北海道のおすすめ雨漏り修理業者

北海道というと大雪の印象がありますが、雨が降るという印象は少ないです。これは事実であり、沖縄や本州が台風に襲われても、北海道にまでその台風が届くことは少ないです。大体が上陸前に温帯低気圧に変わり、被害を出さなくなってしまいます。梅雨も同じことが言え、梅雨前線も北海道に辿り着く前に消えることがほとんどです。たまに残った梅雨前線が北海道にかかりますが、少し天候が崩れるくらいであり、その程度の梅雨が訪れます。では何故雪が多いのかと言えば、冬の気圧配置によって日本海側からの水分が雲になり、それが雪になるからです。台風も梅雨も太平洋側から来たものですが、北海道の冬の雪は日本海からやってきます。北海道に近いところから来るので、雨雲のように消えてしまうことも少なく、毎年雪を降らせるのです。また北海道の気温が低いことも重なり、少しの雪でも溶けずに積もりやすいという環境があります。そのために屋根や道に雪が積もる光景は冬になればよく見るものです。雪が積もるのは、特に屋根に積もってしまうのは危険だと言われています。家が古い場合やシロアリなどの被害によって損傷がある時には雪の重みに屋根が耐えられないこともありますが、一般の家で不安なのは雪による雨漏りです。これは「すが漏り」と言われており、雪があることで家の中に水が浸入してくる現象のことを言います。どういった原理で発生するのかと言えば、まず溶けた雪が夜の冷たい気温で氷に変わることから始まるのです。この氷が翌朝になってもまだ残っていると、更に出てきた雪解け水がその氷に阻まれてしまい、屋根の下に落ちなくなってしまいます。そうすると発生した水の行き場が少なくなり、屋根にある小さな隙間やヒビ割れから水が家の中に浸入してくるのです。これがすが漏りと言われるものです。これ以外にも、雨樋に雪が溜まることで同じく氷になり、水が流れなくなることでも似た事態になってしまうでしょう。一番は雪が積もらないような屋根にすることで、そのためのシートや形状の屋根があります。もし雪が降る前にシートや屋根のチェックをするのであれば、なるべくそうしましょう。雪が降ってからは屋根に上るのも危ないですし、雪かきをしようとして落下事故になってしまった事例は毎年発生しています。雪がどうしても積もってしまう場合には、降る前にすが漏りにならないかどうかの確認と、問題があった場合にはその修理をしておきましょう。雨漏りの修理にも繋がるので、良い機会として屋根のチェックをします。技術や実績のある業者に見てもらえば、自分が屋根に上る必要もないですし、分からないという結果に終わることもありません。分かる人に見てもらうことが大切です。寒い気候のために雪が溶けにくい北海道であるために、積もる雪の対策は欠かせません。