これって足音?天井の音は害獣の兆し!?天井裏に潜むその正体とは…

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これって足音?天井の音は害獣の兆し!?天井裏に潜むその正体とは…

夜、寝るときに天井から音が聞こえるといったことはありませんか?
それはもしかしたら害獣が住みつき走り回っている音かもしれません。自宅に野生動物が住みついているのはとても不快ですし、害獣は文字通り私たちに様々な被害を与えるので早急に対策が必要です。

今回は天井裏に潜む害獣とその対策について紹介します。もしも現在、天井から音がするという人は早めに行動した方がよいでしょう。

天井の音の正体とは?

天井から音がする場合、もしかしたら害獣である動物が住みついているかもしれません。
天井裏や屋根裏などは寒さをしのぐことができ、外敵がおらず、断熱材など巣の材料になるものも多くあるため、住宅の中で最も動物が住みつきやすい場所です。

天井から何かが走り回るような音や鳴き声が聞こえてくるときは、ほぼ間違いなく動物が住みついてしまっているといってもいいでしょう。

天井裏に害獣が住みついてしまっている場合、騒音による被害だけでなく様々な被害が出ます。害獣は糞尿を屋根裏にするため、大事な家の建材を腐食させてしまいます。また、糞尿や害獣自体に寄生虫や病原菌が付着しているので衛生面でも危険です。
      天井の音の正体とは?

天井裏に潜む動物の種類

天井裏に潜む動物は主にネズミ、コウモリ、イタチ、ハクビシン、アライグマです。それぞれの特徴と、もたらされる被害をチェックしていきましょう。

ネズミ

ネズミは年間に5~6回出産し、一度に5匹以上出産するなど繁殖力が非常に高く、警戒心も強いです。
物をかじる習性があるため、家財の損壊に注意が必要です。特に電気配線をかじるので火災の危険性もあります。
また、サルモネラ菌やレプトスピラ菌、ペストなどの病原菌を媒介している可能性もあるので注意しましょう。

コウモリ

コウモリは冬の間の冬眠期に住宅に住みつくことが多いようです。群れで行動するため、1頭見かけたら大量にいる可能性が高いです。
非常に多くのダニを寄生させているため、注意が必要です。

イタチ

イタチは夜行性なので夜に活動することが多く、天井からの音で睡眠不足が引き起こされます。
肉食中心の食性のため、排泄物は強烈な悪臭がします。また、臭腺がある肛門付近からも悪臭を放ちます。

ハクビシン

ハクビシンは果実を好んで食べるため、果樹園や畑地付近は要注意です。
イエダニやノミといった吸血虫を寄生させていることが多いです。

アライグマ

アライグマは非常に繁殖力が高く、天井裏でもよく出産をします。
手先が器用なため、家屋を破壊して侵入してくることもあります。
アライグマ回虫や狂犬病など危険な感染症の原因となる病原菌を媒介しています。また、外来種で天敵もいないため、日本の生態系にも重大な影響を与えます。

天井の音に気付いたらどんな対策が必要?

天井の音の原因が動物によるものである場合、被害が大きくなる前に対策を練る必要があります。
しかし、屋根裏に住みつく害獣はネズミを除き、許可なく捕獲や殺傷することを禁止されています。

そのため、個人で対策する場合、動物を追い出し、侵入させないことが重要になってきます。

動物を侵入させないためには次のことをしましょう。

侵入口になる穴や隙間がないか確認

通気口や床下、2階部分などによく注意して害獣が侵入してきそうな間所は全てメッシュや格子で塞いでおきましょう。

侵入経路になりやすい物を排除

住宅周りに害獣が身を隠しやすい背の高い草が生えている、家のそばに枝を落としていない木が生えている、雨樋が壁沿いに地面まで這っているなどの状態だと、天井裏などに害獣が侵入しやすい原因になります
草刈りをこまめに行い、家に近い木の枝は飛び移れないように切っておきましょう。

エサ場をなくす

害獣はエサを求めて住宅内に侵入することがあります。
そのため、食べ残しや開封した食品を放置したりせず密閉容器に保管したり、生ごみを放置しない、食べかすはきちんと清掃を行うなどを日頃から心がけましょう。
また、住宅周りのエサ場もできる限りなくすようにしましょう。
      天井の音に気付いたらどんな対策が必要?

天井裏で使える害獣駆除グッズ

天井からの音が害獣によるものだった場合、駆除に有効なグッズを紹介します。

忌避剤

市販の忌避剤は屋根裏から害獣を追い出すのに有効です。各動物の苦手なニオイを発するものが販売されています。

忌避剤を購入するのが手間に感じたり、使用に少し抵抗があったりする場合はその害獣が嫌うニオイを発するものを置いておきましょう。

例えば、イタチやアライグマはお酢や漂白剤、煙のニオイを嫌う傾向にあります。ハクビシンはハッカや酢液のニオイを嫌います。ネズミはトウガラシやハーブのニオイを嫌います。
これらのものを天井裏に置いておくと害獣たちは嫌がって近寄ってこなくなります。

夜行性の害獣は強い光を当てられると人間に見つかったと勘違いして逃げ出します。そのため、光による忌避は有効です。特に効果的なのが青色LEDストロボと言われています。ほかにはクリスマスツリー用のイルミネーションに使用する強い光が点滅するものでも効果があるとされています。

また、光が当たる場所に使わなくなったCDやホログラムシートを設置しておくと光が乱反射してより効果的です。
      天井裏で使える害獣駆除グッズ

まとめ

天井から音がする場合、動物が住みついているかもしれないので注意が必要です。
今回、個人でできる対策方法を紹介しましたが、害獣を完全に駆除するのは難しく感染症などの危険が伴います。害獣駆除は無理せず個人でできる範囲で行い、もし自分の手に負えないという場合は専門業者に依頼することをおすすめします。

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