新車独特の匂いに要注意!新車の匂いを消す3つの方法をご紹介!

2021.4.30

新車独特の匂いに要注意!新車の匂いを消す3つの方法をご紹介!

多くのお金を払ったものほど、手に入れたときの喜びは大きいもの。車はその代表格でしょう。しかし、新車を買ったときに気になるのがその匂い。せっかく買ったのに、嫌な匂いがしてしまってはその喜びも半減してしまいます。そこで、今回はそんな新車の匂いを消す方法をご紹介します。

新車の匂いの原因とは?

新車の匂いの原因のひとつは、生産の途中で使われる揮発性有機化合物だといわれています。車の内装にはゴムや接着剤が使われていますが、これらに揮発性有機化合物が含まれているのです。

名前に揮発性とついているとおり、これらの有機化合物は常温・常圧でも蒸発しやすいのが特徴です。乾燥しやすいので使われているわけですが、その性質ゆえに私たちが匂いを感じやすくなっているのです。

それ以外にも革のシートが車に備え付けられている場合は、革の匂いが揮発性有機化合物の匂いと混ざり合ってしまい、新車の匂いの原因になるといわれています。このようにさまざまな要因がからみ合っているため、新車の匂いを消すことは簡単ではありません。

      新車の匂いの原因とは?

新車の匂いは『シックカー症候群』になるおそれも!

少しまえにシックハウス症候群という言葉が流行しました。シックハウス症候群とは、家の内装などに使われる化学物質が原因で体調を崩すことを意味します。車でも同じようなことがおき、シックカー症候群と呼ばれています。

先ほども述べたように、新車の匂いの原因として揮発性有機化合物があります。新車の匂いで体調を崩すことがあれば、それはシックカー症候群の恐れがあります。せっかく新車に乗れても気分が悪くなったり、体調を崩してしまってはガッカリですよね。

実は、車の中は家の中よりも化学物質によって体調を崩しやすい場所でもあります。その理由は空間における揮発性有機化合物の多さです。当然ながら車の中は家の中よりも狭いため、空間における内装材の割合という点でみると、家よりも車のほうが多くなることもあります。

また、車は密閉された空間なので化学物質濃度が高くなりやすく、注意する必要があります。そうなると単に新車の匂いを消すだけでなくシックカー症候群の対策も考える必要があるかもしれません。

      新車の匂いは『シックカー症候群』になるおそれも!

新車の匂いを消す方法3選

それではいよいよ新車の匂いを消す方法をご紹介していきます。

光触媒スプレーを使う

光触媒スプレーを使うと、匂いの原因物質や有害物質を分解してくれます。新しく商品を買う必要はありますが、お手軽にできる対策なので、普段忙しい方にはピッタリかもしれません。

車内をぬれタオルで拭く

車内のありとあらゆるところを固く絞ったぬれタオルで拭くことで、新車の匂いを消すことができます。匂いの原因のひとつは揮発性有機化合物なので、その物質をぬれタオルで除去してしまうことで、匂いの原因をなくすことができるでしょう。ただ、この方法は労力を要するので、忙しい方やあまり体力がない方には不向きかもしれません。

車内を乾燥させつつ窓を開ける

匂いの原因は揮発性有機化合物なわけですから、それらを蒸発させて窓から追い出してしまえばいいわけです。よく晴れた日などに車を外に出して、車内が乾燥させましょう。そして窓を開けて揮発した化学物質が外に出るようにすることで新車の匂いを消すことができます。

一日だけでは十分に効果がないかもしれませんが、一週間も続ければ匂いを消すことができるでしょう。

ただ、この方法を行う場合は注意点がふたつあります。ひとつはドアを開けないようにすることです。ドアを開けるとルームランプや防犯センサーが作動するため、バッテリーを消費します。開けっ放しにしてしまうと、バッテリーがあがってしまうこともあるので、換気の際は窓を開けるようにしましょう。

もうひとつはなるべく車のそばを離れないことです。匂いを消すためとはいえ、窓を開けているので防犯面には気を付けなければいけません。車上荒らしなどを防ぐためにも、窓を開けている間は車から目を離さないようにしてください。

まとめ

苦手な人からしたらどうしても気になる新車の匂いですが、その原因は内装などに使われる揮発性有機化合物でした。これらの物質はシックカー症候群を引き起こす可能性もあるので、有害な物質といえるでしょう。

そんな物質が原因なら、なおさら新車の匂いは消すべきですよね。さまざまな方法をご紹介しましたが、普段から忙しい人は光触媒スプレーで手軽に対策をとるといいでしょう。

また時間がある人や労力を惜しまない人は、車内をぬれタオルで拭いて化学物質を取り除く方法や、晴れた日に窓を開けて車内の化学物質を外に出すといった方法をとるといいでしょう。

ただし換気をする場合は、ドアを開けっぱなしにしてしまうとバッテリーがあがってしまうので、窓を開けるようにしましょう。窓を開ける際も、犯罪に巻きこまれないように車のそばを離れないように注意してください。

光触媒といわれてもピンとこないという方や、やり方があまりわからないという方は消臭・脱臭のできる業者に頼むというのも有効な手段です。ぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

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