コウモリを寄せ付けない方法!超音波やグッズを使った対策について解説

2022.11.23

コウモリを寄せ付けない方法!超音波やグッズを使った対策について解説

コウモリといえば、吸血鬼だったりかわいらしいペットだったりと、さまざまなイメージを思い浮かべるでしょう。野生のコウモリは日本にも数多く生息しており、時折家に住み着こうとする場合があります。

しかし、その訪問を受け入れようとしてはいけません。家屋に住み着くコウモリは、家庭に多くの害をもたらす「害獣」ですし、いったん住み着くと駆除がたいへんです。ですので、建物にコウモリを寄せ付けないようにしておくことが重要なのです。

この記事では、効果的なコウモリを寄せ付けない方法を3つご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

コウモリが人に及ぼす被害とは

日本で最もよく見られるコウモリは、体長5cm程度のアブラコウモリと呼ばれるものです。暖かな住宅を好み、天井裏を巣とすることから、イエコウモリという別称を持っています。非常に繁殖力が高いとされ、気づいたら数十匹ものアブラコウモリが建物に住み着いていた、というケースもあるくらいです。

アブラコウモリの被害で最も多いのが、「糞害」と呼ばれる、その名の通りフンによる被害です。悪臭はもちろん、大量のフンが天井裏から染み出してきたり、フンが害虫のエサになることで、家に害虫を増やしてしまう危険性があるのです。

この他にも、アブラコウモリに寄生したダニやノミが布団などに侵入することで、人間の生活に被害が及ぶことがあります。

そして、何より厄介なのが、コウモリは「鳥獣保護法」と呼ばれる法律によって守られているので、勝手に駆除することが禁止されているのです。そのため、そもそも建物にコウモリを寄せ付けないように工夫するのが、コウモリ対策には一番なのです。

コウモリが人に及ぼす被害とは

コウモリを寄せ付けない方法①:コウモリが入れる隙間を塞ぐ

瓦屋根の家の場合、瓦同士の間や外壁と瓦の間からコウモリが侵入すると考えられています。アブラコウモリは体長が5cm程度しかないので、2,3cm程度のわずかな隙間でも簡単に入り込むことができるのです。

それ以外にも、エアコン用のパイプを通す際、壁に必要より余裕のある大きさの穴を開けることがありますが、この時にできた穴を埋めておかないと、そこからコウモリが侵入してくる恐れがあります。しっかり塞いでおきましょう。

おそらく最も多いであろうケースが、住宅の通風孔や換気口です。入口に取り付けられた網が劣化によって破損することで、そこがコウモリの通り道になる可能性があるのです。網が壊れてしまっていないか、定期的に見ておきましょう。

また、長時間動かしていない換気扇も侵入経路にされている場合があるので、こちらも定期的に動かしておきましょう。コウモリに付け入る隙を与えず、コウモリを寄せ付けないようにするのが大切なのです。

コウモリを寄せ付けない方法②:道具を使ってコウモリ対策をする

コウモリは蚊取り線香や害虫スプレーの匂いが苦手とされています。また、コウモリ専用の忌避剤も存在しており、それらをコウモリがいそうな時間帯に定期的に撒いておくことで、コウモリをここは寄り付けないと学習させることができるのです。

また、コウモリは超音波や匂いを頼りにして飛んでいるので、その超音波を乱してしまえば、コウモリを寄せ付けなくすることができます。超音波発生装置を用いることでコウモリの超音波をかき乱し、コウモリを寄せ付けないようにできるといわれています。

コウモリを寄せ付けない方法②:道具を使ってコウモリ対策をする

コウモリを寄せ付けない方法③:虫の対策をしておく

コウモリは吸血するというイメージがありますが、アブラコウモリは血を吸ったりせず、主に蚊などの小さな昆虫をエサとしています。アブラコウモリは主に夕方に飛び回っていますが、それは蚊が主に夕方から夜にかけて活動しているからなのです。

コウモリに限らず、生き物はエサが沢山ある場所を住みかにします。ですので、蚊をはじめとした小さな虫が飛び交っている場所は、必然的にアブラコウモリが現れやすいのです。

蚊取り線香や虫よけスプレーで小さな虫を追い払っておけば、コウモリにエサがない場所と認識され、コウモリを寄せ付けないようにすることができるでしょう。

コウモリを寄せ付けない方法③:虫の対策をしておく

コウモリが家に侵入してしまったときの対処方法

もしアブラコウモリが家に侵入しているとわかったら、無理に手を打とうとせずに、専門の業者に相談することをおすすめします。コウモリは法律により駆除できないので、決して自分で駆除しようと考えてはいけません。

自分の手でコウモリを全て追い出そう、という考えもあまり好ましくありません。コウモリは人の手が届かないような場所に隠れているので、コウモリを全て追い出すことは困難でしょう。コウモリ専用の忌避剤を使えばある程度追い出すことは可能でしょうが、大量に繁殖されてしまっている場合は、素人の手ではどうすることもできません。

また、野生のコウモリはさまざまな寄生虫や病原菌を持っているとされており、不用意にコウモリの巣や侵入経路をのぞき込もうものなら、目や鼻の粘膜からその菌に感染する恐れがあるのです。

このように、コウモリは一度侵入を許してしまえば、非常に厄介なことになってしまうのです。事前にしっかり対策をとり、コウモリを寄せ付けないようにすることが大切です。

まとめ

コウモリが厄介な害獣であることはこれまで述べた通りですが、そもそもコウモリを寄せ付けないようにさえすれば、被害にあうこともありません。寄せ付けない対策さえしっかりしておけば、知らないうちに被害を受けていた、なんて事態におちいることはないでしょう。

コウモリは一見愛らしい姿に見えるかもしれませんが、油断は大敵です。うっかり寄せ付けてしまえば、糞害に苦しむことにつながりかねません。コウモリに生活を脅かされることがないよう、この記事で学んだことを生かし、家をコウモリから守っていきましょう!

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