エアコンの吹き出し口の結露対策!原因と3つの対策を紹介します

2021.4.30

エアコンの吹き出し口の結露対策!原因と3つの対策を紹介します

エアコンで冷房運転をしているときに、吹き出し口に結露ができていたり、水が飛んで来たことはありませんか?もしあてはまった場合、それはエアコンの設定を見直すことで解決できるかもしれません。
今回は、エアコンの吹き出し口の結露対策について調べてみました。結露が起こる原因も一緒に説明します。

対策1.設定温度を調節する

エアコンの吹き出し口の結露対策をするために、まずはなぜ結露が起こるのかを知ることが大切です。

吹き出し口の結露は、夏の暑い時期によく起こります。
暑い夏の空気には、水分が多く含まれています。その空気がエアコンの冷たい吹き出し口に触れることで、空気中に含まれていた水分は水滴となって吹き出し口に付着します。これが結露です。

暑い季節は冷房の温度を低くするほど気温との温度差が出ます。設定温度を低くしている場合、気温との差が小さくなるように少しだけ温度を上げてみてはどうでしょうか。それにより、吹き出し口が冷やされすぎることがなくなるので、結露を抑えることができるはずです。

      設定温度を調節する

対策2.風量を上げる

風量を見直すことでもエアコンの吹き出し口に付く結露対策をとることができます。

夏の暑い中、冷房の設定温度のわりに風量が弱いと、エアコンは弱い風量でも早く設定温度まで冷やそうと頑張るため、吹き出し口が冷やされすぎて結露が起きてしまいます。なので、部屋がある程度冷やされるまでは、エアコンの風量を強く設定することをおすすめします。

対策3.フィルター清掃

温度や風量を調整しても結露がおさまらない場合は、エアコンの掃除不足が原因かもしれません。

エアコン本体の外部カバーを外した中に、フィルターというものがあります。実は、このフィルターの掃除をすることもエアコンの吹き出し口の結露対策につながるのです。

フィルターは、エアコンを使えば使うほどほこりや汚れが溜まりやすくなります。エアコン内のフィルターがほこりなどで目詰まりを起こしていると、風がせき止められてしまい、設定された量の風がうまく部屋に出ることができなくなってしまいます。このままでは、部屋の空気はなかなか冷やされません。
エアコンは設定された分の風量を吹き出しているのに、部屋の空気がなかなか冷えないままだと、吹き出し口ばかりが冷やされて結露が付着する原因となってしまうのです。

また、フィルターが目詰まりを起こしていると、冷却能力の低下にもつながります。それによりなかなか部屋が冷えないせいで、設定温度ばかりどんどん下げてしまうと、エアコンはエネルギーを大量に使ってしまいます。その結果、電気代もかさむおそれがあります。

結露対策と同時に省エネ対策としても、エアコンのフィルターはまめに掃除していきたいです。エアコンをよく使う季節の場合、大体2~3週間に1度を目安に掃除することをおすすめします。

フィルター掃除のやり方

①まず、エアコン本体の外部カバーを外します。中にフィルターが見えますが、すぐに外すと、フィルターについているほこりが舞って部屋が汚れてしまうので、掃除機などでほこりを吸い込んでください。

②フィルターをそっと外して、庭や浴室などに持っていき、シャワーで汚れを洗い流してください。こまかいところに詰まった汚れなどは、つまようじや綿棒などの細いもので取り除いてください

③しっかり乾燥させたら、またエアコンに取り付けてください。

このように、フィルターの掃除は意外と簡単にできるものなので、すぐにでも実践できます。

      対策3.フィルター清掃

エアコンの汚れは様々なトラブルの元

エアコンを掃除することは、エアコンの吹き出し口の結露対策にもなります。また、エアコンの汚れに気付かずそのままにしていると、結露以外のトラブルも引き起こす場合があります。前述したようなフィルターの目詰まりのせいで、結露が起こってしまったり、風量が弱くなってエアコンの効きが悪くなったりする場合もあります。

さらに、ほこりや汚れを放置していると、エアコン内の湿気と汚れが結びついて、カビが発生することもあるのです。
カビが発生すると、今度はエアコンから異臭がすることがあります。それだけでなく、ぜん息などのアレルギー反応を引き起こし、健康被害を及ぼすおそれもあるのです。
こうなってしまう前に、フィルターの掃除や吹き出し口の拭き上げなど、自分でできそうなところはぜひ掃除してみてください。

ただし、エアコンの内部の汚れとなると、素人の手ではどうしても届かない場合があります。間違った方法で掃除しようとすると、エアコンの故障や破損につながるということも考えられます。徹底的にエアコン内をきれいにしたいなら、無理せずプロに相談してみることをおすすめします。

まとめ

エアコンの吹き出し口の結露対策について調べているうちに、エアコンを清潔に保たなくてはいけない理由についても知ることができました。

風量や温度設定で解決したとしても、エアコンの内部の汚れは気づかないうちに溜まっていくものです。面倒に思うかもしれませんが、お部屋の掃除をするついでに、エアコンの掃除もしてみてください。エアコン内をきれいに保つことで省エネや結露対策ができるほか、私たちの健康を守ることやエアコンを長持ちさせることにもつながるのです。

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