ムカデの活動時期に気をつけよう!ムカデの生態をくわしく紹介

2022.11.9

ムカデの活動時期に気をつけよう!ムカデの生態をくわしく紹介

 

ムカデはいったいどんな虫なのでしょう?ムカデは毒を持ち、かまれると炎症などを引き起こすため危険な害虫です。

しかし、なかなかその生態を知る機会はないかもしれません。ムカデを駆除して二度と家に入れないようにするには、まずムカデの生態を知ることが大切です。今回のコラムでは、ムカデの生態についてご紹介します。

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日本に生息するムカデの種類

まずは日本に生息するムカデの生態を見ていきましょう。日本には100種類以上のムカデが生息しています。主に見られるのはこちらの4種類です。

トビズムカデ(オオムカデ)

日本に生息するムカデの中で一番大きいムカデで、体長約10~15cmのものが多く、中には、20cmほどの長さになるものもいます。

個体ごとに色が違う種類のムカデです。一般には赤い頭部を持ち、胴体は黒光り、足は赤やオレンジなどの暖色系の色をしています。北海道南部から沖縄まで生息しており、暖かい場所では1年中見かけることもあります。冬は冬眠し、春から秋に活動をしています。

肉食で、ゴキブリやバッタなどの小動物を捕食します。これらの虫が民家にも生息していると、エサを求めて民家に侵入することがあります。

アオズムカデ

体長10cmほどで頭部と胴体は暗い緑色、足はオレンジ色をしています。

いかにも恐ろしい見た目です。見た目通り、日本のムカデのなかで最も強い毒を持っていてとても危険です。かまれると激痛がはしり、はれてきます。青森県以南に生息しています。

アカズムカデ

体長4~7cmほどで、上記のなかでは一番小さいムカデです。

頭部と足は濃い赤色をしています。5~6月に産卵するが危機を感じると卵を食べてしまうので、5~7月が駆除時期に適しています。

タイワンオオムカデ

沖縄などの南西諸島に生息するムカデです。薄いオレンジで、黒い横縞が体節ごとにあります。

日本に生息するムカデの種類

ムカデの活動時期は年2回

では、一年の間でムカデはいつ活動をしているのでしょうか。この章では、ムカデの活動時期からその生態にせまりましょう。

ムカデの活動時期は年に2回に渡ります。ムカデは4月になり気温が12~15℃を超え始めると冬眠から目覚め、活動を始めます。5~6月頃に落ち葉の下などで産卵します。一度に10~50個ほど卵を産み、一か月くらいでふ化します。暖かくなるとムカデの活動が活性化するので、春はムカデの被害が多くなります。しかし8月など暑い日は苦手です。

9~10月頃になるとムカデの子どもが大きく成長し、えさを自分で取りに行くようになります。そのため、秋もムカデの被害が多くなります。秋の終わりごろ、15℃以下になるとそろそろ冬眠の季節です。人目のつかないところで冬眠します。

噛まれると危険!ムカデの毒について

ムカデは毒を持つ害虫です。ムカデに噛まれると激しい痛み、しびれ、炎症、かゆみのような症状が出ます。重症化するケースもありますので、ムカデに噛まれたらすぐに皮膚科で診てもらいましょう。

アナフィラキシーショック

ハチに刺された時とおなじように、ムカデに噛まれたときもアナフィラキシーショックが起こることがあります。ハチの毒とムカデの毒は成分が似ているので注意しなくてはいけません。

アナフィラキシーショックはアレルギーの一種で免疫機能が過剰に反応することで起こります。激しい痛み、しびれ、リンパ節炎など引き起こすことがあります。症状がおさまっても再び現れることがあるため、すぐ医療機関で診てもらいましょう。

ムカデの生態を知っておき、上手に駆除と予防をして被害に合わないように注意することが大切です。

噛まれると危険!ムカデの毒について

ムカデの駆除と予防方法

ではムカデの駆除方法にはどのようなものがあるのでしょう。また被害を予防するのに効果的な方法はあるのでしょうか。こちらでは自分でもできる駆除と予防方法をご紹介していきます。ムカデの生態を知っておくと駆除や予防が効率的に行えるでしょう。

「ムカデに遭遇してしまった……!」というときでも、とっさにできる安全な駆除方法は、ムカデに殺虫剤をスプレーすることです。

殺虫剤

ムカデは生命力が強いので、ムカデ専用の殺虫剤がおすすめです。ムカデ専用とうたっているだけあって殺虫力が強いのが特徴です。そのため、お子様やペットがいらっしゃるお宅は吸引しないように注意が必要です。

こちらはムカデに即効性のあるスプレーです。侵入経路に吹きかけておけば、侵入防止にもなります。

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凍殺スプレー

低い温度で瞬間的に冷凍して殺虫するスプレーです。殺虫成分は入っていないことが多いので、小さいお子様やペットがいらっしゃるお宅はこちらがおすすめです。

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熱湯

ムカデに熱湯をかけて即死させる方法もあります。殺虫剤を使いたくない方にはこちらの方法もおすすめです。お湯で汚したくない場所であっても、掃除用のトングなどでムカデを移動されば熱湯をかけて駆除する方法が使えます。バケツなどの中にムカデを入れて、熱湯をかけるのも安全です。かまれないように、長めの手袋などをして行うとよいでしょう。

ムカデの予防方法としては、侵入経路に忌避剤をまいておくのはもちろんのこと、侵入経路自体を封鎖してしまわなければなりません。

ムカデはじめじめして湿気の多く、暗い場所を好みます。そのようなムカデの生態を知っておくと、どこに忌避剤をまいてよいかおのずとわかります。

屋外は庭の植木鉢や落ち葉の下など、屋内は浴室やキッチンに忌避剤を置いておくことで、侵入を防ぐことができるでしょう。

粉剤

粉タイプの忌避剤を家のまわりにまいておくだけで、ムカデを寄せ付けなくするので手軽です。効果が長く続くのがメリットです。

ただし殺虫成分が含まれますので、お子様やペットがいらっしゃるお宅は注意が必要です。

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確実に駆除したいなら業者がオススメ

今まで見てきたような駆除方法、予防法を試してみたものの「ムカデが出てきてしまうという」場合は、迷わず業者に依頼しましょう。

ムカデには猛毒を持つ種もあり、知識のある害虫駆除のプロに任せた方がよいケースもあります。ムカデのように毒をもつ害虫の場合、無理に自分で駆除しようとしないで、ムカデの生態をよく知っている業者に依頼したほうが早く解決できるのです。

通常は屋外と室内、そして床下の3か所の駆除がセットになっていることが多いようです。また、ムカデは屋根のすき間から屋根裏に入ることもあるため、屋根裏に処置が必要なこともあります。

害虫駆除のプロに頼むときは、事前に見積もりをとってもらい料金を確認したうえで業者にお願いしましょう。

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まとめ

今回はムカデの生態について見てきました。自分でできる駆除方法や予防策がありますので、試してみてはいかがでしょう。

ムカデは毒を持ち、なかには猛毒を持つ種もあります。毒性を持つムカデが苦手という方は多くいらっしゃるでしょう。もしご自分でムカデが駆除できない場合は、害虫駆除のプロに依頼することをおすすめします。

ムカデ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ムカデ駆除」をご覧ください。

 

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