
お部屋の床の掃除をしたばかりなのに、気付いたら床が髪の毛だらけになっていたことはありませんか?とくに髪が長い女性の方は、これに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
このコラムでは、落ちた髪の毛の掃除方法や対策法をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
目次
髪の毛ってなんであんなに床に落ちているの?
そもそもなぜそんなにも髪の毛は落ちるのか、まずは理由をご説明します。
ヒトは1日に髪の毛が何本抜けるかをご存知でしょうか。なんと1日50~100本もの髪の毛が抜けるといわれています。秋の抜け毛のシーズンには1日200本も抜けることがあるようです。
そんなに抜けて大丈夫なのかと心配になりますが、髪の毛は10万本も生えているものなので、全体の0.1%~0.2%の量にすぎません。抜け落ちている割合は実はそんなに多くないのです。
しかし、その量が床に落ちていてはどうでしょうか。数本落ちているだけでもかなり目につきますよね。それが200本となれば、いたるところに髪の毛が落ちていると感じます。
さらに家族が何人もいたらどうなるでしょうか。お部屋の床に沢山落ちていても不思議ではありませんよね。髪の毛の掃除ばかりしているのもうなずけます。
いちばん多く落ちるタイミングはいつなのでしょうか。それはお風呂で髪を洗ったときだといわれています。引っ張って抜け落ちるのではなく、既に抜けている毛がシャンプーによって取れると表現したほうがいいかもしれませんね。
また、髪をブラッシングしたときも同じように抜けますが、こちらは無理にとかして毛を引っ張り、抜いてしまうこともあります。
床の髪の毛を掃除する方法
では、床に落ちている髪の毛はどう掃除したらよいのでしょうか。
スタンダードな方法は、掃除機で吸い取る方法です。掃除機は広範囲を一度に掃除するのに便利ですね。床に落ちた髪の毛は部屋のすみの方に吹きだまりになって集まっています。すみの方を重点的に、掃除機をかけましょう。
長い髪が落ちている場合は掃除機のヘッドブラシ部分に絡まりやすいので気を付けます。
カーペットに落ちた毛を取る場合は、専用の掃除機のアタッチメントを使うとよいです。毛が絡みにくい素材が使われていたり、毛をかきとり吸い込んでくれるように出来ています。
目にとまったカーペットの毛をとりあえず取りたい、という場合はガムテープでぺたぺた取ってもいいでしょう。
床の髪の毛の掃除には便利グッズを使おう
さまざまなお掃除便利グッズを上手に使って、楽に髪の毛をお掃除しましょう。グッズと掃除方法をいくつかご紹介します。
粘着クリーナー
コロコロして使うタイプの粘着クリーナーを使ってみましょう。髪の毛が落ちているところに軽く転がして、髪の毛を取ります。掃除機で取れないカーペットのスキマにも有効です。
テープが無くなると使用できなくなるのがデメリットですが、コンセントがない場所でも手軽に使えて便利です。最近は使い終わった部分を簡単に切り離せるようなローラーも出ていますので、テープをよく見て使いやすいタイプを選びます。
床の材質によっては、粘着テープでワックスがはがれてしまったり、くっついて取れなくなる場合があります。こういった場合は他のお掃除グッズを使用しましょう。
床用ワイパー
先端にワイパーを取り付けて拭きとる棒を使います。フローリングや、掃除機が入らない家具の下などの狭い空間にも使用できます。髪の毛を取るのに長けている種類も販売されているので、それを使用するといいですね。
掃除する時間が夜しか取れない方などは、掃除機のかわりにこれを使用しましょう。乾いたワイパーでほこりと髪の毛を取ってから、濡れているワイパーで掃除をすると、床がすっきりしますよ。
室内用ほうき&ちりとり
持ち手が短く小さい室内用のほうきとちりとりがホームセンターなどで販売されています。お部屋のすみに置いておけば、気になったときにさっと掃けて便利です。
ちりとりに取った髪の毛は、飛んでいかないようにしっかりほうきでおさえて捨てましょう。
ゴム手袋
実は髪の毛を取るのに便利なものです。広範囲の掃除には向いていませんが、滑らず掴みやすいので気になる毛をピンポイントで捨てられます。やさしくつまんで捨てましょう。
輪ゴム
ゴム手袋と同じ、ゴムから出来ている輪ゴムは髪の毛を取るのにも使えます。気になる髪の上に置いてコロコロするだけで、髪の毛を絡みとってくれますよ。髪と一緒にそのまま捨てましょう。
髪の毛の掃除以外の対策方法
髪の毛のお掃除をなるべく簡単にするには、常に抜け続ける髪の毛を部屋に落とさないようにすることが大切です。
髪の長い人であれば、なるべく室内では髪の毛を縛るなどしてみましょう。また、抜け毛対策を取って髪の毛を守ることも、床に髪の毛を落とさないことにつながります。
・自分に合ったシャンプーを選ぶ
自分の頭皮の状態に合わせてシャンプーを選びましょう。頭皮の環境を整え、健康な髪を育てることが大切です。
・リンスやトリートメントを正しく使う
製品によって使い方は異なりますが、過剰な量を使用したり、すすぎがうまくなっていないと頭皮が炎症を起こし抜け毛につながります。
・髪の毛を洗ったら自然乾燥せずにドライヤーを使う
頭皮を濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖して頭皮の状態が悪くなります。男性でも女性でも、髪を洗った後はドライヤーでなるべく早く乾かしましょう。
まとめ
このコラムでは床に落ちた髪の毛の掃除方法についてご説明しました。床の髪の落ち具合は、家によって異なりますので、掃除道具の使い心地や家の床の状態に合った方法で掃除をしてみてください。
髪の毛が床に溜まってから掃除をするより、なるべくこまめに掃除ができるといいですね。また、髪の健康を保つことで掃除の量が減ることにもつながります。少しの心がけで、髪もお部屋の環境も良くなって一石二鳥です。
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