ガラスの処分方法は3つ!大きなガラスを割る・切断する方法もご紹介

2021.4.30

ガラスの処分方法は3つ!大きなガラスを割る・切断する方法もご紹介

割れてしまったガラスや不要になったガラス製品の処分は、自治体のルールに従っておこないましょう。ガラスの状態によっては、『不燃ゴミで処分する』『再利用するために分別ゴミとして出す』『粗大ゴミとして回収してもらう』というように、処分する方法が異なるからです。このようなルールに従わないと、処分したくてもできないおそれがあります。

この記事では、ガラスの処分方法に関することをご紹介いたします。ガラス類はいつ割れてしまうか、まったく予期できないものです。そのため、割れてしまったときに迷うことなく適切な対処をとれるように、処分についての知識を深めておきましょう。

ガラスの処分方法は3つ!

ガラスを処分する方法は、一般的に3つあります。以下がその3つです。

・自分で燃えないゴミに出す
・ゴミ処理施設に持っていく
・リサイクル業者に回収してもらう

ここでは、それぞれの処分方法について、ひとつずつ説明していきます。ぜひ参考にしていただいて、不要になったガラスを処分してください。ただし、ここで説明する処分方法はあくまでも一般的なものになります。

自治体によっては別の方法で処分するように求めていることもありますので、まずは一度お住いの自治体の公式サイトで確認するようにしましょう。

処分方法①自分で燃えないゴミに出す

主に不燃ゴミの袋に収まるほどの大きさに割れているガラスは、燃えないゴミとして処分することができます。ただし、処分する際は新聞紙やチラシなどで包むようにしましょう。その際に、回収する方がガラスのゴミだとわかるように、ゴミ袋の表面に「キケン」や「ガラス」と記入しておきます。

ガラスの処分方法は3つ!大きなガラスを割る・切断する方法もご紹介

処分方法②ゴミ処理施設に持っていく

各地域には、自分で家庭ゴミを持っていけば、引き取って処分してもらえる施設があります。

処理施設に持っていくことになるガラス類は、大型の水槽や巨大な破片など、ゴミ袋に入らないものになります。ただし、注意しなければならない点もあります。『10kgまでごとに200円』というように、重さ次第では処分手数料が必要だったり、搬入可能な時間帯が定められていたりすることです。

また、地域によって『ゴミ処理施設』や『清掃センター』というように呼称が異なります。まずは自分が住んでいる地域にどういった施設があるのか、搬入可能な時間帯や手数料もあわせて確認したうえで利用しましょう。

処分方法③リサイクル業者に回収してもらう

処分したいガラス類がゴミ袋に入り切るものであれば、燃えないゴミとして処分することがもっとも簡単です。ただし、ゴミ袋に収まらないものを自分で処分する場合は、地域の処理施設まで持参しなければなりません。直接ガラスを持ち込むのは手間や時間がかかるため。「面倒くさいな……」と感じる方もいらっしゃることでしょう。

そのような方は、リサイクル業者に回収依頼することをオススメします。業者に依頼することになるため、処理施設に持ち込んだときにかかる処分手数料よりも高い費用がかかってしまいますが、自宅まで取りにきてもらえるため手間がかかりません。

リサイクル業者に依頼するときは、まず見積りを依頼するとよいでしょう。業者によって料金設定は異なるからです。処分まで時間がかかっても構わないという方は、複数の業者から見積りをとって、費用を比較しましょう。納得のいく費用の業者を選ぶことができます。

大きなガラスを処分するにはどうしたらよい?

燃えないゴミの袋に入らないガラス類を処分するためには、自分で処理施設に持っていくか、リサイクル業者に回収してもらう必要があります。しかし、どちらも費用がかかってしまう方法です。そのため、「できることなら燃えないゴミとして処分したい!」と思われる方が大半でしょう。

そこでここでは、ゴミ袋に入るようにガラスを処分する方法について紹介していきます。

①道具を使用して自力で割る

自宅にハンマーやトンカチがあれば、それを使ってガラスを割ることができます。ガラスを新聞紙やチラシでしっかりと包み、破片が周囲に飛び散らないようにしてから、ハンマーなどで叩いて割りましょう。細かく割ることができたら、ゴミ袋に入れて捨てるだけです。

ガラスを割る際は、両手両足を守るために、軍手をはめたり靴を履いたりしましょう。ゴーグルなど目を守ることができるアイテムがあれば、それも装着するとよいです。

②ガラスカッターで切断する

ガラスを割るのに周囲への騒音が気になる方や危険だと感じる方は、『ガラスカッター』の使用をおすすめします。ガラスカッターは、硬質なガラスのスムーズな切断を可能にするものです。潤滑油の『カッティングオイル』と一緒に使います。

ガラスの処分方法は3つ!大きなガラスを割る・切断する方法もご紹介

どちらもホームセンターやネット通販で購入することが可能です。これらを使ってガラスを切断する手順は、以下のとおりになります。

1.ガラスカッターにカッティングオイルを注入する
2.ダンボールやブルーシートを敷き、その上に切断したいガラスを置く
3.ガラスカッターでガラスに傷をつける
4.傷をつけたところは割りやすくなっているため、両手で割る
5.捨てやすい大きさになるまで、傷をつけて割るという作業を繰り返す

ゴミ袋に入る大きさまで小さくすることができたら、新聞紙やチラシで丁寧に包み、自治体のルールに従って処分しましょう。

状態のよいガラス製品は売ることも可能です

割れてしまったガラス製品は難しいですが、まだまだ使える水槽やテーブルといったガラス製品であれば、状態次第ではリサイクルショップで買い取ってもらうことが可能です。

近年では誰でも出品と購入が手軽にできるフリーマーケットアプリもあるため、活用してみるのもよいでしょう。

実際にリサイクルショップでは、ガラス水槽や照明器具などの買い取りがおこなわれているようです。フリーマーケットアプリでも、ガラス製の置物や家具など、じつにさまざまなものが売買されています。

リサイクルショップは、店舗ごとに買い取るもの買い取らないものを厳しく決めているため、事前に問い合わせてみることをおすすめします。

一方のフリーマーケットアプリは、無数にいるユーザーのうち誰かひとりでも購入希望者がいれば取引成立となります。そのため興味がある方は、ひとまず出品してみるとよいでしょう。

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割れたガラスは早めに新しいガラスへ交換しよう!

割れてしまったガラス製品が窓ガラスである場合は、できるだけ早く新しいものに交換しましょう。割れた窓ガラスをそのままにしていてもよいことは何もありません。雨風が室内に入り込んで床や壁が傷んでしまったり、泥棒に目をつけられて侵入されたりする危険性があります。

ここでは、窓ガラスの交換を業者に依頼した場合の費用相場から、交換が終わるまでの応急処置などをご紹介いたしますので、ぜひお役立てください。

窓ガラスの交換費用の相場

ガラスの交換を業者に依頼した場合、ガラス本体の材料費と施工費を合わせたものが、全体の料金になります。一般的な窓ガラスである『フロートガラス』への交換を業者に依頼する場合の費用相場は、『およそ5,000円から20,000円』になります。

費用相場の下限と上限に開きがある理由は、ガラスの大きさや厚みによって料金が大きく変動するからです。そのため、ガラスの交換を依頼するときは、事前に窓枠のサイズを測っておき、電話などで相談した際に伝えることをオススメします。

大体の費用相場は答えてもらえる場合が多いからです。もちろん、実際に現場まで来てもらって、ガラスを交換する窓を見てもらったほうが、より正確な情報を知ることはできます。

安全性の高いガラスへの交換もオススメ!

せっかく交換するのであれば、これを機会に安全性の高い『強化ガラス』という種類のガラスへの交換を検討してみることをオススメします。

強化ガラスは割れたとき、クモの巣が張ったような割れ方をします。一般的なガラスとは割れ方が異なるのは、割れに強い加工が施されているからです。強化ガラスに一度交換すれば、犯罪に巻き込まれるリスクを減らすことにつながります。

新しいガラスへ交換するまでの応急処置

ガラスの交換をおこなうまでの間は、ダンボールやブルーシートなどでガラスのない部分を覆いましょう。隙間なく覆うことができれば、雨風の侵入をいくらかは防ぐことができます。ただし、ダンボールやブルーシートを張っただけの状態では防犯効果はないにも等しいため、できるだけ早めにガラス交換をおこないましょう。

ガラスの処分方法は3つ!大きなガラスを割る・切断する方法もご紹介

まとめ

不要になったガラスの処分は、自治体のルールに従っておこなってください。『燃えないゴミとして捨てる』『ゴミ処理施設に持っていく』など、どのように捨てればよいかは自治体の公式サイトに記載されています。処分方法がわからなかったり、自分で処分することが面倒くさかったりするときは、リサイクル業者に依頼して回収してもらうのもよいでしょう。

ただし、ゴミ処理施設に持っていったり、リサイクル業者に回収してもらったりすると、費用がかかってきます。できるだけ費用をかけたくないときは、ゴミ袋に入る大きさになるまで処分したいガラス類を割りましょう。ハンマーやトンカチ、ガラスカッターといったアイテムを使うことで、ガラスを小さくすることは可能です。

また、状態のよいガラス製品であれば、リサイクルショップやフリーマーケットアプリを利用することで、処分もできてお金も得られる可能性もあります。処分したいものが、ガラスの置物やガラステーブル・水槽などであれば、ぜひ試してみてください。

割れてしまったガラスが、窓ガラスである場合は、なるべく早く新しいものに交換することをオススメします。ダンボールやブルーシートで破損部分を覆うことによって雨風をしのぐことはできても、建物の防犯性を正常な状態へ戻すためには交換しかないからです。

ガラスの交換を業者に依頼したいという方で、業者探しに困っているのでしたら、ぜひ弊社にご連絡ください。多数の加盟業者のうち、ご要望にお応えできる業者をご紹介いたします。

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