パソコンが故障!データだけは取り出したい…その方法を教えます!

2021.4.30

パソコンが故障!データだけは取り出したい…その方法を教えます!

最近ではパソコンを使った趣味や仕事を持っている方が大変多くいます。しかし、パソコンはとても繊細な機器のため、小さなことがきっかけで壊れてしまう場合があります。
もし、今までのデータが消えてしまったら……そう考えると恐ろしいですね。
今回は、パソコンが故障してもデータを取り出したりできるのか、またその方法を調べてみました。

パソコンが故障する原因は?

パソコンは精密機器なので、大変繊細です。故障する理由もさまざまとなっています。

熱による故障

パソコン内部は、とても熱くなっていて、大体40度くらいの温度になっていることが多くあります。そのため、これくらいの熱さではパソコンは壊れません。備え付けられている冷却ファンや通気口などによって、パソコンが熱くなりすぎることを抑えられています。
また、ハードディスクも60度くらいの温度までなら正常に動くように作られているのです。

しかし、冷却ファンの故障や温度の高い場所でパソコンを使うことで60度を超えてしまうと、パソコン内部で熱暴走を起こし、勝手に電源が落ちたり何度も再起動を繰り返すことがあります。
最悪の場合、二度と起動しなくなるこことも考えられます。

磁器による故障

ハードディスクやパソコン本体に磁石を近づけると壊れることがあります。小さな子供がいるお家などでは、子供遊んでいて磁石を近づけてしまうことがあるので、とくに注意が必要です。

落とすなどの衝撃による故障

パソコンの電源が入っているとき、ハードディスクにある円盤(プラッタ)というものが高速で回転しています。この状態のときにパソコンに衝撃を与えてしまうと、壊れることがあります。最悪の場合、データがすべて無くなってしまったというケースもあるようです。

雷サージによる故障

雷サージとは、らいくらい落雷によって電化製品が故障してしまうことです。
コンセントに繋がっている電化製品は、落雷によって壊れてしまうことがあります。また、避雷針でなく付近に雷が落ちた場合でも、落雷と同時に電源が切れたり、そのまま立ち上がらなくなったりする可能性があるようです。

ほかにもパソコンが壊れる理由はさまざまですが、このようにパソコンが故障してもデータの取り出しはできるのでしょうか。

      パソコンが故障する原因は?

パソコンのデータの取り出し方法-用意するもの

「パソコンは故障したがデータだけは取り出したい!」
そんな方のために、データを取り出す方法を調べました。

パソコンの電源が付いて、まだなんとか操作できる場合以下のような道具が使えます。

フラッシュメモリなど

USBフラッシュメモリや外付けハードディスクを使って、安全なパソコンへデータを移し替えましょう。容量の少ないUSBで大容量の移動を行う場合、データを吸い出しては吐き出す作業を何度か繰り返さなくてはいけないかもしれません。
そんなときは外付けHDDを使えば、ほとんどの場合一度に大容量を移動することが可能になります。

パソコンが完全に停止している・もう操作できない場合

その場合は、HDDに直接ケーブルをつないでデータを吸い出してみましょう。細かい部品もなく、2本のケーブルだけでできてしまうので初心者の方にとくにおすすめです。

パソコンのデータの取り出し方法-手順

HDDが生きていれば、パソコンが故障してもデータの取り出しは可能です。
ここでは、先ほどの2本のケーブルを使ったときの取り出し方を説明します。

①ドライバーを使って、もう動かなくなってしまったパソコンからHDDを取り出しましょう。多くのパソコンの場合、デスクトップならサイドパネルの内側、ノートパソコンなら底の面など、HDDは取り出しやすい場所にあるようです。

②ではケーブルをつなげていきます。取り出したHDDにケーブルを2本とも挿し、コンセントに電源ケーブルを挿し、USBケーブルは別の安全なパソコンに挿してください。この安全なパソコンがデータの移動先になります。

③USBを挿すと、それがリムーバブルディスクとして認識されます。あとはフラッシュメモリや外付けHDDと同じように、この中から必要なデータを救出します。

たったこれだけでできてしまいます。部品も方法もシンプルなので、初心者の方でも心配ありません。
また、HDDの入っている場所や取り出し方法がわからないときは、無理せずパソコン修理のプロに相談しましょう。

データが紛失している場合の対処法

突然パソコンが故障してデータの取り出しが必要になっても、慌ててはいけません。
また、何らかの理由でそのデータが消失してしまったときはパニックになる方が多いかと思いますが、まずは落ち着いてください。

まずは電源を切ること

データが消えてしまったときは、まずパソコンの電源を落として使わないようにすることが大切です。

データが消えてしまった直後は、まだパソコンの中のどこかに残っている可能性が高いです。しかし、同じパソコンを使ってデータの復旧方法などをインターネットで調べると、見たウェブページの記録がキャッシュとして残っていくので、パソコン内に残っていた必要なデータに上書きされてしまうかもしれません。

一度上書きされると、もう上書き前のデータは戻ってきません。復旧方法を調べたいときは、別のパソコンか携帯電話を使いましょう。

また、インターネット上で見つけた復旧方法をいくつも試すと、そのうちにデータが上書きされて復旧不可能になることがあります。1つか2回試してダメだった場合、早急にパソコン修理のプロに依頼することをおすすめします。

復旧したデータを復旧前と同じ場所に保存しないこと

復旧したデータを保存しながら復旧作業が進んでいくので、同じ場所に保存してしまうと以前のデータに復旧後のデータが上書きされる可能性があります。
写真など、もう取り戻すことが困難なデータの場合は、パソコン修理のプロに依頼すると安心です。

バックアップは常にとっておこう

これは何よりも大切です。パソコン中心に使う仕事をしている方は、常にフラッシュメモリなどを使ってバックアップを取っておきましょう。どんなにパソコンに安全な環境で働いていたとしても、突然停電が起こるかもしれません。飲み物をこぼしてしまう可能性もあります。
もしものときのために、大切なデータはバックアップを取りましょう。

      データが紛失している場合の対処法

どうしてもデータの取り出しができない場合は業者に依頼を

日ごろからパソコンを使ったり、機械に強い方でなければデータの復旧を自分で行うのはむずかしいでしょう。パソコンが故障し、そのデータの取り出しをあまり知識がないまま行ってしまうと、取り出せるはずのデータが消えてしまったり、さらに復旧不可能になるおそれもあります。

データの取り出しや復旧を専門に取り扱う業者があるので、取り返しのつかないことになる前に、一度パソコン修理のプロに相談してみてください。

データ消失の場合、必ず復旧するという確約はむずかしいかもしれません。ですが、業者によってはその機器からデータの取り出し・復旧が可能かどうかを無料で診断してくれるところがあるようです。

まとめ

今の時代、パソコンを中心とした仕事をする方は大勢います。仕事だけでなく、写真や音楽などの趣味のために使う機会も増えてきました。
パソコンの故障でデータの取り出しができなくなってしまうと、仕事に支障が出たり、大切な趣味や思い出がすべて無くなってしまいます。もし、今日紹介した方法で解決しなかった場合は、取りかえしのつかないことになる前に一度パソコン修理のプロに依頼してみてはどうでしょうか。

パソコン修理を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「パソコン修理」をご覧ください。

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