繰り返す蜘蛛の巣に対策を!蜘蛛が嫌がる環境を整えましょう!|ベランダや室内にできる蜘蛛の巣対策。苦手なにおいで糸を張らなくなる

2022.1.27

繰り返す蜘蛛の巣に対策を!蜘蛛が嫌がる環境を整えましょう!|ベランダや室内にできる蜘蛛の巣対策。苦手なにおいで糸を張らなくなる

ふとベランダの隅やプランターの角を見てみるとよくある蜘蛛の巣。蜘蛛の巣は除去したはずなのに次の日には新しい蜘蛛の巣ができていたり……なんてことありませんか?何回も作られる蜘蛛の巣への対策は何かないのでしょうか?

蜘蛛の巣を張らせないためにできる蜘蛛の巣の対策について紹介させていただきます。

蜘蛛の巣対策①蜘蛛を追い出す

まずは蜘蛛を追い出すことから始めましょう。蜘蛛がいなければ巣も存在しなくなります。巣を作る主が嫌がるような環境を作るのが有効な蜘蛛の巣の対策といえるでしょう。蜘蛛は嫌がる環境を整えておくことが蜘蛛の巣への対策となるはずです。

苦手なにおいをつける

虫はペパーミントやレモンの香りが苦手です。その性質を利用し、家具や部屋の香りをレモンなどの香りにしておくとにおいを嫌って寄り付かなくなります。

家具の素材をヒノキにする

大抵の虫はヒノキも苦手です。というのも、虫が嫌う成分が多数含まれているからで、家具を新しくするときヒノキの素材を選ぶのをおすすめします。

このように蜘蛛にとって居心地が悪くなるとだんだんと寄り付かなくなり、蜘蛛の巣を作らなくなるでしょう。

蜘蛛の巣対策②蜘蛛の巣を作らせない

蜘蛛がいなくなるまでの間、蜘蛛は巣を張りつづけます。蜘蛛の巣を作らせないようにしたいです。

張られてしまった巣は、手間にはなりますがそのままにせずに随時とるようにしましょう。
そのままにしておくと、ほかの蜘蛛も「ここは居心地がいいのだろうか?」と次から次へとやって来てしまうかもしれないからです。

便利なのは蜘蛛の巣除去のグッズを利用することです。直接触らなくても蜘蛛の巣を除去できるので、虫が苦手な人でも手軽に除去することができます。

蜘蛛の巣対策③日ごろからきれいに掃除しておく

蜘蛛の巣への対策として日ごろから掃除をすることも、蜘蛛の巣を張らせないためには重要です。理由としては、餌となるほかの害虫がいない状態を作れば、蜘蛛は巣を張る意味がなくなるので寄り付かないようになるからです。

そのために、ほかの害虫駆除から始めると徐々に蜘蛛が寄り付かなくなります。ほかの害虫駆除をするためにも、日ごろからきれいに掃除するようにしておきましょう。

蜘蛛の巣対策グッズをご紹介

蜘蛛の巣の対策として前章でも触れたように、蜘蛛の巣を除去するためのグッズを利用しましょう。紹介したグッズを利用しておくと直接巣に触れないでも蜘蛛の巣をきれいに除去することができます。虫が苦手な人でも蜘蛛の巣を除去することができるでしょう。

くもの巣キャッチャー

蜘蛛の巣ができてしまっていて触れないというときに、しっかりとからめとってくれるのできれいに除去することができます。

クモの巣ジェット

あとから蜘蛛の巣を張らせない忌避効果を発揮してくれます。勢いよく薬剤が出るので蜘蛛の巣に直接かけて蜘蛛の巣をなくすことも可能です。

忌避効果があるスプレーをしておくとしばらくの間蜘蛛が近づいてこなくなるそうです。来ない期間を利用して蜘蛛が嫌がる環境を整えておきましょう。

蜘蛛が「巣を張りやすい環境」を作らないこと!

蜘蛛の巣への対策として大切なことは、蜘蛛が嫌がる環境を作ることについてお話してきました。逆に「こんな環境だと巣を張りやすい」というのはどのような環境なのでしょうか?

餌が集まる場所

餌が集まりやすい照明や、日が差す場所を蜘蛛は好みます。そのため、街を歩いていると街灯に蜘蛛の巣がついています。光に集まった虫などを食べるために巣を張れる場所を探し、巣を器用に張り巡らせます。

そのため玄関の照明やベランダなどに巣が張られやすい傾向にあるので、先に忌避剤をまいておくようにしておくと巣が張られるのを防げます。

薪など木が積みあがっている

隠れるための影がたくさんでき、巣を張るための場所がたくさんできます。虫たちの餌となる木がたくさん積みあがっている環境があると、高確率で蜘蛛が寄ってきます。暖炉などで薪を積み上げるときは床と離した状態にして、風通しのよい場所に置くようにしましょう。

枯れ葉が折り重なったままになっている

家に落葉樹を育てているという家庭も少なくありません。落ちてきた葉っぱをそのままにしておくと虫が落ち葉を食べに集まるため、虫を食べようと蜘蛛が集まってしまいます。そのため落ち葉がたまってしまう前に片づけておくことが大切です。

蜘蛛が「巣を張りやすい環境」を作らないこと!

すべての蜘蛛が巣を張るわけではない

蜘蛛の巣に悩んでいる方は、蜘蛛を見かけると「また巣を張られないように駆除しないと!」と思われるかもしれません。しかし、実は家で見かける蜘蛛のすべてが巣を張るわけではないのです。そこで、ここでは蜘蛛の中でも巣を張るもの、張らないものをそれぞれご紹介していきます。

家で見かける「巣を張る」蜘蛛の種類

家で見かける蜘蛛の中で、巣を張るものにはおもに以下のような種類がいます。

・イエユウレイグモ
色は灰色で、細身で長い足をもっているという特徴のある蜘蛛です。その足を含めると、およそ5~10㎝の大きさになります。性格も臆病でおとなしく、毒もないため、巣を張る以外とくに害ありません。

・ヒラタグモ
体に黒い模様のある、特徴的な見た目の蜘蛛です。また、その体は平べったく、サイズは1㎝前後となっています。こちらも巣を張る以外は、とくに害がありません。

・ジョロウグモ
ジョロウグモは家の庭などに大きな巣を作る蜘蛛です。雄は大きくて1㎝ほどというサイズですが、メスは最大で3㎝ほどとなり、足を含めるとかなりの大きさになります。それほど強くはないですが、毒をもっています。そのため、噛まれると痛みが出ることもあるようです。

家で見かける「巣を張らない」蜘蛛の種類

以下の蜘蛛はよく家で見かける蜘蛛ですが、巣を張る習性がありません。巣で待ち構えるのではなく、自分で動き回ってエサとなる虫などを捕まえます。

・アダンソンハエトリ
家の中でとくによく見かける、足を含めても1㎝前後の小型の蜘蛛です。家の中を跳ねて移動し、その名のとおりハエなどを捕まえて食べます。害虫を食べるうえ巣も張らないので、益虫とされています。

・アシダカグモ
こちらも家でよく見かける蜘蛛ですが、その体長は大きく3㎝ほどになることがあります。アダンソンハエトリと同じく害虫を食べますが、こちらは大きいのでゴキブリや蛾なども食べてしまいます。

蜘蛛は巣を張らず、毒をもっていないものであれば、ほぼ害がないうえ、ほかの害虫を食べてくれる益虫としての側面もあります。そのため、基本的に駆除する必要はないでしょう。「見た目がどうしても苦手だから駆除したい……」というのであれば、駆除を検討してください。

まとめ

蜘蛛の巣への対策のコツは蜘蛛が嫌がる環境を作り、蜘蛛の巣を張らせないということです。蜘蛛の巣をとってもこまめにまた張られていないかをチェックして、繰り返し張られてしまうようならば忌避剤を試してみましょう。

数が多かったり、忌避剤をまいたりしても効果を得られないようならば、一度蜘蛛駆除のプロに相談してみることも大切です。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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