「NT100クリッパーのバッテリーが上がってしまった!このままでは仕事に行けない。どうすればいいんだろう?」
NT100クリッパーのバッテリー上がりは、充電すれば解決できます。バッテリーが上がると、エンジンをかけるための電気がなくなります。
ここではNT100クリッパーのバッテリー上がりを今すぐ復旧する方法を解説しています。バッテリー上がりでお困りの方は、ぜひ参考にして実践してみてください。
そのほか劣化したバッテリーの交換方法なども解説していますので、あわせてご覧ください。
目次
【日産車】NT100クリッパーのバッテリー上がりを今すぐ復旧する方法
ここではNT100クリッパーのバッテリー上がりを今すぐ復旧する方法を3つご紹介します。自分で復旧したい方は方法【1】【2】、自分で復旧する自信がないので業者に復旧してもらいたい方は方法【3】を参考にしてください。
自分で復旧する場合、作業に入る前にバッテリーの位置を確認しましょう。NT100クリッパーのバッテリーは助手席側の前輪と後輪の間にあります。
バッテリーにはカバーがついていて、カバーは左右のクリップで固定されています。クリップの中央にあるノブを、向かって左方向にまわしてください。するとクリップは外れます。
次にカバーを上にずらします。その状態のままカバー上部を左右に広げ、手前に向かって引いてください。このようにしてカバーを外しておきましょう。
方法【1】救援車(助けにきた車)とブースターケーブルを接続する
ブースターケーブルは赤と黒の2本で1組になっています。そのケーブルの両端には、アルファベットの【A】に似た形のクランプという部品がついています。ブースターケーブルをもっていれば、それで救援車のバッテリーとNT100クリッパーのバッテリーをつなげて充電できます。
救援車はNT100クリッパーと同じ電圧(12V)のものを用意しましょう。12Vよりも大きい電圧(24V)のバッテリーをつなげると、小さい電圧のバッテリーに大きな負荷がかかります。劣化を早める、発火事故を引き起こすなどの原因になるので注意してください。
〇ブースターケーブルの接続手順
バッテリーのカバーを外したらブースターケーブル(以下ケーブルと省略します)をバッテリーに接続していきます。その接続の手順は次のとおりです。
1.ケーブル(赤)のクランプをNT100クリッパーのバッテリーの+端子につなぐ
2.ケーブル(赤)のもう片方のクランプを救援車のバッテリーの+端子側につなぐ
3.ケーブル(黒)のクランプを救援車のバッテリーの-端子(につなぐ
4.ケーブル(黒)のもう片方のクランプをNT100クリッパーのバッテリーから離れた金属製のドアラッチにつなぐ
※ドアラッチはドアをロックするところにあるU字型の部品です。バッテリーから漏れる水素ガスに引火するのを防ぐため、NT100クリッパーのバッテリーの-端子には直接ケーブルをつながないようにしましょう。
5.救援車のエンジンをかけ、アクセルを踏む
※効率よく発電するため、エンジンを2,000回転のまま3~5分ほどキープ
6.NT100クリッパーのエンジンがかかるのを確認
7.つないだとき(1~4)と反対の手順でケーブルを外す
方法【2】ジャンプスターターで復旧する
ジャンプスターターは一時的に自動車・バイクに電気を供給し、エンジンをかけるためのアイテムです。長方形のものが多く持ち歩きが可能なため、突然のバッテリー上がりにも対応できます。
ネット通販だと約5,000円~約1万5千円で購入できます。購入すると本体のほかにクランプ付きのケーブルがついてきます。
ジャンプスターター(以下スターターと省略)を接続するときもブースターケーブルのときと同様にバッテリーのカバーを外します。カバーの外し方は【NT100クリッパーのバッテリー上がりを今すぐ復旧する方法】と同じです。
そんなジャンプスターターの接続手順は以下のとおりです。
〇ジャンプスターターの接続手順
1.ケーブルがスターター本体と接続していないことを確認
2.ケーブルの赤いクランプをNT100クリッパーのバッテリーの+端子につなぐ
3.ケーブルの黒いクランプをNT100クリッパーのバッテリーの-端子につなぐ
(カバーがあれば+端子・-端子から外す)
4.ケーブルのソケットをジャンプスターター本体に差し込む
(+と-を合わせる)
5.通電状態のサイン(LEDが緑点灯するなど)がでたらエンジンをかける
5.エンジンがかかったのを確認して、ソケットからケーブルを抜く
6.クランプを端子から外し作業完了
※通電状態のサインは機種によって異なるので、ジャンプスターターの取扱説明書で確認しましょう。
方法【3】ロード―サービスやバッテリー復旧業者を利用する
ロードサービスとは車が故障したときに駆け付けて対応してくれるサービスで、JAFや保険会社などがおこなっています。基本的に契約者だけがロードサービスを受けることができますが、JAFの場合は非契約者でも有料で対応してくれます。
一例ですが、一般道路で昼間の8時から20時の場合、バッテリー上がりの対処をJAFに依頼するとかかる費用は13,130円(税込)です。(2020年4月現在)
ロードサービスには、キーとじ込みなどバッテリー上がり以外のトラブルにも幅広く対応してくれるというメリットがあります。その反面、トラブルがなくても一定の金額を定期的に支払い続けるため、長い目で見ると費用が高くなるというデメリットがあるのです。
バッテリー復旧業者であれば入会金や年会費などを支払う必要もありませんし、入会のための手続きもありません。今起きているバッテリー上がりだけを解決したいのであれば、復旧業者に依頼するほうが安くてお手軽です。
復旧業者に依頼すると費用相場は1万円前後です。この費用相場は目安にすぎませんので、業者から見積りをとると正確な料金を知ることができるでしょう。
どの復旧業者に依頼しようか迷ったときは、ぜひ弊社にご相談ください。ご相談いただければお近くのバッテリー復旧業者をすぐにご紹介いたします。ぜひ一度ご連絡ください。
車のエンジンが始動したらしばらく走行させて「充電」しよう
ブースターケーブルやジャンプスターターを使ってエンジンが始動しても、バッテリーの充電はほとんどゼロに近い状態です。充電しないとすぐにバッテリー上がりが再発する可能性が高いです。
エンジンが始動したら30分以上走行させましょう。走行するとオルタネーターが発電しバッテリーを充電できます。時速50kmほどで走行するとエンジンの回転数が2,000回転前後となり、効率よく発電するので実践してみてください。
バッテリーの劣化のサインがあるなら交換を検討しよう
バッテリーの寿命は平均すると約3年です。寿命が近くなり劣化するとあまり充電できなくなり、バッテリー上がりを起こしやすくなります。バッテリー上がりを回避するためには、寿命が近いバッテリーを早めに交換することをおすすめします。
ここでは、おもなバッテリーの劣化のサインを4点ご紹介いたします。ぜひ参考にして、バッテリー交換を検討するときの判断にお役立てください
サイン【1】エンジンがかかりにくくなった
エンジンの始動には多くの電気を消費します。始動に時間がかかるということは、バッテリーの充電量が少なく、エンジン始動に必要な電気を十分供給できていない可能性が高いです。
サイン【2】窓の開閉が遅くなった
窓の開閉にもバッテリーの電気を使います。そのためバッテリーが劣化し機能が低下すると、窓の開閉に時間がかかるという症状が見られるようになります。
サイン【3】バッテリー液の減りが早くなった
一般的に寿命である3年以上使用すると、バッテリー液の減りが早くなります。ただし使用状況によっては3年経過していなくてもバッテリーは劣化することがあります。
バッテリー本体の側面に書かれたUPPER(上限)とLOWER(下限)の間に液面がきていいれば正常です。液面がLOWERより下にあればバッテリー液が不足しています。不足した状態で使用を続けるとバッテリーが破裂するおそれがあるので、必ず補充してください。
1カ月に一度など定期的に点検し、バッテリー液の補充がひんぱんに必要になるようであれば劣化していると判断してよいでしょう。
サイン【4】バッテリー上がりが頻発するようになった
バッテリーの寿命が近いと充電する性能が低下し、バッテリー上がりが頻発するようになります。この場合、バッテリー交換をおこなうことが必要です。バッテリーの交換方法については次の章で説明いたします。
バッテリーの交換方法
寿命がきたバッテリーはディーラーやカー用品店で交換してもらうことができますが、自分でも交換できます。自分で交換する、または自分で購入したバッテリーを販売店に持ち込むと費用を安く抑えられる場合があります。
もちろんディーラーや販売店でバッテリーを用意してもらうことができますが、ネット通販のほうが安くなるケースが多いのです。ディーラーの場合バッテリー本体の価格は約2万円ですが、ネット通販ですと約5,000円~約1万円で購入できます。
購入する際、まず自分のバッテリーの型番を調べます。型番は数字とアルファベットで構成されています。バッテリー上部に記載されている型番をメモし、それに適合するバッテリーを購入してください。NT100クリッパーの場合【34B19L】【42B19L】などが適合します。
ここではバッテリーの交換方法について解説していきます。バッテリー交換を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
方法【1】自分でバッテリーを交換する
自分でバッテリー交換するときは、まず以下のものを準備します。
・ゴム手袋
・保護メガネ
・新しいバッテリー
・モンキーレンチ
準備できたら室内灯やエアコンなどのスイッチをオフにします。エンジンを切って鍵を抜き、バッテリーのカバーを外しましょう。カバーの外し方は【NT100クリッパーのバッテリー上がりを今すぐ復旧する方法】と同じです。
カバーを外したら、次の手順でバッテリーを交換していきましょう。
1.レンチを使って、バッテリーのケーブルとマイナス端子を固定しているナットをまわす。
(レンチの反対側がプラス端子に当たらないように注意)
2. ナットを外してから、バッテリーのケーブルを外す
3.手順1・2と同様にナットを外してから、プラス端子とつながっているケーブルを外す
(レンチの反対側がマイナス端子に当たらないように注意)
3.バッテリーを固定している取り付け金具を外し、新しいバッテリーと交換する
4.新しいバッテリーを固定する
5.1~2を反対の手順で取り付ける
6.カバーをバッテリーに取り付けて作業完了
※手順1と2で、レンチの反対側が端子に当たるとショートし、レンチが発熱します。レンチでヤケドするおそれがあるので注意してください。
方法【2】ディーラーや販売店で交換してもらう
ディーラーに依頼すると、性能のよい純正品を取り寄せて交換してくれます。性能がよいとバッテリーが長持ちすることが多いです。
ディーラーに交換を依頼する場合の費用相場は、バッテリーの本体価格と工賃を合わせて3万円前後です。工賃だけですと2,000円ほどです。
販売店で交換してもらう場合、その工賃は約1,000円~約3,000円です。ただ、販売店によってはバッテリーの持ち込みを許可していないところもあります。自分で購入したバッテリーを持ち込む場合は、事前に連絡しておくとよいでしょう。
ここで紹介した費用相場はあくまでも目安にすぎませんので、依頼する前に見積もってもらうことをおすすめします。
まとめ
ブースターケーブルがあれば救援車を呼んでNT100クリッパーのバッテリー上がりを自分で復旧できます。また、ジャンプスターターがあれば救援車がなくてもバッテリーを復旧できるので便利です。万が一に備えてジャンプスターターを車に積んでおくとよいでしょう。
自分で復旧できないときは、ロードサービスやカーバッテリー業者に依頼するとよいでしょう。カーバッテリー業者はロードサービスのように入会手続きや一定の金額を支払い続ける必要がありません。バッテリー上がりを今すぐお手軽に対処してほしいのであればカーバッテリー業者がおすすめです。
カーバッテリー業者に依頼するときは、ぜひ弊社にご依頼ください。弊社は日本全国に多くの加盟店があり、そのなかからお近くの業者を紹介することが可能です。365日24時間受付可能ですので、いつでもお気軽にお電話ください。
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