
「赤いゴキブリ」の正体は、クロゴキブリの幼虫、またはチャバネゴキブリである可能性が高いです。家の中で赤いゴキブリを見かけたときは、クロとチャバネどちらのゴキブリなのか、それぞれの特徴から見分けましょう。
クロゴキブリは人前に出てくることが多いため、夏場に部屋の中で遭遇した場合はクロゴキブリの幼虫のである場合がほとんどです。寒さに強いためどこにでも巣を作りますが、なかでも湿気の多い場所に好んで生息しています。
クロゴキブリは羽があり飛ぶことができるため、換気扇や2階の窓など、どんなところからでも侵入することができます。このため、家の中で見かけるときは外から入り込んできた個体であることが多いです。
危険なのが、見かけた赤いゴキブリがチャバネゴキブリだった場合です。チャバネは飛ぶことができず、寒さにも弱いため、一ヵ所に身を寄せ合って暮らす習性を持っています。したがって、家の中でチャバネを見かけるということは、家にチャバネが住み着いて繁殖してしまっている可能性が高いのです。
チャバネは非常に繁殖力が強いため、放っておくとおそろしい勢いで増えていきます。赤いゴキブリを見かけたときは、すぐに駆除をおこないましょう。
皆さんは一度はゴキブリを見たことがあるかと思います。
ゴキブリの特徴を挙げると、黒光りしている、早い、夏に現れる・・・など色々あるかと思いますが、黒光りするものではなく、赤いゴキブリのような虫を見たことはないでしょうか?
実はその虫には、色々と種類があるのです。今回はその虫の特徴や、家にいると危ない理由をご紹介します。
目次
赤いゴキブリみたいな虫の正体は?
クロゴキブリの幼体
家で一番よく見かけるのが、このクロゴキブリですが、クロゴキブリは成虫になるまで7回から8回脱皮をします。
この成虫になる段階のクロゴキブリが、赤茶色をしています。姿は小さくてもゴキブリの形をしています。
同じく小さくて赤茶色をしているゴキブリがいますが、こちらはチャバネゴキブリという名称です。ロゴキブリの幼体とチャバネゴキブリは、似たような姿をしています。
タバコシバンムシ
屋内害虫とされているのがこのタバコシバンムシです。体は丸く、ゴマのような茶色の虫です。保管してあるパンやそうめん、粉ココア、ペットフードなどの乾燥した食べ物から発生します。成虫は羽で飛ぶことができます。掃除をする、殺虫剤を使うなどをして処理しましょう。
ヒラズゲンセイ
外見はクワガタのようですが成虫は黄色い体液を関節から出します。この液体に触れるとかぶれ、水ぶくれを起こすので注意が必要になります。
赤いゴキブリ?赤茶色のゴキブリ?
赤いゴキブリと赤茶のゴキブリの名前と違いを見ていきましょう。
住み家
クロゴキブリはジメジメと湿った、お風呂などの場所に住みます。チャバネゴキブリはコンセント内部など暖かい場所に巣を作って住みます。
幼虫の期間
クロゴキブリは8か月から11か月、チャバネゴキブリは33日から70日幼虫の期間があります。チャバネゴキブリは幼虫の期間が短く、すさまじい繁殖力があります。
寿命
クロゴキブリは8か月から18か月、チャバネゴキブリは3か月から6か月とチャバネゴキブリの寿命は短いですが、繁殖力が強い為駆除は困難になります。
孵化にかかる時間
クロゴキブリは23日から66日、チャバネゴキブリは15日から30日と、チャバネゴキブリは半月から1か月で孵化します。
卵(回数・量)
クロゴキブリは年に20回から30回卵を産み、その数は20個から30個、チャバネゴキブリは3回から7回卵を産み、その数は18個から50個です、卵を産む回数はクロゴキブリの方が多いです。
その他の違い
チャバネゴキブリとクロゴキブリの大きな違いは、チャバネゴキブリは飛べず、クロゴキブリは飛べることです。
なので、クロゴキブリは外から飛んできて侵入してくる可能性もあります。
その他にクロゴキブリは人の前によく出てくる為、夏場によく目撃されますが、チャバネゴキブリはほとんど人前には出てきません、その分見つかりにくいです。
クロゴキブリは寒さに強いですが、チャバネゴキブリは寒さに弱いです、なので、チャバネゴキブリは冬にはコンセント内部など暖かい場所で繁殖をしています。
寒いからといって冬眠をしている訳ではないので注意が必要です。
赤いゴキブリが家にいると危険な理由
赤いゴキブリが家にいるとどのように危険か紹介していきます。
「翅がない」のは危険なのか?
チャバネゴキブリには翅が無い為、繁殖場所は主に屋内になります。
ですので、チャバネゴキブリを発見したら、間違いなくその屋内のどこかでコロニー(巣)を作り、繁殖していると思って良いでしょう。
チャバネゴキブリを見つけたら、その巣を見つけ、退治しておかないと手に負えないほど繁殖する可能性があります。
ゴキブリはどこから侵入してくるのか
ゴキブリの侵入経路を紹介します。
換気扇
換気扇は部屋と繋がっている為、ゴキブリの侵入を許してしまいがちです。
カバーを取り付けることで対策になります。
エアコン
エアコンの排水用ホースからゴキブリは侵入してきます。
排水ホースの外側にネットを取り付けて、水のみが通れるようにしましょう。
排水溝
お風呂や洗面所の排水溝をよじ登って侵入してきます。
特に洗濯機の排水溝は見えにくいので忘れがちですが、ここからも侵入する可能性があります。
ここにもネットを取り付け、よじ登れないように対策をしましょう。
キッチンの下
普段あまり目のいかないキッチンの下にもゴキブリは潜んでいます。
特にキッチンはゴキブリの恰好の餌場になりますので、トラップやホウ酸団子をしかけておくようにしましょう。
玄関や窓の隙間
玄関や窓のわずかな隙間からもゴキブリは侵入してきます。ゴキブリが近づかないように忌避剤を使用しましょう。
まとめ
一度発生したゴキブリを完全に排除するのは難しいです。
特に、何個も巣を作っているであろう古いアパートや、床下に巣を作っている場合、完全な駆除は困難となります。
完全な駆除を希望する場合は一度、ゴキブリ駆除のプロに相談するのをお勧めします。
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