銀杏の木は伐採でトラブルに終止符!イチョウの迷信、疑問もバッサリ

2021.4.30

銀杏の木は伐採でトラブルに終止符!イチョウの迷信、疑問もバッサリ

紅葉の時期になると鮮やかに彩る銀杏の木は、それらが植わっている神社や街道などが観光スポットになるほど美しいです。そんな銀杏の木が庭に植えられていると、心を和ましてくれるでしょう。しかし銀杏の木を育てるには、面倒な点が多くて大変ですよね。

銀杏の木を育てていくうえで、予想されるトラブルや近所迷惑の実態を本コラムでご紹介していきます。気になる祟りの迷信や銀杏の木の伐採方法などもあわせて解説していきますので、参考にしてみてください。

銀杏の木を伐採した方がよいのはこんなケース

銀杏の木は低いものでも10メートルの高さまで伸びます。銀杏の木が大きくなるにつれて「伐採したほうがいいのかな……」と悩まれたことがあるのではないでしょうか。しかし、なかなか踏み出せずそのまま放置している方もいらっしゃるでしょう。

銀杏の木が大きくなりすぎてしまうと、剪定によるお手入れが大変になります。また、家や庭全体に日陰ができてしまうため、日当たりが悪くなるデメリットも考えられます。さらに木が高くなるほど根も深く広く伸びていきますので、家の基盤をゆがませたり、水道管が破損してしまったりするおそれもあります。

このようなトラブルが起きる前に、銀杏の木を伐採するのがオススメです。ここでは、このほかに銀杏の木を伐採した方がよいケースについてご紹介していきます。

近所からもこんな悲鳴が……

近所から寄せられる苦情の多くは「ニオイ」です。銀杏の木は雌株と雄株にわかれています。銀杏の実がなり、独特なニオイを放つのは雌株です。

雌株の銀杏を育てている方はとくに、ご近所に迷惑にならないようにニオイに注意する必要があるでしょう。しかし、銀杏の木が引き起こすご近所トラブルは、ニオイだけではありません。

アレルギー体質の方が銀杏の実にふれてしまうと、かぶれてしまうおそれがあるのです。
ご近所から苦情がきていたり、家族にアレルギーなどの実害を受けているなら、銀杏の木を伐採した方がよいでしょう。

気になる銀杏(イチョウ)の迷信について

銀杏は古くから、火災予防のシンボルとして植えられています。そのためか、銀杏の木を伐採すると病気や火災などの祟りにあうという迷信があるのです。

しかしこの迷信の真意は木を大切にしてほしいという想いから、長年かけて言い伝えられてきたものだといわれています。

祟りが起きるというのは、迷信に過ぎませんので、伐採しても問題はないでしょう。もし、どうしても気になるというなら、お祓いもあわせて作業してくれる業者に依頼するのがオススメです。

また、「銀杏の木を伐採した方がよいことが分かったけど、自分で伐採するには大きすぎる」「自力で伐採するのは近所迷惑になりそう」と不安がある方も業者に任せましょう。伐採のプロに任せれば、高木でも安全に作業をしてくれます。

銀杏の木の伐採や剪定は自分でできる?手順を紹介

高く伸びすぎてしまった銀杏の木を、素人が安全に伐採や剪定をすることは難しいとされています。しかし、近所の庭に侵入している邪魔な枝を払う程度の強剪定であれば、素人でも比較的簡単にできるでしょう。

剪定は、11月下旬から2月の落葉時期におこなうのがよいでしょう。葉っぱが落ちていると、不要な枝などの見極めが比較的容易にできるようになります。真横に張り出して伸びている枝や真上に向かって伸びている枝、混み合っている枝などを剪定していきます。

銀杏の木は最長で30メートルほどまで樹高が高くなります。30メートルまで伸びなくても、2階建ての家を超すぐらい成長することが多いです。

高さがでてくると剪定することが難しくなるため、高さを抑える剪定をおこないましょう。自力でお世話できないほどに成長してしまったら、伐採をすることも考えておく必要があります。

高さを抑えるために

銀杏の木を庭木として適切な大きさで育てるためには、「芯止め」をおこないましょう。芯止めとは、主枝をある程度の長さに切り取る作業のことです。

主枝とは、幹から直接枝分れして伸びている枝のことです。芯止めをすると、それ以上は縦に伸びることがなくなるため、大きくなることがありません。

芯止めをするときは、上向きに伸びている成長力のある主枝を剪定していくのがコツです。樹形を整えながらバランスよくおこないましょう。

手に負えなくなったら

すでに大きくなりすぎていて、手に負えない状態なら伐採をしましょう。伐採をするにはまず、道具をそろえなければなりません。

伐採するには、チェーンソーが必要です。そのほかに、軍手や長袖長ズボンの作業着、ノコギリ、ロープ、ほうき、ちりとり、ゴミ袋などを用意しておきましょう。

銀杏の木を伐採するときは、伐採する方向に注意しておこないます。建物や電柱などに木が引っかかってしまうと危険性が増すからです。伐採の手順は以下のとおりです。

1.ロープをかける
安全に倒すことができる方向に引っ張ることができるように、ロープをひっかけましょう。ロープをかけることで、銀杏の木を倒す方向をコントロールすることができます。

2.受口と追口を作る
銀杏の木を倒したい方向に受口を作ります。幹の直径1/3を目安に「くの字」の切り込みを入れましょう。ポイントは「くの字」の下側が地面と水平になるようにすることです。

追口は受口の反対側に作ります。地面と水平に幹の1/2まで一本の切り込みを入れてください。

3.ロープで引っ張る
切り込みを入れたら、倒したい方向にロープで引っ張ります。倒れたら枝や幹を細かく切って、ゴミ袋に入れて捨てましょう。自治体によって処分方法は異なりますが、基本的に燃えるごみとして回収してくれる地区が多いようです。

自分で伐採できる庭木の高さの目安は、3メートルまでといわれています。そのため、それ以上に高い場合は業者に任せた方が安全に伐採できるでしょう。

また、伐採したあとはあわせて抜根もしましょう。切り株の状態を放置しておくと、シロアリや切株などに巣を作る種類のスズメバチの住処になってしまうからです。

大きい木になると、根が深くまで張っていることがあります。深いところまで根が張っていると場合によってはショベルカーなどの重機が必要になるので、自力で抜根することは難しいでしょう。そんなときは伐採作業から抜根作業まで業者にお任せするのがオススメです。

大きく育つ銀杏の木は、どの作業も大変で危険がつきまといます。近隣へ被害が出ないように配慮しつつ、安全スムーズに作業を進めるには伐採業者に依頼することです。迷っているならひとまず相談してみましょう。よい対処法が見つかるかもしれません。

銀杏の木の伐採業者の探し方と費用相場

銀杏の木を業者に依頼をしようと思っても、「業者の選び方」や「伐採にかかる費用」「依頼の方法」などに不安を抱えているのではないでしょうか。大変に思いがちな業者選びも、ちょっとしたポイントをおさえれば大丈夫です。疑問をここで解消して、不安をなくしましょう。

業者探しの基本

業者を探すときのポイントは以下のとおりです。

・費用が明確
費用が明確な業者に依頼をすれば、どの作業にどれぐらいの費用がかかるのかがきちんと分かります。不明瞭な業者だと、どの作業にいくら費用がかかっているのか分からないため、余分にお金を取られていても分かりづらいのです。

・現地調査をしてくれる
実際に現地に出向き、見積りをしてくれる業者は安心できます。きちんとした見積りを出してもらえるため、あとからさまざまな料金を追加で取られることがないでしょう。また的確に作業をおこなってもらえます。

・相見積りが取れる
相見積りをとることで、自分にあった業者を比較しながら見つけることができます。相見積りを歓迎していない業者もありますので注意しましょう。

伐採業者は調べてみるとたくさんあります。そのため、そこから自分にあった業者を選ぶためには以上のポイントに気をつけて探すのがおススメです。

費用相場

伐採を依頼したときにかかる費用の内訳は「作業費+処分費+追加料金」が基本になります。作業費とは、伐採をするときにかかる料金のことです。処分費は、伐採した木を処分するときにかかる費用になります。

追加料金でかかってくる費用は、重機を使う費用や抜根費用、整地にするための費用、出張費などです。業者に依頼したときにどれぐらいの伐採費用がかかるのか、目安料金をみていきましょう。

(1本あたり)
・低木(高さ1.5メートルまで):3,000~5,000円前後
・中木(高さ3メートルまで):10,000~15,000円前後
・高木(高さ4メートルまで):20,000~30,000円前後

伐採は1本から依頼することができる業者が多いです。より伐採費用を安く済ませたいなら、相見積りを取りましょう。相見積りをとれば、さまざまな業者の作業内容や費用を見比べて依頼をすることができます。

依頼の流れ

業者を手配することや、依頼してからも手続きなどで面倒そうと感じているかもしれません。面倒だなと感じている方は、一度弊社へご相談ください。ご相談をいただければ依頼から伐採までスムーズにおこなうことができます。

弊社ではまずお電話で無料相談を承っております。その後、弊社がご紹介した業者が、現地でのお見積りを実施。そして、予算などを踏まえて伐採のご依頼を検討していただく形となっています。

お見積りに了承いただけましたら、作業日確定後、伐採作業です。伐採作業が終わりましたら、お支払いをしていただきます。

依頼から伐採まで簡単なため、誰でもスムーズに利用することが可能です。

まとめ

銀杏の木は大きく成長する特徴があります。そのため、大きく育ちすぎて、家や庭全体に日陰ができたり、家の基盤が歪んだりすることがあるのです。また、銀杏の木特有の「ニオイ」が原因で近所トラブルに発展することもあります。そうなる前に剪定をおこなったり、銀杏の木を伐採したりしましょう。

しかし、大きくなりすぎた銀杏の木は、剪定や伐採作業をするだけで一苦労です。そんなときは、業者に依頼をしましょう。

弊社へご連絡いただければ、ご要望にそった伐採業者をご紹介いたします。伐採作業だけでなく、剪定作業などお庭周りのお手入れでお困りごとがあればお気軽にご相談ください。


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