マツダのCX-8がバッテリー上がりを起こしたら「ジャンピングスタート」で解決しましょう。バッテリー上がりは充電が足りなくなると起こりますが、ジャンピングスタートを使えば外部からバッテリーに電力を供給してエンジンをかけることができるのです。ジャンピングスタートは手順を知っていれば難しいものではありません。手順を確認しバッテリー上がりを解決していきましょう。
本コラムでは、バッテリー上がりを解決する方法やバッテリーの寿命について、バッテリーの交換方法についてご紹介しています。すぐにバッテリー上がりを解消したい場合や、バッテリー上がりを予防する方法として参考にしてみてください。
目次
バッテリー上がりの解決方法3種
ジャンピングスタートとは自車以外の電源を用いて、車のエンジンをかける方法です。ジャンピングスタートの中にも「ブースターケーブルを使う方法」「ジャンプスターターを使う方法」「業者に依頼する方法」といった3種類の方法があるので、自身にあわせた方法を選んでいきましょう。
ここではそれぞれの方法について手順を紹介していきます。バッテリー上がりを解決するための参考にしてみてください。
方法1:ブースターケーブルを使う
故障車と救援車(12Vのバッテリーを搭載したエンジンの動くガソリン車)をつなぐ方法です。ブースターケーブルとはそれぞれの車のバッテリーをつなぐためのケーブルのことを指します。家族や友人の車などを使わせてもらうことでバッテリー上がりから回復することができるのです。
注意点として、ブースターケーブルをつなぐ場所などを間違えてしまうと、火花が引火したり電気がショートしたりするおそれがあります。順番通りにひとつひとつ作業をおこないましょう。それでは手順についてみていきましょう。
※作業の際は安全のため必ず保護メガネを着用してください。
【ブースターケーブルを使う手順】
1.救援車を故障車の近くにとめる
2.ボンネットをあける
3.故障車のバッテリーの+端子にブースターケーブルの赤いケーブルをつなぐ
4.救援車のバッテリーの+端子にブースターケーブルの赤いケーブルをつなぐ
5.救援車のバッテリーの-端子にブースターケーブルの黒いケーブルをつなぐ
6.故障車エンジン内、未塗装の金属部分にブースターケーブルの黒いケーブルをつなぐ
7.救援車のエンジンをかける
8.故障車のエンジンをかける
9.車のエンジンがかかったら取り付けと逆の手順でブースターケーブルを外す
10.ボンネットをしめる
方法2:ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターはエンジンを起動するための電源として使うことのできるモバイルバッテリーです。ブースターケーブルとは違い電源に専用のケーブルがついているものなのでほかに車を準備する必要はありません。
それでは手順を見ていきましょう。
【ジャンプスターターを使う手順】
1.ボンネットをあける
2.バッテリーの+端子にジャンプスターターの赤いケーブルをつなぐ
3.エンジン内、未塗装の金属部分にジャンプスターターの黒いケーブルをつなぐ
4.ケーブルとジャンプスターターの本体をつなぐ
5.1分ほど待ってから車のエンジンをかける
6.車のエンジンがかかったら取り付けと逆の手順でジャンプスターターを外す
7.ボンネットをしめる
方法3:業者に依頼する
ジャンピングスタートするための道具がない、自分には難しいという場合は、業者に依頼しましょう。業者であれば、作業にも慣れているため、安全にバッテリー上がりを修理してもらうことができます。
バッテリー上がりを修理する業者は全国にあります。バッテリー上がりを起こした現場から近い業者に依頼するようにしましょう。
また、JAFなどのロードサービスに依頼するという方法もあります。「JAFと同じように年会費のかかるロードサービス」や「自動車保険に付帯するロードサービス」などもあります。該当するサービスに加入していた場合、無料でバッテリー上がりを修理することができるかもしれませんので一度確認してみましょう。
保険には入っているけど、ロードサービスに加入しているかどうかわからないという場合は、一度該当の保険会社に電話で確認してみてください。
エンジンがかかったら必ずバッテリーを充電
エンジンがかかってすぐは、まだまだバッテリーの中に電気が足りない状態です。またバッテリー上がりになってしまわないように、しっかりと充電をおこなう必要があります。
バッテリーを充電するためには車を走らせる必要があります。車を走らせることで、発電機から発電され、バッテリーを充電していくのです。目安として1時間程度車を走らせれば問題ありません。
注意点としてですが、渋滞は避けるようにしてください。渋滞に巻き込まれてしまうと発電量よりも消費量が大きくなってしまいます。しっかり走らせ充電をおこないましょう。
バッテリーが上がってしまった原因
バッテリー上がりはいくつか原因がありますが、バッテリーの寿命もそのうちのひとつです。バッテリー上がりを何度もしてしまうという場合は、バッテリーの寿命が原因かもしれません。バッテリーの寿命が近い場合は交換を検討しましょう。
ここではバッテリー上がりの原因とバッテリーの寿命について紹介していきます。バッテリーが寿命に近い場合は予兆がありますので、その予兆を見逃さないようにしましょう。
バッテリー上がりの原因
バッテリー上がりの原因は、おもに充電不足です。充電不足に落ちいってしまう原因は下記の通りです。
【バッテリーが充電不足になる原因】
・エンジン停止中にライトをつけっぱなしにしてしまう
・渋滞に巻き込まれた際に、エアコンなどの電力消費の大きいものをたくさん使う
・たまにしか車に乗らない、乗っても距離が短い
・バッテリーの寿命が近い
このような場合、バッテリーの充電が足りない状況になりやすいので注意しましょう。普段からしっかり充電ができていれば、多少電気を使い過ぎても問題はありません。しかし、バッテリーが寿命の場合は注意が必要です。
バッテリーの寿命について
バッテリーの寿命は2~3年程度です。バッテリーの寿命が近いと下記に記載したようなさまざまな症状が見られます。
・バッテリー上がりを起こしやすくなる
・充電できる総量が減る
・発電機能が劣化する
・バッテリー液の消費が激しくなる
こうした症状が見られたら、早めに交換をするようにしましょう。
また、バッテリーの寿命が近い場合は車にも影響が現れます。「ヘッドライトが普段よりも暗い」「エンジンのかかりが悪い」「パワーウインドウの動きが遅い」といった症状をなるべく見逃さないようにしましょう。
バッテリーを自分で交換する方法
バッテリーが寿命であれば、バッテリー交換をおこなっていきましょう。バッテリー交換は、手順さえ知っておけば難しい作業ではありません。自分で交換することも可能です。自分でバッテリー交換ができれば費用を抑えることもできます。
ここでは新しいバッテリーの選び方や、交換するための手順を紹介していきます。手順をしっかり確認して、自分でバッテリー交換に挑戦するかどうかを判断してみましょう。
バッテリーの型番の違いについて
バッテリーの型番の違いや見方を知っていると、交換時にどのバッテリーを用意すればいいかわかるようになります。「Q-85」といった英数字で表示されているのがバッテリーの型番です。CX-8の場合はアイドリングストップ車のため、標準のバッテリーと型式の表示が違うので注意しましょう。
型番の意味を「Q-85」を参考に紹介していきます。この型番の最後に「R」が入る場合もあるので一緒にみてみましょう。(Q-85Rと表記する商品もあります)
左側の英字(Q):外径のサイズ
2桁の数字(85):性能のランク
右側の英字(今回は空白):短側面側に+端子を置いた場合に端子が右側にあれば「R」左側にあれば「空白(Lの表記なし)」
バッテリーを選ぶ際はサイズや端子の位置が同じものを購入しましょう。性能については本来のものと同じかそれ以上のものを選ぶことをおすすめします。
バッテリーの交換方法
バッテリーの準備ができたら交換をしてみましょう。交換に必要なものと手順について紹介していきます。
【バッテリー交換に必要なもの】
・新しいバッテリー
・メモリーバックアップ
・スパナ
・ゴム手袋
・ゴーグル
安全のために必ずゴム手袋やゴーグルをつけて作業しましょう。また、メモリーバックアップがあれば時計やカーナビ、オーディオなどの設定情報が消えてしまうことを防ぐことができます。準備しておきましょう。
【バッテリー交換の手順】
1.ボンネットをあける
2.メモリーバックアップをバッテリーターミナル(バッテリーの端子部分についている金属のパーツ)に接続する
3.-側のケーブル端子を、スパナを使って外す
4.+側のケーブル端子を、スパナを使って外す
5.バッテリーの取り付け金具を、スパナを使って外す
6.バッテリーを外す
7.新しいバッテリーを設置する
8.取り付け金具を、スパナを使って固定する
9.+側のケーブル端子を、スパナを使って固定する
10.-側のケーブル端子を、スパナを使って固定する
11.ボンネットをしめる
バッテリーを外すときは-、+の順番で外す。バッテリーを取り付けるときは+、-の順番で取り付けると覚えておきましょう。
まとめ
マツダのCX-8がバッテリー上がりを起こしたのであれば、「ジャンピングスタート」で解決しましょう。ジャンピングスタートには、自分で解決することのできる「ブースターケーブルを使う方法」「ジャンプスターターを使う方法」と人に直してもらう「業者に依頼する方法」があります。自分の状況にあわせた方法で解決しましょう。
エンジンをかけたら、バッテリーの充電を忘れてはいけません。1時間程度は車を走らせてバッテリーにしっかりと充電するようにしてください。
バッテリー上がりを起こしてしまい自分で解決することが難しい場合は業者に依頼をしましょう。弊社ではバッテリー修理をすることができる業者を全国でご紹介することができます。24時間365日いつでも電話受付が可能です。万が一のトラブルの際はお気軽にご相談ください。
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