビを取り除く方法

アレルギー反応の原因がカビであることはわかりました。
では、エアコンに生えてしまったカビはどのようにして取り除けばよいのでしょうか。

実は、エアコンにカビが生えてしまった場合、個人で取り除くのはほぼ不可能です。
エアコンアレルギーが起きてしまうほど、カビが生えている場合、カビはそのエアコンの内部にびっしりと生えている場合がほとんどです。

そのエアコンの内部というのは、個人ではどうすることもできません。

最近のエアコンにはお掃除機能がついていたり、吹き付けるスプレータイプのエアコンクリーナーが市販されていたりしますが、それらもあくまで表面的なもののことで、最深部までは洗浄しきれないのです。

では、もうそのエアコンを処分するか、カビと心中するしかないかというと、そうではありません。
エアコンのクリーニング業者であれば、特殊な洗浄用具があるので、それでエアコンの最深部まで掃除することができます。

一度カビ臭くなってしまったエアコンは、プロの業者に依頼して復活させてもらいましょう。

エアコンにカビを生やさない予防方法

カビが生えてしまったエアコンは業者に任せるしかないとして、そのカビを生やさないための予防方法はなにかないのでしょうか。

月並みな方法ですが、エアコンの掃除を定期的に行うことです。
個人でできる掃除はフィルター部分程度ですが、それを定期的に行うだけでもカビの発生は相当抑えられます。
ペースとしては2週間に一度。洗ったフィルターは完全に乾燥させてから元に戻しましょう。

また、エアコンを長時間使用した後は、1~2時間ほど送風運転させると、エアコンの内部を乾燥させることができます。

とにかく、エアコンにホコリ・湿気を溜めさせないことが、カビの発生、ひいてはエアコンアレルギーを予防する一番の方法です。
            エアコンにカビを生やさない予防方法

まとめ

新たな現代病といってもいいほど、最近の人々に多いエアコンアレルギー。
快適な生活をするために、もはやエアコンは必需品といってもいいため、アレルギーが発生しないよう上手に予防していく必要があります。

その予防には定期的なエアコンのクリーニングが一番です。
個人でこまめにやることはもちろん、2年に一度くらいは業者に依頼してエアコンの最深部までしっかりとクリーニングしましょう。

エアコンクリーニングを依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「エアコンクリーニング」をご覧ください。

見えない部分もキレイに!

お見積りからの追加料金なし

※対応エリアや加盟店によって変わります

自分で行うエアコン掃除には限界があります。ホコリやカビは見えている箇所だけではなく、奥深くにも…。エアコンクリーニングはプロに任せましょう!

『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます

エアコン修理、取り付け・外し、メンテナンスにも対応しています

エアコンクリーニング 17,400円~
エアコンクリーニングのおすすめ業者を見る

関連記事カテゴリ一覧

エアコンクリーニングの記事アクセスランキング

エアコンクリーニングの最新記事

カテゴリ別記事⼀覧