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テレビ用コンセントがない部屋でテレビを見る方法をお教えします!

更新日:2021-07-20

テレビ用コンセントがない部屋でテレビを見る方法をお教えします!

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テレビ用コンセントがない部屋で、テレビを見る方法はいくつかあります。

たとえば、分配器を使ってほかの部屋からアンテナケーブルを延長させたり、アンテナケーブルを新たに室内に引き込んだりする方法などがあります。また、無線LAN環境をつくって別の部屋にあるテレビから映像を飛ばすというのもひとつの方法です。

当記事ではテレビ用コンセントがない部屋でテレビを見る方法を5つご紹介します。それぞれのメリットデメリットも解説しますのでぜひ参考にしてください。またコンセントの増設工事についても触れていますので、合わせてご覧いただければ幸いです。

方法①分配器を使う

テレビ用コンセントのない部屋でテレビを見る方法として、まずは「分配器」を使う方法をご紹介します。分配器は1台のアンテナから複数台のテレビに電波を分配するための道具です。

たとえば「リビングにしかテレビ用コンセントがないけれど、子ども部屋にテレビを置きたい」という場合は、リビングのテレビのアンテナケーブルに分配器を取り付けて、そこから子ども部屋にケーブルを伸ばし、子ども部屋のテレビに接続します。こうすることで、テレビ用コンセントのない子ども部屋でもテレビを見られるようになります。

テレビを専用コンセントなしで見る方法①:分配器を使う

分配器のメリット

分配器はアンテナケーブルに取り付けるだけなので、特別な工事は不要です。伸ばしたい部屋までの長さに応じた延長ケーブルが用意できれば、簡単に視聴可能なテレビを増やすことができます。

分配器のデメリット

分配器は1台のアンテナが受信したテレビ電波を2つに分けて別々のテレビへ送り込む道具なので、分割された分それぞれの電波の勢いは弱くなります

特に、分配器を接続したテレビがある部屋と階の異なる部屋や、距離の離れた部屋にケーブルを引く場合、延長されたケーブルに対して電波の流れる勢いが足りず、映像が乱れたり画質が下がってしまったりすることが考えられます。

そのような場合は、別途電波の勢いを強めるブースターという機械で電波を補強する必要があります。ただし、ブースターで電波を強くしすぎると、かえって映像が乱れることもあるので、適正な範囲に調整することが大切です。

ブースターの使い方は過去コラム「テレビにブースターを取り付ける方法とは?施工手順や注意点を解説」をご参照ください。

方法②アンテナケーブルを新たに引き込む

テレビ用コンセントがない部屋でテレビを見る2つ目の方法は、屋根やベランダにあるテレビアンテナに新しくケーブルを取り付け、それを部屋の中へ引き込む方法です。新たに引き込んだアンテナケーブルをテレビに接続すれば、コンセントなしでもテレビが見られるようになります。

屋外のアンテナからケーブルを室内に引き込むには、いくつかの方法があります。たとえば部屋にエアコンが設置されていれば、室内機と室外機をつなぐダクトの中にケーブルを通して部屋に引き込むことが可能です。ほかにも、薄型のケーブルをつかって、窓と窓枠の隙間からケーブルを引き込む方法もあります。

屋外のアンテナケーブルを屋内に引き込む方法については、過去コラム「お家の外からお部屋の中へ。アンテナ配線を室内へ引き込む3つの方法」で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ケーブルを引き込むメリット

アンテナから直接ケーブルを伸ばすので、電波の勢いを弱めづらく、画質や音への影響が少ないです。分配器を使うよりも安定してテレビを視聴できます。

ケーブルを引き込むデメリット

アンテナの設置場所やテレビとの距離によっては、延長ケーブルが必要です。また引き込み方法によっては壁に穴を開けなければならなかったり、窓の開け閉めがしづらくなったりすることもあります。

方法③無線LANで映像を飛ばす

無線LANを利用して別の部屋のテレビ映像を飛ばすという方法もあります。これは、インターネット接続用の無線LANネットワークが組まれており、かつ「DLNA」に対応したレコーダーやテレビを使用していることが条件です。

DLNAとは、Digital Living Network Alliance(デジタルネットワークアライアンス)の略称で、家庭内の家電やAV機器、通信機器がLANを利用して相互につながったり、遠隔操作できるための「ガイドライン」の事を意味しています。

引用:日本パソコンインストラクター養成協会

このDLNAに対応したテレビやレコーダー同士であれば、無線で相互に映像を送りあうことが可能になります。あくまでも応急的な措置ではありますが、こうした方法も試してみてはいかがでしょうか。

方法④室内アンテナを利用する

電波の届きやすいところに簡易的な室内用のアンテナを設置して、テレビを見る方法もあります。放送のデジタル化により安定した視聴がしやすくなったため、近年ではデザイン性の高い室内アンテナも増えています。

室内アンテナの選び方や設置方法などは、「簡単!室内アンテナで【最強】の受信能力をもったアンテナの選び方」でご紹介していますので、合わせてご覧ください。

方法➄ポータブルテレビを利用する

小型のテレビチューナーを搭載した、持ち運びが可能なポータブルテレビを利用する方法もあります。これはテレビ付きの携帯電話やスマートフォンと同じくどこでもテレビを視聴できるため、テレビ専用コンセントが必要ありません

最近は防水機能が充実したものも多く販売されています。お風呂の中でテレビを見たいといった場合にも利用できて便利です。

またポータブルテレビを選ぶときは画質にも注目してみましょう。画質は大きくわけるとワンセグとフルセグの2つがあります。詳しくは次の項目でご紹介しますので、引き続きご覧ください。

ワンセグやフルセグの利用もおすすめ

ポータブルテレビや後述するパソコン向けのテレビチューナーは「ワンセグ対応」「フルセグ対応」「ワンセグ・フルセグ両対応」と3種類に分けられています。この違いはデジタル放送の電波のどこを利用するかがポイントとなっています。

ワンセグ・フルセグとは

地上デジタルテレビ放送は、1チャンネル分を13のセグメントに分けて情報を送信します。 このうち12セグメントを家庭向けのデジタル放送として利用し、 残りの1セグメントは携帯端末のような小画面向けの簡易動画放送 として送信しています。 地上デジタルテレビ放送は(12セグ)は、ワンセグ放送と比べ 利用するセグメント数が多いため、大容量の情報を送信することができます。 ・地上デジタル放送(12セグ)  高精細で滑らかな画像。 ・ワンセグ  12セグに比べて画質が粗い。移動に強くより広範囲で受信可能。 両方受信対応しているのがフルセグ対応です。

【引用:Panasonic「地デジ(12セグ)、ワンセグ、フルセグとは何ですか?」】

上記にあるように、ワンセグはスマートフォンなど簡易的な設備で受信しやすいメリットだけでなく、受信可能エリアが広いなど使いやすいのがメリットです。しかし、その反面、受信環境によっては画質が低下しやすくなるという点も理解しておきたいところですね。

テレビ用コンセントの必要性をあらためて考えてみよう

ここまでご紹介したように、テレビを見るにはいろいろな方法があります。しかしより快適でかんたんにテレビを視聴したいのであれば、コンセントの増設も選択肢のひとつです。ここではあらためて、テレビ用コンセントの必要性を考えてみましょう。

テレビ用コンセントの必要を考えるにあたって、まずはテレビ局で制作された番組が自宅のテレビで見られるようになるまでの順序を追ってみましょう。

1.「送信所」で番組の映像データが電波に変換される
映像データを電波に変えると空中を飛ばすことができるので、遠くの人まで情報を届けることができます。

2.変換した電波をケーブルを介して電波塔に送る

3.電波塔からの電波を各家庭のアンテナがキャッチする
空中を飛んでいる電波をキャッチするという重要な役割を果たしているのが、住宅の屋根やベランダに設置された魚の骨のような形のアンテナです。これが「地上波用のテレビアンテナ」となります。

しかし、いくらアンテナで電波をキャッチしても、まだテレビに映しだすことはできません。ではどうすればいいのかというと、キャッチした電波を映像データに戻す必要があります。ここで必要となるのが、「テレビ用コンセント」です。

テレビアンテナから伸びるケーブルと、テレビ本体から伸びるケーブルをつなぐのが「テレビ用コンセント」の役割。アンテナからケーブルを移動する過程で、電波から再び映像データに変換されているのです。つまり、「テレビ番組の映像データ→電波→映像データ」という流れを踏んで、テレビで見られるようになるのですね。

以上のことから、テレビ用コンセントは快適で安定したテレビ視聴にとても大切だといえます。ぜひ以下の内容もご覧いただき、コンセントの増設工事をご検討ください。

テレビ用コンセントを増設するメリット

テレビ用コンセントを増設すれば、分配器を使うときのように、電波の強度がどれくらいなのか気にする必要がなくなり、安定して視聴できるようになります。また、何本もケーブルを伸ばさなくてもよいため、お部屋がすっきりするのもメリットです。

さらに、テレビ用コンセントとテレビをつなぐだけになるので、機械操作が苦手な方でも扱いやすくなります。たとえば、将来的にテレビの買い替えをおこなう場合に、コンセントからプラグを抜き差しするだけになるので快適ですね。

ただしコンセントの増設工事には電気工事士の資格が必要なので、必ず業者に依頼しましょう。「コンセントの増設を考えてみようかな」とお考えなら、まずは無料の見積りを取り、金額が妥当なものかどうか確認することをおすすめいたします。

コンセント増設にかかる料金

コンセントの増設工事にいくらぐらいかかるのか知っておかないと、依頼しづらいという方もいらっしゃるかと思います。そこで、電気工事会社8社のホームページ掲載料金から平均値を算出してみました。その結果は1ヶ所あたり7,225円~でした。

コンセントの増設工事を依頼するさいは、この料金をぜひ参考にしてください。ただし工事の内容やご自宅の環境によって料金が変動することがあります。料金に影響しやすいのは以下の3点です。

料金に影響しやすい3点

・テレビアンテナから新規にケーブルを引いてコンセントを増設する場合

・テレビアンテナと増設予定のコンセントの距離(間にある壁の枚数)

・戸建住宅か、集合住宅か

コンセントの増設工事は大がかりに思われがちですが、通常の増設工事であれば約1~2時間で完了するのが一般的です。複雑なものでも3時間ぐらいで完了するので、まずは業者に相談してみてはいかがでしょうか。

※掲載料金は消費税を含んでおりません。(2020年12月時点)

まとめ

テレビ専用コンセントのない部屋でテレビを見る方法は大きく分けて5つです。

・分配器をつかってほかの部屋からケーブルを伸ばす

・テレビアンテナから直接ケーブルを室内に引き込む

・無線LANで映像をとばす

・室内アンテナを設置する

・ポータブルテレビやワンセグ機能を利用する

さらにテレビ用コンセントを増設するという方法もあります。それぞれのメリットとデメリットを知って、テレビを見るための適切な環境を整えましょう。ただし、電気配線にかかわる工事は資格が必要なので、必ず電気工事業者に依頼するようにしてください。

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この記事を書いた人
編集者:かなで
専門用語を使わず、分かりやすく解説することをモットーとしている。日々SNSなどを駆使して情報を収集し、旬な情報を集めるのを得意としている。

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