【カーポート】屋根の修理費用相場|パネル交換はDIYできる?

2021.4.30

【カーポート】屋根の修理費用相場|パネル交換はDIYできる?

カーポートの屋根修理は、破損場所や状態に応じてかかる費用が変わります。

なぜなら、パネルが1枚割れたか、サッシの部分が破損したかなどによってかかる料金が変わるから。またもちろん、どれだけ破損しているかによってもこの費用は変動します。まずは今の状況と、このコラムにてご紹介する費用相場を見比べてみましょう。

ここではそんなカーポートの修理費用相場から、火災保険で安くなるパターン、DIYの方法についてまでくわしく解説していきます。カーポートの破損でお困りの方は、ぜひ参考にしてください!

カーポートの屋根修理・交換にかかる費用相場

カーポートの屋根修理となると、考えられる破損状況はおもに以下の2つです。

・波板もしくはパネルが割れた・飛んでいった
・屋根のアルミサッシ部分が破損した

まずは、それぞれの被害状況ごとの費用相場を見ていきましょう。

波板・パネルの破損

【カーポート】屋根の修理費用相場|パネル交換はDIYできる?

カーポートの屋根にはおもに波板とパネルがありますが、それらの破損修理・交換を依頼すると、以下のような相場価格になります。

工事費用相場:約1万5千円~3万円/1枚

パネル・波板は形状・サイズにもよりますが、業者に依頼すると1枚当たり、おおよそ1万円~1万5千円が相場。これに業者の設定する工事費用等を足して、上記の相場金額になります。

しかし、同じ商品が売っていない・用意できなかった場合は、できる限り似た素材を選ばないと不自然になってしまうことも……どうしても気になる場合は、パネル全面を交換する必要があるでしょう。

ただし一般的に、複数枚まとめて交換すれば1枚のみの交換より少々安くなることが多いです。全部交換したい方はもちろん、複数枚割れてしまった方は、数枚の補修・交換をまとめて依頼してみてはいかがでしょうか。

屋根のアルミサッシ部分の破損

パネルではなく、アルミサッシの枠の部分が破損してしまった場合、その費用は状況次第で大きく変動します。

工事費用相場:約2万円~

アルミサッシの部分は破損状態に応じて大きく費用が変動するため、一概に何円、といい切れません。部分的な破損・補修ならおよそ2万円から対応してくれることが多いですが、これはまず一度、見積りを取ってもらうと確実です。

破損状況によってはカーポートごと交換したほうがいい、ということもありますので、まずは業者に一度、調査・見積りを取ってもらいましょう。

屋根以外の部分の修理費用相場

カーポートで破損するのは、屋根ばかりではありません。下記のような依頼の際には、もう少し高額な工事費がかかってくることも……。

柱部分の交換:約7万円~10万円
カーポートの交換(撤去・設置):工事費約5~10万円 + 本体価格

設置からすでに20年近く経っているカーポートや、あまりにも破損・劣化が激しいカーポートはいっそ交換してしまった方が、コストパフォーマンスがよくなることもあります。本体価格込みで10万円ははるかに超える買い物にはなりますが、これからもカーポートを利用していきたいなら考えておきたい選択肢です。


このように、修理には少なからず高額な費用がかかります。ただし、場合によってはその費用がまさかの0円になることもあるのです!

『火災保険』で修理費用が格安に! カーポート補修の裏ワザ

もしあなたが火災保険に加入していれば、破損した理由次第で火災保険がおります。この保険料を使えば、負担額をかなり抑えてカーポートを直せることも! まずは適用されることの多い屋根破損の原因から見ていきましょう。

・強風による飛来物が当たって割れた
・風でパネルが吹き飛ばされた
・家屋の屋根からの落屑で屋根が破損した
・雹(ひょう)が振ってきてパネルが割れた

などなど……

このような風災や雪災など、自然災害の場合は、火災保険がおりるケースが多いです。逆に車が衝突してしまった、ものを落としたなど、自分の過失では補償は認められないことが大半。

また経年劣化していた部分の破損は、場合によっては対象にならないこともありますので注意が必要。これは一度、業者に調査を依頼することで確認してもらえることが多いので、火災保険のことを伝えつつ一度点検・見積りしてもらいましょう。

火災保険の対象ではない……という方は後述の『安心して依頼できる修理・交換業者の選び方』もぜひ参考にしてください。対象かも!という方は、まずは申請の流れから把握していきましょう!

火災保険申請の流れ

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火災保険は、おもに以下のような流れで申請が進みます。

1.保険会社・修理業者に連絡・保険について相談
2.業者が現地調査に入り、被害の状況を調査・見積り
3.請求書類を作成し、保険会社に申請する
4.保険会社の鑑定人による調査が入る
5.認められれば、損害額分の保険金が支払われる

この申請は調査結果を確認後、自分でおこなうこともできますが、少々複雑な内容も多く、かなりの手間がかかりがち……そのため、火災保険関連の申請手続きは、基本的に業者にお任せすることをオススメします。

業者の中には火災保険の手続きにまつわるサポートをしているところも多いです。まずはそういった業者に費用の見積りも兼ねて、調査を依頼してみてはいかがでしょうか?

当サイト『生活110番』の無料相談窓口にお電話いただければ、全国数多くの加盟店の中からお近くで対応できる優良業者をスグにご紹介いたします。カーポートの屋根修理に関するご相談はもちろん、見積り・調査のご依頼も、24時間いつでも受け付け中です!

もちろん火災保険に関するご相談・ご依頼も、いつでもお待ちしております。相談だけ・見積りだけ……というご依頼ももちろん大歓迎ですので、まずはお気軽にご相談ください!

カーポート修理・交換はDIYできる? その方法と注意点

「カーポートの屋根修理をDIYで……!」とお考えの方も多いのではないでしょうか。実際、屋根が波板ではなく『ポリカーボネートのパネル』で、1~2枚交換するぐらいであれば自分で交換できることもあります。まずは必要な工具・用具を用意して、作業の準備をしていきましょう。

・ドライバー
・ビス
・軍手や作業服
・はしご・脚立
・メジャー

など

パネル交換DIYの手順

パネル交換の手順は、おもに以下の通りです。

1.はめるパネルの寸法(タテヨコ・厚み)を取り、ピッタリのパネルを購入する
2.屋根を固定している部品を取り外す(おもにビス)
3.パネルを外し、新品のものに入れ替える
4.再度ビスなどで固定しなおして完成

なおビスに関してはカーポートの種類によっては存在せず、『屋根押さえ』という、パネルとパネルの境目に抑えを押し込んで固定しているタイプもあります。この場合は屋根押さえを止めるビスがあれば外しつつ、マイナスドライバーをすき間に差し込んで外していきましょう。

ただし、このタイプはビスに比べて、無理に作業すると破損しやすいので注意してください。

注意点1.転落に気を付けて!

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手順自体は簡単なカーポートのパネル交換ですが、場合によってはおおよそ2m以上の高所作業になることも。脚立にのぼっての作業は意外と難しいものです。慣れない作業で転落してしまっては、大ケガをしてしまうおそれもあります。

また転落の危険は自分のみならず、部品や工具の落下にも注意しなければなりません。パネルを落として割ってしまってはかえって費用がかさんでしまいますし、下に車や人がいれば大変なことになることも……。

また、1枚2枚で収まらずに複数枚交換していくと、さらに難易度や手間が上がります。少しでも作業に不安のある方は、無理せず業者に相談する方が安心でしょう。

注意点2.そんなに安くならないことも?

DIYする方は「できるだけ安くしたい……」という思いが強いかと思います。

パネルに関しては安い商品であれば2,000円程度から購入できるため、費用自体は安く済みます。しかし、電動ドライバーやマイナスドライバー、脚立など必要な工具しっかりそろえていると、合計1万円近くなってしまうことも……

この場合は手間を考えると、約1万5千円~3万円/1枚の業者依頼と比べても、そこまでお得とはいえないかもしれません。手間や危険性、費用などをよく鑑みて、DIYするかどうかを検討してみましょう。

※パネル交換以外の作業(アルミサッシ交換・支柱交換など)は難易度が高く、危険性も高いため、自分では無理にやらないことをオススメします。


意外と難しいカーポートの交換・修理。とはいえ、業者に依頼するとなるとどうしても費用や信頼性の面が気になりますよね。次の章では、そんな業者の選び方についてくわしく解説していきます。

安心して依頼できる修理・交換業者の選び方

できるだけ自分に合っていて、悪徳でない業者に依頼したいのであれば、以下の2つのポイントに注意して業者を選んでみましょう!

ポイント1:調査・見積りが丁寧な業者を選ぶ

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まず大前提として、『現地調査をしてから見積りを出す』業者かどうかを確認することが大切です。

これはやはり、カーポート修理の料金というものは一度調査をしてみないと分からないからです。調査をしない・見積りの内容も詳細ではない業者は、なかなか納得して依頼しにくいもの。まずは一度、現地調査をしてくれるか、また見積りを確認した後でもキャンセルできるかを確認してみることが大切です。

+α、追加費用の有無など、見積り・作業に関して気になることがあればすべて質問してみてください。優良業者であれば、素人にも分かりやすく、丁寧に答えてくれるでしょう。

ポイント2:火災保険の相談に乗ってくれるか確認する

もし火災保険の条件に当てはまりそうなら、電話の段階でそれを一度伝えてみましょう。それに対してきちんと相談に乗ってくれることはもちろん、分かりやすく解説してくれる業者はやはり安心感があります。

火災保険の申請というものは、業者にとって少々手間な作業です。それを快く受けてくれる業者は、やはりお客様のことを第一に考えている業者といえるでしょう。

また、実際現地にて火災保険の調査をする前には、「火災保険が適用できなかった場合はキャンセルできるか」を確認しておくと安心。場合によってはキャンセルできても違約金がかかってくることもありますので、この点認識の齟齬がないようしっかり確認しておきましょう!

業者選びにお困りなら……

全国にカーポートを修理・交換できる業者は数多くいます。その中からお住まいの地域に対応していて、調査・見積りを取ってくれるか確認して……というのはなかなかに手間な作業といえます。

そんなときはぜひ、当サイト『生活110番』の無料電話窓口をご活用ください! 24時間受付のコールセンターでは、全国に多数存在する提携業者の中からお近くの業者をスグにピックアップ。あなたに最適な業者を、迅速にご紹介いたします!

また弊社の加盟店では、作業前に調査・見積りを必ず実施。もちろん「見積りに納得がいかなかったからキャンセルしたい!」というご要望も可能です。まずはすぐにプロの業者と相談し、その後じっくりご検討いただけます!

火災保険関係のご相談ももちろんOK! 業者依頼をご検討中の方は、ぜひ一度お気軽にお電話ください!

まとめ

カーポートの屋根修理は、パネル1枚であれば約1万5千円~3万円ほど。複数枚割れている場合はまとめて依頼すると、1枚当たりの費用が安くなる傾向にあります。ただし、アルミサッシや支柱が破損している場合は高くつくこともあるため、注意しておきましょう。

また、破損理由によっては、火災保険で全額保証してもらえるケースもあります。風災や雪害の場合は基本的に保険がおりるので、一度火災保険の保証条件を見直してみましょう。

普通に修理を依頼する場合も、火災保険を利用する場合も、どちらにしても一度業者に相談してみることをオススメします。見積りを確認すれば正確な費用が分かりますし、火災保険の手続きも基本的には業者が対応してくれるでしょう。

何よりまずは一度、現地調査・見積りからしてくれる業者を探してはいかがでしょうか?

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※状況によっては全体修理をおすすめする場合もございます。

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