北海道のおすすめ草刈り業者

北海道の畑でよく見られる雑草のうち、イネ科雑草はイヌビエ、スズメノカタビラ、シバムギ等で、広葉雑草はタデ、タニソバ、イヌビユ、シロザ、ハコベ、スカシタゴボウ、イヌホオズキなどがあります。北海道で呼ばれている「貧乏草」というのは、スズメノカタビラの事をいうのですが、地区によって違う雑草の事を言う場合あり、本州での「貧乏草」はヒメジョオンです。その他ではシバムギは「針金牧草」、レッドトップ（コヌカグサも正式名称）は「鬼牧草」、イヌホオズキは「くろんぼ」、「カラスぶどう」などと呼ばれています。イヌホオズキは７月に入ってからもダラダラと発生するので草抜きがとても大変です。畑に限らず雑草の種類はとても多くあります。イネ科で多年草のチガヤという雑草は道端や庭、畦畔など全国的にも生息しており、地下茎を伸ばすことで繁殖します。生長すると穂を出し大きく成長するのが特徴です。トクサ科/多年草のスギナは庭や道端、畑地や土手などに多く生息しており、特に酸性の土壌に好んで生えます。地下茎を四方に伸ばし節々から芽を出し、春には胞子茎(ツクシ)が現れ、次に栄養茎(スギナ)が現れます。スギナは、高さ30～60cmにもなり、次々と生えるので、草刈りや草むしりで完全に処理するのは大変です。イネ科のスズメノカタビラは1年草と多年草があり、春のイネ科の代表的な草で、畑地や庭、道端など至るところに生育しています。ほとんどが秋に発生し茎は平たく、分かれて株になり、高さ5～30cmになります。2月頃から夏まで花が咲きます。北海道の四季は少し特殊で、春の3～5月は西から東へ進む低気圧や高気圧が交互に北海道付近を通過するため、天気は数日の周期で変わります。春のはじめ頃は、積雪がまだ多い状態で、低気圧の通過前には、南からの暖かい空気が入って雨になり、一気に雪解けになる事や、通過時や通過後には、猛吹雪になる事もあります。季節が進むにつれ、移動性の高気圧に覆われやすくなって気温も上昇するので、北海道でもようやく桜やチューリップなどが咲くようになります。夏の6～8月は、通常であれば雑草は梅雨明けに大きく成長するのですが、北海道には梅雨がありません。梅雨がないからと言って雨が降らないという訳ではなく、梅雨のように天候が毎年決まった時期に一定の期間、現れるわけではないだけなのです。つまり平均して北海道では雑草が伸びやすいということになります。9～11月の北海道の秋は、春と同様に西から東へ進む低気圧や高気圧が交互に通過する季節です。 日本海側やオホーツク海側では、春の次に晴れる日が多い季節ですが、9月は台風や秋雨前線の影響などで、降水量が最も多い月になるので雑草も生長してくるので、草刈りや草むしりも大変です。秋から冬に向かって気温は急速に下がり、季節のはじまりと終わりの気温差は四季の中で最も大きくなります。北海道の冬～春までは雪景色なので雑草は生長しません。そもそも雪に埋もれて雑草を見る事もないでしょう。