
新しく家を建てるときや、家を大きくリフォームを考えるとき悩んでしまうのがコンセントの位置や数です。その中でもよく話題に上がるのが「洗面台にコンセントは必要なのか?」問題です。備え付けの洗面台にはコンセントが付属していますが、これは果たして必要なのであろうかという問題です。
洗面台だけでなく、脱衣所にもなっていることが多い洗面所などにはどれくらいのコンセントが必要となってくるのでしょうか?
目次
洗面台にはコンセントが必要なのか?
そもそも、備え付けの洗面台のコンセントは何用なのでしょうか?照明用というだけではなく、たとえば男性ならば電気ひげ剃りをほぼ毎日使用するでしょうし、女性ならばドライヤーや電気コテなどで使用する人もいます。
ひげ剃りは鏡を見ながらでないとそり残しになることも、肌の凹凸のせいでけがをしてしまうかもしれません。そった後は洗い流す必要もあれば、肌のためのアフターケアをしなくては肌も荒れてしまいます。
ドライヤーはお風呂を出た直後に使うので、お風呂を出てすぐ目の前にある洗面台で行うことが多いです。電気コテは大きな鏡でバランスを見ながらでないと変な髪形になってしまうかもしれません。
「ひげ剃りもドライヤーも使わない」という人もいるかもしれませんが、洗面台のコンセントがあると何かと便利なのです。
洗面台付近のコンセントがあると便利な場所
備え付けの洗面台のコンセントのほかにも、付近に壁コンセントがあると便利です。
洗面所・脱衣所の空調
冬は冷えやすいうえ、お風呂に入るために全裸になる場所なので体が冷えてしまいます。そのため脱衣所に暖房器具を設置しておくと、寒い思いをしながら服を脱ぐ必要もありません。夏はせっかく汗を流したのに、夏の暑さのせいと洗濯機などの熱のせいで再び汗をかいてしまうこともあります。扇風機などを置いておくと、さわやかなお風呂になるでしょう。
洗面所・脱衣所の掃除
湿気がこもりやすいので、除湿機の設置ができるとカビ発生の可能性も低くなるかもしれません。
そして、洗濯機や乾燥機、服の着脱でもホコリは舞い上がります。掃除機を頻繁にかける必要があるので、洗面台付近に掃除機のためにコンセントがあると便利です。
洗面台付近のコンセントは使用用途に合わせて高さを調節しよう
洗面台にコンセントを設置するときは、高さを意識することが大切です。
たとえば、ドライヤーを使いたいのに床付近にしかコンセントがなければ、思うように髪を乾かすことができません。一方、高すぎてもコンセントの抜き差しが大変です。そのため、コンセントの高さは低くても自分のお腹あたり、高くても肩ぐらいの位置に設置したいです。
そのコンセントだけでは除湿機や掃除機を使うときに不便になってしまうので、床付近にもコンセントがほしいです。乾燥機は洗濯機の上に設置することも多いですし、暖房器具などは足元だけでなく心臓に近い位置を暖めたいので、少し高い位置にもコンセントがあると便利でしょう。
これらのコンセントがドアに隠れてしまわない位置に設置しましょう。
洗濯機のコンセントはアース付を
洗面台のコンセント事情として、付近に洗濯機を設置する家庭も少なくありません。洗濯機や乾燥機などの水を使っている家電はアースを取り付ける必要があります。
というのも、水は電気を通しやすいのでアースで電気を逃がさなくては感電の危険性が出てくるからです。法律にも明記されているので、洗濯機や乾燥機のコンセントには必ずアース付きを設置しましょう。
もしアース線が端子まで届かない場合は、ホームセンターや家電量販店で延長用のアース線が販売されているので付け替えましょう。
まとめ
洗面台・洗面所には必要な家電がたくさんあるため、洗面台にはコンセントが何口か必要となります。ただし、水場は感電事故の起こりやすい環境なので、使わないときは基本的にコンセントを抜いておくと安心です。
コンセントの位置や場所、数は電気工事業者と相談しながら決めましょう。
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