東京都八王子市のおすすめシロアリ駆除業者

日本でも多くの被害報告が挙げられているシロアリについてですが、彼らの好物は主に木材であるとされています。住宅の木材から立木の木材まで、様々な種類の物を食べつくしてしまいます。その被害は東京都、もちろん八王子市でも報告が挙がっています。東京都に生息していて住宅に被害を及ぼすシロアリの種類は「ヤマトシロアリ」と「アメリカカンザイシロアリ」の2種類が確認されていますが、中でも注目すべきは「アメリカカンザイシロアリ」の被害が近年では増加傾向にある事です。こちらは名前の通り、元々日本には生息していませんでした。しかし空港などから一緒に運ばれてしまい、繁殖していったと考えられています。では八王子市と「アメリカカンザイシロアリ」はどれだけ関連があるのでしょうか。彼らの生態と八王子市の特徴を見比べて、どれだけ危険性が高いのか見ていこうと思います。八王子市の特徴は、山地や丘陵を三方の周縁として、八王子盆地と呼ばれるようなひらけた半盆地状の複合扇状地の形をしています。東京都内で見ると比較的に緑が多く、シロアリにとってエサとなる沢山の木材があると言えます。では住宅街はどうなのでしょうか。東京都では一戸建てとなる新築の木造建築率はおよそ「89.4%」となっており、全国的に見てもかなり高い数値になります。一番少ないのは沖縄で「13.5%」、多いのは青森の「95.8%」となります。こちらを比較すると、東京の木造建築率の高さがより伝わりやすいかと思います。周辺の木々とその住宅を目的として、「アメリカカンザイシロアリ」は寄り集まって来ます。しかし、八王子市の特徴としては山間部以外の地域でも内陸部が小盆地である為、寒暖の差が激しい事が言えます。それぞれシロアリには種類によって特性があり、暖かい気候を好む物から寒さに強い物までいます。寒暖の差が激しい方である八王子市は、彼らにとっては住みにくいのでしょうか？残念ながらそんな事はありません。何故なら「アメリカカンザイシロアリ」は外来種というだけあって、温度変化や環境湿度の影響を受けにくいとされているからです。その高い適応力には八王子市の特徴も虚しく、逆に山地や木造建築率などの理由により、それを目的として標的にされやすくなってしまう傾向があります。一度狙われてしまえば自然消滅する事は滅多になく、被害が広がる一方です。進行スピード自体は遅く、群れの数自体もそれほど多くない事から被害が少ないと思われがちですが、その分発見する事も困難とされているので逆に言えば気づきにくく、知らぬまに被害範囲が拡大してしまうという事です。これらの情報をまとめると、「アメリカカンザイシロアリ」にとって八王子市は一戸建てでの木材住宅が多く、エサ場として最高と言えるのではないでしょうか。そんな危険を予め察知して予防する為、自宅周辺を念入りに見直してみてはいかがでしょうか。