
ご自宅のお庭をもっと華やかにしたい、またはなにもない部分をどうにかしたいという方も多いでしょう。そんな時、すぐに雰囲気を変えることができるものとして挙げられるのが、砂利です。そのなかでも、玉砂利を庭に敷くことが定番となっています。
玉砂利とは、粒が大きく丸い形をしている砂利のことを指します。1粒が丸く、小さなお子様やペットがいてもけがをしにくいことでも人気が高いです。また、玉砂利を庭に敷くことの利点は、それ以外にもあるのです。
そこでこの記事では、庭に玉砂利を敷くメリットをご紹介します。実際に玉砂利を敷く際には、どのような工程で行うのがよいのかも見ていきましょう。
目次
玉砂利の効果は?
庭をより華やかにしようと思ったとき、芝生や砂利などそのツールはさまざまです。しかし、そのなかでも玉砂利を庭に敷くことは、とくにおすすめします。その理由は、ずばりメリットが多いからです。
見た目がキレイ
玉砂利は、丸くて比較的大きな砂利を指しますが、その色はさまざまです。例えば、黒色やグレー色の砂利は、和風の家でも洋風でも、どちらにも合わせることができます。一方、さまざまな色の砂利が合わさったものは、個性的な雰囲気を作り出すことができるのです。
ご自宅の雰囲気に合わせたりすることも可能ですし、好みによって雰囲気も大きく変わります。上品さを演出したり、遊び心を演出したりと、個性がだせるのもうれしいですよね。
雑草対策になる
できるだけ厚く砂利を敷くことで、雑草対策にもなります。砂利により土まで日光が届きづらくなり、その下では植物が育てない状態を作ることができるのです。
より確実に雑草対策をするには、砂利の下に防草シートを敷くとよいでしょう。防草シートがあることで、砂利が土に埋もれてしまうのを避けることができます。
水はけがよくなり、泥はねがなくなる
土のままだと、雨が降った後そこを通ると泥まみれになってしまいますよね。しかし、玉砂利を敷くことで、水はけがよくなるため泥はねを防止することもできます。雨が降った後でも、気兼ねなく砂利の上を通ることができるのです。
防犯対策になる
玉砂利を敷くことが、防犯対策になることもあります。玉砂利の上を歩くと「ジャリ」とした音がなり、不審者の侵入に気づきやすくなるのです。庭だけでなく、玄関回りにも敷いておくことで、より防犯効果を高めることができるでしょう。
おすすめの玉砂利4選!
先述したように、玉砂利にはいくつか種類があります。これは好みによって選ぶことができ、種類が違うだけで雰囲気も大きく変わります。
那智黒石
那智黒石は、比較的大きな黒色の石です。普段の状態ではグレーの色をしていて、和風のご自宅では厳かな雰囲気に、洋風のご自宅ではスタイリッシュなイメージを持たせることができます。
那智黒石は雨などで濡れると黒色になるため、その変化も楽しむことができるのです。また、那智黒石が磨かれて、水に濡れていなくても濡れているような見た目をしたものを新那智黒石といいます。
五色石
これはその名の通り、5色の石が集まったものです。白色、緑がかった深い青色である納戸色、ミカンのような柑子色、若菜色、そして茜色の5色です。五色石は、特に和風のご自宅やアジアンテイストのご自宅にぴったりです。あまりない種類であるため、個性を演出することができますよ。
エメラルド砂利
エメラルド砂利は、大きなものから小さなものまであります。こちらも、乾いているときと濡れたときで色が変化します。乾いているときは青色ですが、雨が降って濡れるとエメラルド色になるのです。派手に輝くわけではありませんが、雨の日も楽しくなりそうですよね。
白玉石
上品な雰囲気を出したい方におすすめなのが、白玉石です。これは、真っ白の丸い石で、どの雰囲気のご自宅にも合わせやすいものです。雨に濡れると白が輝き、さらに上品さが増します。
このほかにも、それぞれの魅力がたっぷり詰まった玉砂利がたくさんあります。せっかくですから、お気に入りのものを選んで、玉砂利で庭をおしゃれに演出してみてくださいね。
玉砂利を庭に敷いてみよう
玉砂利を庭に敷くことが決まり、玉砂利の種類も決まったら、いよいよ敷いていきましょう。
必要な量は?
どれほどの範囲に砂利を敷きたいのか把握します。そして、その面積がどのくらいなのか、縦と横の長さを計っておきましょう。縦と横の長さをかけることで、何平方メートルに砂利を敷くのかがわかります。
玉砂利は、2~4センチの厚さになるように敷くのが一般的です。あまり薄すぎると、下のシートや土が見えてしまいます。1平米あたり、砂利は80キログラムほど必要だと考えるとよいでしょう。
まずは、ご自宅のお庭に何平米分敷きたいのかを計算しておくと、スムーズに購入することができます。
防草シートとの併用がおすすめ
玉砂利を敷く前に、防草シートを敷いておくことをおすすめします。砂利の下から、雑草が生えてしまうのを防ぐためです。また、それだけでなく、玉砂利だけだと人に踏まれたり雨などによって、土が上がってきてしまいます。そうすると、見た目も悪くなってしまうのです。防草シートを下に敷くことで、そのようなデメリットも解消することができます。
施工の手順
必要なものを購入して揃えたら、まずは砂利を敷く部分に生えている雑草をきれいに抜きます。きれいに抜き終わったら、次は土に凸凹がないように整えていきます。できるだけ土を固くすることで、よりきれいに防草シートを敷くことができます。
土が平らになったら、防草シートを敷いていきます。防草シートはよれないように、慎重に敷いていきましょう。敷いた部分はピンやテープでしっかりと固定します。固定が甘いと雑草が生えてしまうこともあるので、注意しましょう。
防草シートがしっかりと張れたら、いよいよ玉砂利を敷いていきます。全体的に厚みが均等になるように気にしながら作業を進めていきましょう。
砂利を敷く範囲が広い場合、玉砂利の総重量は相当な重さになります。ひとりで無理に作業をすると、思わぬケガをしてしまうかもしれません。作業に限界を感じるのであれば、無理せず業者に砂利敷きを依頼するのもよいでしょう。
まとめ
玉砂利を庭に敷くと、ただ庭をきれいに見せられるだけでなく、そのほかにもたくさんのメリットがあります。防犯対策になるほか、防草シートと併用することで雑草対策にもなるのです。
玉砂利の種類は非常に多く、大きさや色が異なるだけで、その庭の雰囲気も大きく変わります。理想的な雰囲気を作り出すためにも、ぜひお気に入りの玉砂利を探してみてください。
玉砂利は、1平米あたりおおよそ80キログラム必要です。そのため、広い範囲に敷くとなると、玉砂利の総重量は相当なものになります。無理な作業は事故の原因ともなりうるので、不安な点があれば業者に依頼しましょう。玉砂利の販売から運搬、作業まで全て一貫してやってもらえるところもありますよ。
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