エアコンのローラー部分は自分で掃除できます!DIYの手順を紹介

2021.4.30

エアコンのローラー部分は自分で掃除できます!DIYの手順を紹介

朝起きると寒さで布団から出たくないという時期になってきました。さすがにずっと布団の中にいるということは無理なお話なので外に出るためにエアコンをつけて部屋を暖めてから行動するという人も少なくないのではないでしょうか?

そんなこの時期大活躍のエアコンですがたまに手入れをしなくては布団の中に居ざるを得ないほど体調を悪くしてしまうこともあります。

そうならないように自分でエアコン内部ローラーなどを掃除してみませんか?

掃除するためのやり方やそろえる道具などもご紹介します。

エアコンの掃除に必要なもの

エアコン内部のローラーなどを掃除するのに必要な道具は沢山ありますが専用洗剤や、マスキングテープ以外は家にあるもので賄うことができます。

◆基本道具

・掃除機
・脚立
・ドライバーセット
・タオル数枚
・ゴム手袋
・マスク
・ゴーグルorメガネ

タオルは使い古しの物が好ましいです。ゴーグルやメガネは一見必要無さそうに思えますが、高所で水を取り扱う作業があり、目を保護するためにも必要なものです。

◆養生道具

・マスキングテープ
・ゴミ袋
・ハサミ
・紐
・ブルーシート
・バケツ
・タオル
・掃除機
・マイナスドライバー

マスキングテープは太いものがおすすめです。ゴミ袋もなるべく大きい方が使い勝手がよいです。紐は汚れた水の銅線になりますので、お部屋を汚さないためにも必要です。

◆掃除道具

・エアコン用洗剤2本から3本
・重層
・ブラシ
・水鉄砲
・エアコン用防カビ剤
・掃除機
・タオル
・ドライバーセット

掃除機はエアコンの掃除のときの強力な助っ人として役立ってくれます。何か部品を外す前は必ず掃除機をかけてからとおもって作業に当たりましょう。
          エアコンの掃除に必要なもの

エアコンの掃除手順

ではいよいよエアコン内部ローラー等の掃除の手順です。

エアコン掃除の前準備

エアコン清掃に入る前にやっておくことがあります。

エアコンの清掃には液体洗剤や水を使用します。そのため作業する前は必ず電源コードを抜いてコンセントの先を濡らさないところに置いておきましょう。

水洗いできる部品が多数あります。一気に洗えてしまうように浴槽にお湯を貼って重層を溶かしておくと手間なく作業中に付け置き洗いができます。作業が楽に進めることができますね!

では、作業にはいっていきましょう。

◆養生作業

養生とは簡単にいえばほかが洗剤や水、汚れが飛んで二次災害を防ぐために行う作業です。

①ゴミ袋を裂く
まず3枚のゴミ袋の側面片方と底辺側を切っていきます。そしてその中の1枚をさらに半分に切ります。
そして残った1枚は側面片方だけを切ります。そして角になっている先を少し穴をあけておきます。

②ブルーシート・ゴミ袋を設置
ブルーシートを床に敷き2ヵ所切ったゴミ袋2枚を壁に貼ります。

③エアコン本体の養生
片方だけ切ったゴミ袋をエアコンに貼っていきますこのときエアコンと壁に挟み込むように貼っていきましょう。
挟みにくい場所はマイナスドライバーでやさしく入れこれば設置できるはずです。

ゴミ袋をマスキングテープで固定したら、穴にヒモをくっつけましょう。その先にバケツを置いておきます。
エアコン上部に半分のゴミ袋を貼ります。

④エアコン電子部の養生
水にぬれてしまうと壊れてしまう可能性が非常に高くなる電子部の養生を施していきます。
まずカバーを外すのですが外す前に掃除機を軽くかけてから外します。

外すときカバーは樹脂素材でできていることが多いため非常に割れやすいです。やさしく丁寧に外しましょう
電子部が見えたらタオルを1枚あて残りのゴミ袋を貼っていきましょう。

この作業で水が入りそうな隙間があるとエアコンが壊れてしまうことがあるのでできる限り丁寧に慎重に行いましょう。
          エアコンの掃除手順

◆掃除手順

①フィルターを外す
外す前に軽く手で転がしながらホコリを丸めて捨ててもいいですし、そこまで溜まっていないときは掃除機で吸ってから外しましょう。
フィルターは浴室で水洗いしてください。

②ホコリ払い
フィルターを外すと奥にも思ったよりも沢山のホコリにあふれていますとりあえず掃除機であらかた吸ってしまいましょう。

このときローラーが見えるので少しずつ転がしながらホコリを吸い取りましょう。
そして、ローバーを外しておきます。ローバー部はよくカビが発生しやすいので水洗いしましょう。

③洗剤をかける
洗剤を全体的にかけたあとローラーにもしっかりと噴射していきます。見えている部分だけでなく全体的に汚れているのでドライバーなどで転がしながら行いましょう。
洗剤をかけ切ったらすぐにこすり洗いをせず浸透させます。洗剤の種類にもよりますが10分から20分ほどで大丈夫のはずです。

⑤こすり洗い
洗剤が浸透したらこすり洗いを開始していきます。浸透したかの判断基準として汚れが浮いてきたのがみえたら浸透しています。
ローラーにはたくさんの汚れが付いているので優しく回しながらブラシで磨いていきましょう。

あまり強い力でこすってしまうと中身が傷つきカビの温床になってしまうのであくまでも優しくこすりましょう。

⑥すすぎ
エアコンの洗剤が残っていてはいけません。奥まで水が届かないことがあるので水鉄砲ですすいでいきましょう。

⑦拭き上げ
タオルであらかたの水分を吸い取ってしましょう。

⑧防カビ剤を散布
やらなくてもよいのですができることなら防カビ剤を散布しておきましょう。カビが発生しにくくなるので次のお手入れが断然楽になります。

⑨組み上げ・乾燥・送風
解体した部品を浴室で洗いゆすいだ後水分を拭き取りもとに戻します。このときいらない養生も片付けてしまいましょう。
1時間ほど放置した後コンセントを挿し、送風をします。

動作確認という意味合いもあるのですが中までしっかりと乾燥させるためです。いくら防カビ剤を撒いたからと言って水分を残してしまったまま使うと雑菌の温床になってしまうかもしれないからです。
      エアコンの掃除手順

自分でエアコン掃除する際の注意点

自分でエアコン内部ローラー等を掃除するときの注意点としては4つあります。

必ずコンセントを抜いてから作業しましょう。

電源を挿したまま掃除すると感電の危険がとても高くなります。感電してしまうと最悪亡くなってしまうこともあるので間違いなくコンセントはぬいてから作業に当たりましょう。

自己防衛のための装備をしましょう。

洗剤は害が少ないものが多いですがやはり毒性はあります。そのため吸い込まないようにマスクを着用しましょう。

目線よりも上にあるエアコンの掃除です。目に入ってしまうと傷めてしまいます。必ずゴーグルかメガネで目を保護しましょう。

洗剤を使用します。肌に触れるとかぶれてしまうこともあるため必ずゴム手袋をしましょう。このように自分の身を守る装備をきちんとしてから作業に当たるようにしましょう。

脚立に登って作業します。

脚立に登って作業をします。足元や背後に気を払って作業に当たりましょう。
足元は滑りやすいブルーシートを敷いていることもわすれてはいけません。

高さはそんなにないから落ちても大丈夫なんてことはありません。
打ち所が悪ければ大きな事故に発展してしまうかもしれません。

個人の力では限界があります

専門的な知識がない素人の清掃では電子部に水が入ってしまい壊れてしまうことや、エアコン内部の汚れを取り除くことはできません。安全かつ確実にエアコンを掃除したい場合はエアコンクリーニングのプロへ依頼しましょう。

これを素人が知識なく行ってしまうと、部品を元に戻せなくなってしまい、買い替えなければならなくなるかもしれません。
      自分でエアコン掃除する際の注意点

きちんと汚れを落とすならプロへ依頼

プロに依頼すると高いからできるだけ自分でエアコン内部のローラーぐらい掃除したいということももちろんわかりますが壊してしまって買い替えではもっと高くついてしまうかもしれません。

そうなると本末転倒ですよね。エアコンを全体的にきれいにするのにはプロに依頼することを推奨します。

エアコンのクリーニングの料金としてどれくらいが相場価格なのかも気になります。

従来のエアコンでは10,000円~20,000円位で、最近オーソドックスに普及してきたお掃除機能付のエアコンの場合20,000円~40,000円とおよそ倍の価格がかかります。

構造として難解に複雑に作りこまれているのもが多いのとメーカー、商品によって構造がちがうため時間もかかってしまうというのが原因です。

できるだけ費用を抑えたいというのは皆様思うことのひとつですが、クリーニングを安くするために出来ることが実は2つあるのです。

・日頃からまめにフィルターの掃除を習慣付けておくこと
月に1回掃除機で簡単にホコリを外側から吸うだけで内部にホコリが入りにくく、カビの増殖を抑えることができます。

・オフシーズンに依頼
旅行でもGWに出かけるのと平日に出かけるのでは大きく値段が変わります。同じようにクリーニングもおおきく値段が変わるのでそのシーズンを狙って依頼しましょう。

まとめ

自分でエアコンのローラーまでの掃除を行うことで出てくる空気は澄んで気持ちの良いものになります。そして、ホコリを取るだけで暖房効率もあがるので2つも同時にうれしい効果が期待できますね!

しかし、全体の掃除というのは素人ではできないためプロに依頼してきれいで清潔なエアコンに変えてしまいましょう。

エアコンクリーニングを依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「エアコンクリーニング」をご覧ください。

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