
住み始めたばかりの賃貸住宅のエアコンの調子が悪かったり、壊れてしまったらお困りになると思います。とくに寒い冬の時期にエアコンは必要ですし、賃貸住宅の備品を壊してしまったかもしれない、とあせる気持ちから、すぐに自己負担で業者に依頼をする方もいるかもしれません。しかし、もしかしたらエアコン修理や掃除にかかる費用、自分で支払う必要がなくなる可能性があるのです。
それはどういうことなのでしょうか?今回のコラムでは、賃貸住宅のエアコン掃除のことについて触れて行きますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次
賃貸のエアコン掃除は誰が行う?
賃貸住宅とは他人から借りている建物ですので、エアコンも備え付けである場合が多いことでしょう。自分のものではないエアコンの掃除、いったい誰が行えばよいのでしょうか。基本的には、賃貸住宅のエアコン掃除は入居者が行うことになります。
自分でできるエアコン掃除は、フィルターの掃除、エアコンの外部の掃除、吹き出し口の掃除となりますので、こちらは自分でやりましょう。
ただエアコンの内部は掃除を自分ではできないので、業者に依頼をすることになります。もし業者に依頼をする場合は、大家さんか管理会社を介して依頼をするかたちが適切です。
費用を負担してもらえるケース
賃貸住宅に入居してまだ間もないのに、エアコンの調子が悪い、といった話も珍しくありません。こういった場合は、事前にエアコンの内部の掃除がされていないことが考えられますので、大家さんに修理代などを負担してもらえるケースもあります。
古い物件ですと、老朽化により不具合が生じる場合もあります。自分で何かした覚えがないのに、エアコンの調子が悪くなったり、動かなくなってしまった場合には、管理会社のほうに詳しい事情を説明してみましょう。
物件によっては、大家さんの負担でエアコン掃除や修理が可能な場合もありますので、もし賃貸住宅のエアコン掃除や修理を業者に依頼をする必要があれば、まず管理会社のほうに連絡をしてみてください。
もしかしたら、「費用は大家さん負担で対応します」といったご回答がいただけるかもしれません。
エアコン掃除の方法
では賃貸住宅のエアコン掃除はどのように行えばよいのでしょうか。簡単な掃除の方法を説明しますので参考にしてみてください。
【フィルター掃除】
①エアコンのフィルターが汚れた状態ですと、カビによる悪臭が発生し、エアコンの効きも悪くなりますので、フィルター掃除は定期的に行うことが大切です。もし説明書がありましたらしっかり読んで、エアコンを壊してしまわないように気を付けながら掃除をしましょう。
②フィルターを外す前に、フィルターの周りやエアコンのパネル部分のホコリを掃除機で吸い取ります。この作業は、エアコンを使用する時期でしたら2週間に1度の頻度で行うことが大切です。
③月に1回はフィルターの水洗いをすることをおすすめします。浴室でシャワーをかけた水洗いが理想的です。水洗いの際に洗剤を使う場合は、台所用中性洗剤を水で薄めたものにしましょう。
④ブラシを使うときには柔らかいブラシを使うようにしてフィルターを傷めないように気を付けます。水洗いが終わりましたら、カビが発生してしまわないためにも、フィルターをしっかり乾かしてからエアコンに設置をしましょう。
【吹き出し口の掃除】
①定期的にエアコンの拭き出し口の拭き掃除をやりましょう。掃除の前にコンセントを抜くかブレーカーを落としてください。
②中性洗剤を薄めたものをしみ込ませたタオルを使い拭き掃除をします。吹き出し口から手の届く範囲で大丈夫ですので、無理のない範囲で行ってください。ファンの部分の汚れは取り除くのが困難であるため、むやみに触らないように注意が必要です。
③終わったらコンセントを入れて送風運転をしてください。運転中には中を触らないように気を付けましょう。
【エアコン内部の除湿】
エアコン内部にも結露が発生してしまいます。結露を放置しておくとカビが発生してしまうので、エアコンの除湿機能を使って、内部を乾燥させてカビの予防をしましょう。
【内部の掃除】
内部の掃除は2年に1度行うようにしましょう。内部の掃除は自分では行えないため業者に依頼をするかたちになります。そのため費用がかかりますが、賃貸の場合は、エアコンの掃除にかかる費用を大家さんに負担してもらえることがあります。
エアコン掃除業者の選び方
賃貸住宅のエアコン掃除をするために業者に依頼をすることになったとき、大切なのが業者の選び方です。色々な業者が存在しますが、どのような掃除業者を選べばよろしいのでしょうか。
【費用の記載がしっかりある業者】
作業にかかる費用がしっかり表示されている業者を選ぶのが大切です。事前に複数の業者に相見積もりを取り、作業内容とかかる費用の総額をしっかり出してもらうようにしましょう。また追加費用の有無についても確認しておくことが重要になります。
【賠償責任保険に加入している業者】
賠償責任保険に加入している業者ですと、クリーニングを頼んだあとにエアコンが故障しても賠償が受けられます。保険に加入していない業者に依頼をしてしまうと、何かあったときに泣き寝入りをするかたちになってしまいます。依頼をする前に、業者が賠償責任保険に加入をしているかをしっかりと確認をしましょう。
【専門知識がある業者】
お掃除機能などの機能が搭載したエアコンですと、部品もより繊細であり構造も複雑なため、とくに専門的な知識も必要となり時間もかかります。
そのため現在の時点では、お掃除機能のあるエアコンの対応ができない業者も多くあります。もし最新技術や便利な機能が搭載されているエアコンの掃除をお考えでしたら、それに対応できるスタッフがいるか事前に確認を取りましょう。
まとめ
このように、賃貸住宅のエアコン掃除を大家さん負担にしてもらえるケースがあります。もし賃貸住宅のエアコンの調子が悪くなってしまっても、あせって自分で何とかしようとする前に一度、管理会社にお問い合わせしてみましょう。
賃貸のエアコントラブル、自分だけの責任ではないかもしれません。そしてもし業者に依頼をすることが必要となりましたら、当サイトを参考にしてみてはいかがでしょうか。
エアコンクリーニングを依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「エアコンクリーニング」をご覧ください。
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