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ベランダの手すりから雨漏りしたときの対処法。放置は腐敗の原因にも

投稿日:2019-06-27 更新日:2019-06-27

ベランダの手すりから雨漏りしたときの対処法。放置は腐敗の原因にも

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

雨が降っているとき、ふと外をみたらベランダの手すりから雨漏りが、という場面もあるでしょう。ベランダはそれほど広くない場所なので、DIYで直せると思うかもしれません。ところが、手すりの防水加工は意外にも複雑で、場合によっては個人での対処が難しいことがあります。

今回のコラムでは、ベランダの手すりから雨漏りがする原因や対処法をご説明します。手すりについてよく知っておくと、雨から家を守る対策をおこなえるでしょう。

手すりの雨漏りは笠木から。笠木とは一体なにか

笠木(かさぎ)とは、家の塀や手すりなどの上の面にかぶせてある部材のことです。デザインの一部として取り付けられていることもありますが、ベランダの手すりから雨漏りするのを防ぐ目的でも設けられています。

ベランダは家の屋外部分にあたり、雨が降りこむ場所です。笠木は、手すり壁や家の中へ雨が浸水してしまうのを守ってくれています。

手すりの雨漏りは笠木から。笠木とは一体なにか

しかし、この笠木に不具合があると、手すりの中へと雨水が侵入してしまいます。侵入した雨水は徐々に下へと降りていき、やがては下の階の雨漏りとなってしまうのです。また、雨水の侵入は雨漏りをひき起こすだけでなく、建築材料の腐食の原因ともなってしまいます。

そのため、雨漏りを放置しておくと生活に影響がでるだけでなく、家の劣化にもつながってしまうのです。もし笠木が原因で雨漏りをしているようなら、早急に修理を施した方がよいといえるでしょう。

ベランダの手すりから雨漏りする原因

笠木が劣化してしまうと、ベランダの手すりから雨漏りする原因になります。笠木の劣化は、シーリングや打ち込まれている釘、あるいは塗装が原因になっていることが多いようです。

シーリングの劣化

シーリングとは、隙間をペースト状の建築材でふさぐことです。手すりの上部を全体的にカバーするためには、複数枚の笠木が必要になります。笠木の連結部分にはどうしても隙間が生じてしまうため、このシーリング材により防水性を高めているのです。また、壁と笠木の間にもシーリング材は使用されることがあります。

しかし、シーリング材は日光や気温の変化の影響を受け、だんだんと劣化していきます。シーリング材が劣化することで浮き・剥がれといったことが起き、その隙間から雨水が入り込んでしまうのです。

ベランダの手すりから雨漏りする原因

上面から打たれている釘

笠木は、手すりに固定する際に「脳天打ち」という工法が用いられていることがあります。これは、真上から釘が打たれて固定されているというものです。このように、上部から打たれている釘も、雨漏りの原因となることがあります。

ベランダの手すりは幅が広く、平らである場合が多いです。その形から、どうしても雨水が笠木の上に溜まりやすくなってしまいます。その雨水が釘に付着すると、さび・ゆるみの原因となってしまうのです。釘がゆるんだりさびたりすると隙間ができ、やがては雨漏りへとつながってしまいます。

塗装の剥がれ

ベランダを含む家のあらゆる場所には、塗装が施してあることが多いです。これは、デザイン性を高める目的のほかに、防水性を向上させることも目的で施されています。塗料でベランダをカバーすることで、雨水をはじめとする水分を中に入り込ませないようにする役割があるのです。この塗装が剥がれているということは、その分防水性が低くなっていることを意味します。

ベランダの手すりを補修する方法

ベランダの手すりから雨漏りを防ぐためには、隙間を塞いだり、笠木を交換したりするなどの補修が必要になります。ここでは、コーキングや笠木の交換についてご紹介します。

コーキング

ベランダの手すりを補修する方法

笠木にできた隙間を埋めるもので、コーキングという工法があります。コーキングに使用する材料は種類があるので、ベランダの素材にあわせて選ぶようにしましょう。笠木同士や壁との間に隙間が見られる場合、そこにコーキングをおこなうことで防水性を高めることができるでしょう。

笠木の交換

笠木の劣化が激しくこれ以上使用できない場合は、交換作業をおこないます。しかし、笠木の交換は注意点が多く、慣れていない方がおこなうのは少し難しいかもしれません。

というのも、ベランダの笠木は、ステンレスやアルミといった金属が材質となっていることが多く、取り扱いが難しいからです。また、固定するための釘は錆びづらいものを選ぶ必要があったり、打った後にはコーキング処理が必要になったりと、作業工程も多いです。

こういった作業の手間を考えると、やはり業者に依頼するのが得策といえるでしょう。業者に笠木を交換してもらうことで、より確実に修理をおこなうことができます。

ベランダの雨漏りの補修を業者に任せた方がいい状況

ベランダの手すりの雨漏りを改善するためには、原因をしっかりと突き止め、適切な修理を施す必要があります。次のような場合は、業者に任せることも検討しましょう。

ベランダの雨漏りの補修を業者に任せた方がいい状況

手すり壁の中身が傷んでいる場合

前述の通り、手すりの中に雨水が侵入すると建築材料を腐らせてしまうことがあります。外壁の腐食が激しい場合、手すりそのものを作り直さなければいけなくなることもあります。その場合は、外側に足場を組んで工事をすることになり、業者でなければなかなかできないものです。

雨漏りの発見が遅れ、すでに壁の中が腐っているような場合は、業者に依頼するようにしましょう。

雨漏りの原因が特定できない場合

ベランダの手すりから雨漏りする原因は、ひとつだけではないこともあります。シーリングが劣化しているだけかと思いきや、別のところに原因があるということも考えられるのです。

個人の判断で修理をおこなっても、原因をなくさないことには雨漏りは直りません。雨水の侵入口を突き止めずに工事をおこなっても意味がないこともあるので、まずは原因を特定するところからはじめるようにしましょう。業者による雨漏り調査なら、さまざまな調査方法を駆使して、原因を突き止めてくれるはずです。

まとめ

笠木にできる隙間は、ベランダの手すりの雨漏りにつながります。隙間ができる主な原因は、シーリングの劣化や釘のさびなどです。

コーキングなどの簡単な作業なら個人でおこなうこともできますが、基本的には業者に工事を依頼することをおすすめします。業者であれば、雨漏りの原因の見極めをはじめ、適切な工事の内容を考えてくれます。原因をなくさない限り直ることのないベランダの雨漏りは、知識の豊富な業者に依頼することを検討してみてください。

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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2019-06-27 16:36:56
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