ネズミが出たらすぐに駆除!放置の危険性と手軽にできる退治&予防策

2022.5.9

ネズミが出たらすぐに駆除!放置の危険性と手軽にできる退治&予防策

家にネズミが出たとき、驚くと同時に見たり触ったりすることも嫌だという方もいるでしょう。そのため、そのまま放置をしてしまうという方もいるかもしれません。しかし家に出たネズミをそのまま放置しておくと、さまざまな被害が発生してしまうおそれがあるのです。

この記事では、ネズミによりどのような被害が発生するのかを紹介していきます。そして、それらに対しての対処法を知り、実践してみましょう。

ネズミが出たら放置してはいけない!

家にネズミが出たとき、放置をするとさまざまな被害が発生するおそれがあります。また、ネズミは繁殖力が非常に高いため、被害が瞬く間に拡大してしまうかもしれないのです。

そのため、ネズミが家に出たときには早期の対処が重要となります。そんなネズミによる被害を、衛生面・経済面・精神面という3つの面から、見ていきましょう。

衛生的被害

ネズミには、体にさまざまな病原菌やダニがついている場合があります。病原菌に関しては、サルモネラ菌などの人間に有害なものを持っていることもあるのです。そのため、ネズミが家のなかを移動するたびに、それらの病原菌がまきちることになるのです。

また、ネズミに多く付いているとされているダニとしては、イエダニがあげられます。このイエダニのなかには人間の体を刺すものもいて、赤く腫れたり、かゆくなってしまうこともあります。

経済的被害

ネズミはただ汚くて不衛生である、というだけではありません。ネズミは家の壁や柱などをかじったり、いたるところで糞をしたりします。その結果、家の資産価値を下げてしまうこともあるのです。

精神的被害

夜に天井裏でネズミが走っているガサガサという音が長期間続いてしまうと、不眠症になってしまったりすることもあるようです。また症状がひどくなると、ノイローゼ気味になってしまったりなど、体に影響が出てしまうおそれもあるのです。

ネズミが出たら放置は危険!手軽にできる対処法と予防策をご紹介!

まずはネズミの種類を見分けよう

ネズミと一言でいっても、さまざまな種類がいます。また、ネズミの種類によって特徴も異なります。そこで、ここでは家に出やすいといわれている3種類のネズミを見ていきましょう。家にネズミが出た方は、それぞれの特徴を知っておくことで、しっかり対応することができるかもしれません。

クマネズミ

クマネズミは体長が15~20cmほどで、耳が大きいことや尻尾が長いといった身体的な特徴があります。また、糞や尿を移動しながらすることや、壁を登ったりすることが得意です。

家のなかでよくいる場所としては、屋根裏などの比較的高いところが多いようです。そのため、屋根裏で走り回ることによって音を出すという被害が考えられます。また、屋根裏にある電気配線をかじってしまうこともあり、火災の原因になることもあるのです。

ドブネズミ

ドブネズミは今回紹介している3種類のネズミのなかで最も大きく、体長は20~25cmほどです。身体的な特徴としては、耳が小さいことや尻尾が短いことなどがあげられます。また、泳ぐことを得意としていることから下水道などにいることが多いです。そのため、家で出る場合においても台所などの水回りが多いようです。

ドブネズミは台所に出ることが多いということから、キッチンなどで食べ物をあさることがあります。その結果、他の害虫の繁殖を促してしまうなどの衛生面での被害が考えられます。また、ドブネズミは性格がとても凶暴であるため、人間に噛みついたりすることもあるのです。

ハツカネズミ

ハツカネズミは今回紹介している3種類のなかで最小で、体長は5~10cmほどです。この小ささをいかして、わずか1cm程度の隙間を通ることができます。このように体長は小さいですが、耳が大きいなどの身体的な特徴があります。また、とても身軽でジャンプ力があるということも特徴のひとつです。

ハツカネズミは公園などの自然環境が近い建物を好み、そのなかでも物置場所などの狭いところにいることが多いようです。そしてハツカネズミはわずかな隙間を通ることができるため、屋根裏などに侵入してそこに巣をつくってしまいます。

ネズミの退治をしよう

ネズミが出たときの対処法は、いくつかあります。ネズミの被害が広がらないためにも、自分でできることは、知っておくことも大切かもしれません。

捕獲する

捕獲する方法のひとつとして、粘着テープを使うことがあげられます。ネズミの移動しそうな場所に、粘着テープを設置しておきましょう。ネズミが上に乗るとくっついて身動きがとれなくなります。

またエサを仕掛けて、これに近づいてきたネズミを捕獲するという方法もあります。一般的には捕獲器と呼ばれている、かごのような形のものを使用します。

捕獲をするという方法のメリットとして、粘着テープや捕獲器のような罠を仕掛けておけばネズミに触らずに済むということがあげられます。ただし捕獲が完了しているにも関わらず放置していると、腐敗して悪臭などの原因になる場合があるので捕獲状態を定期的に確認する必要があります。

駆除する

駆除をする方法としては、殺鼠剤で殺してしまうというものがあげられます。殺鼠剤とはネズミを駆除するための専用の薬剤で、エサに混ぜて使います。ネズミには警戒心が強い種類もいるため、殺鼠剤を食べさせるには根気と工夫が必要となります。

追い出す

ネズミの嫌いなにおいである忌避剤を使用して、家から追い出すという方法もあります。忌避剤にはスプレータイプや蒸散タイプ、設置タイプなどの種類があります。

いずれのタイプにおいても、即効性はありますが持続性はあまりないという傾向があります。そのため、粘着テープや殺鼠剤を使用するなど、他の方法と併用すると良いかもしれません。

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ネズミが出ない家にするには

ネズミが出たときの対処法を知ることも大切なことです。しかし、それ以上に大切なことはそもそも家をネズミの住みにくい環境にすることなのです。

餌や巣材になるものを放置しない

ネズミは基本的には雑食なので、なんでも食べるため、人間の食べ物も食べてしまいます。そのため、テーブルなどの上に食べ物を置いたままにしておくことは、ネズミに餌を与えていることを意味します。ネズミの出ない環境をつくるためにも、食べ物にはしっかりと蓋などをしておくことが必要なのです。

また、ネズミの寝床となるような巣材の管理をしっかりすることも大切です。ネズミの巣材には、ティッシュペーパーや衣類、ダンボールなどがあげられます。これらのものは放置しておかず、しっかりと収納をしておきましょう。

侵入口をふさぐ

ネズミは、種類にもよりますが1cm程度の隙間であれば通ることが可能です。そのため、ネズミが入ってくるであろう侵入口はふさぐ必要があります。

ネズミの侵入口としては、ガス管や水道管などが代表的です。そのほかにも、屋根の隙間や換気扇などもネズミにとっては十分通ることができる隙間になります。金網やスチールたわしなどを隙間に設置するのもおすすめです。

しかし、隙間によってはパテやセメントが必要になるなど、自力ですべてをふさぐことが難しいという方もいるでしょう。その場合は、業者にお願いすることを検討してみてもいいかもしれません。業者であれば専門的な知識のもと、ネズミ対策をしてくれるでしょう。

まとめ

家にネズミが出たときにそのまま放置をすると、衛生面や経済面、さらには精神面においてさまざまな被害がでる可能性があります。またネズミはとても繁殖力が高いので、放置をしておくとそれらの被害がどんどん拡大していく可能性もあるのです。

自力でネズミ対策をすることもできますが、なかには難しいという場合もあるでしょう。そのようなときは、専門的な知識を持った業者にお願いすることも検討してみてください。適切な対応をしてネズミのいない、落ち着ける家にしましょう。

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