軒下や屋根、森林でよく見かける蜂の巣。気付かずうっかり近づいて、刺されてしまったことがある方は少なくないでしょう。
実は、蜂は種類によって巣を作る場所が違います。皆さんが想像もしない場所に巣がある場合もあり、気を付けているものの刺されてしまうケースもあります。蜂の巣は高いところだけでなく、地面に埋まっているものもあり、気付きにくい蜂の巣に限って強い毒を持った蜂が住んでいます。
刺されたら傷口が炎症を起こすだけでなく、最悪の場合命の危険をおびやかすことも考えられます。今回はそんな蜂に刺されないための、蜂の巣退治の方法とおすすめグッズをご紹介いたします。
目次
蜂の巣の種類
蜂の巣退治の方法を伝える前に、蜂の種類について知っておきましょう。主な蜂であるアシナガバチ、ミツバチ、スズメバチの3種類をご紹介します。
・アシナガバチの巣
アシナガバチの巣は、お椀を逆さまにした形と六角形の巣穴がむき出しになっており、全体が灰色なのが特徴です。よく巣を作る場所は庭の木、ベランダ、物置、岩かげ、窓枠屋根瓦とさまざまな場所に作ります。大きさは直径15㎝と小さいですが、数が多くなると最大60㎝ほどになるそうです。
・ミツバチの巣
ミツバチの巣は「巣板」と呼ばれ、テレビでよく見かける平べったい板のような形で下に垂れ下がっており、蜜が集まるとオレンジ色に変化するのが特徴です。巣を作る場所は、木の洞、穴、岩の間、石垣、生け垣、屋根裏など閉鎖的な空間に作ります。最大で1mほどのようです。
・スズメバチの巣
スズメバチの巣は、ボールのような球状になった巣が特徴です。中にはフラスコを逆さにしたような変わった形の巣もあります。巣を作る場所は、軒下、屋根裏、床下、庭の木、生け垣、土の中と幅広い場所に作ります。大きさは50㎝~60㎝と大きめです。
蜂の巣は人目が付きにくい閉鎖的な空間、または高いところや土の中など皆さんの目が行きにくい場所に巣を作っているため、見つけにくくなっています。
蜂の巣の退治方法は何がある?
蜂の巣の退治方法として挙げられるものは2つあります。自力で駆除する方法と業者に頼む方法です。
自力で蜂の巣を駆除する場合は、最少額のお金で駆除ができるメリットがあります。後ほどご紹介する駆除方法ですと、8,000~10,000円前後で済ませることができます。経済的に優しくお手頃ですが、注意点として巣が小さいうちにすることがおすすめです。
業者に頼む場合は、蜂の種類や巣の大きさによって異なりますが、大体7,000円~20,000円前後で駆除してもらえます。また、高い場所や土の中、巣が大きい場合は上記の値段にプラス3,000円~5,000円かかることがあります。
蜂の巣の退治方法におすすめのグッズ
自力で蜂の巣退治を方は以下のような商品を揃えていただくことで駆除ができます。
ガンタイプの殺虫剤になっています。
蜂の巣を作らせない ハチ・アブ用ハンター蜂駆除スプレー510ml
殺虫効果だけでなく、巣の予防効果もあります。
飛び回るハチにも有効に使うことができます。
離れたところから、狙い撃ちすることができます。
蜂の巣の退治方法
蜂の巣を退治する前に
まず、蜂の種類を知ることです。ミツバチやアシナガバチならまだ危険性は低いですが、スズメバチの毒は大変危険なため、要注意です。
蜂の種類が分かりましたら上記でもあげた蜂の巣退治に使うグッズを準備します。
蜂の巣を退治する際の服装
蜂の巣退治をするにあたり、当然刺されないための対策をしなくてはなりません。
業者様みたいな完全防着はないと思われますが、身近な衣服や道具でも蜂の巣の退治は可能です。準備するものは防寒着、ズボン、厚手の手袋、長靴、ゴーグル、マスクの6点があればよいでしょう。
蜂の巣を退治する流れ
準備が整いましたね。いよいよ蜂の巣退治に取り掛かります。手順は以下のように行います。
1.殺虫剤を巣に直接噴射します。
蜂が巣から出てこなくなったら噴射を止めて大丈夫です。
2.蜂の巣をほうきなどで落とし、ごみ袋に入れて密封します。
3.再度殺虫剤を吹きかける
もしかしたら蜂の巣の中に生きている蜂が潜伏している可能性があります。万が一の対策として噴射しましょう。
以上が蜂の巣の退治方法です。この3工程で大体30分くらいかかります。30分間蜂たちとの格闘になりますが根気よく頑張ってください。
蜂の巣を退治するときの注意点
すぐに蜂の巣退治にかかりたいところですが、蜂の種類によって活動している時間帯が違います。一番蜂が集まっている時間に蜂の巣退治をすることで確実に巣を仕留めることができるでしょう。
アシナガバチやスズメバチは夕方、辺りが暗くなったころに蜂たちが巣に戻ってきます。戻ってきたら駆除開始です。周りが暗いので必ず懐中電灯を使用してください。
ミツバチの場合は、夜から朝にかけて全ての蜂が巣へ戻ってきます。そのため駆除する時間帯は大体朝6時が良いでしょう。
蜂の巣の再発防止をするにはどうすればいい?
蜂の巣を退治し、巣の撤去が終わったら、蜂が再び巣を作らないような対策が必要です。
蜂の巣があった場所に、殺虫剤を吹き付けておきましょう。
殺虫剤に含まれているピレスロイドには蜂を寄せ付けない効果も含まれており、巣のあった場所に撒くだけで蜂を寄せ付けなくなります。
まとめ
蜂の巣の退治は業者様にしかできないのでは、と思われますが皆さんでも可能です。今回ご紹介した蜂の巣の駆除方法の手順と、下準備を踏まえて蜂の巣を駆除すれば大丈夫です。低コストでなおかつ、手短に駆除ができます。
蜂の巣で悩まれている方、ぜひ試してみてください。蜂は危険な生き物ですので、自分で駆除ができるか不安に思う方は無理をせず業者に頼むことをおすすめします。
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