「ミツバチは刺さない」と思って油断は禁物!確実に攻撃されない鉄則

2022.7.6

「ミツバチは刺さない」と思って油断は禁物!確実に攻撃されない鉄則

普段、公園などで見かけるミツバチですがどのような特徴があるのかご存じですか?
ミツバチはハチミツを作ってくれるという面があるので利益に繋がりますが、刺すこともあるので注意が必要です。

ミツバチはスズメバチと比較し、攻撃性は低いですが巣など近寄ったり、直接、触れるようなことがあれば襲ってくることがあります。果たして、ミツバチの駆除や対処はどうすればいいのか、ご紹介します。

ミツバチってどんなハチなの?

日本でも見かけることがあり身近なハチとして親しまれているミツバチ。「ミツバチは刺さない」というイメージがある人もいるのではないでしょうか。ミツバチにはどのような特徴があるのでしょう。

ミツバチの体長は約10mm~30mmで黒と黄色の縞模様があります。世界に9種類のミツバチがおり、熱帯から寒冷地まで様々な場所に生息しています。ここではミツバチの種類の一部をご紹介します。

・二ホンミツバチ
体長は12mmほどで、性格はおだやかです。草花の蜜を集めて、巣は数年間にわたって使用されます。寒い時期は攻撃性が高まり、刺してくることもあります。

・セイヨウミツバチ
体長は13mmほどで、二ホンミツバチと比べて少し攻撃性が高くなっています。

・イタリアン
おもにイタリアや南アルプスに生息する種類です。氷河期から生き残っている種で寒冷地や温暖地域に幅広く対応できるため、世界中で養蜂などに活用されています。

・カー二オラン
スロベニアなどのヨーロッパ地域におもに生息している種です。イタリアンと比べて黒っぽい色をしており、大人しい性格をしています。

・コーカサス
カスピ海と黒海の間にあるコーカサス山脈を中心とした地域に住むミツバチです。性格は穏やかで寒さに強いという特徴があります。

・ドイツ
全体的に色は黒く、寒さに耐性のある種です。管理が難しい種で、防御的な性格をしています。

・バックファスト蜜蜂
イタリアンのミツバチを遺伝操作することによって生まれたミツバチで、寒い地域での生産に向いています。

・ロシアン蜜蜂
ロシア原産のミツバチで病気への耐性が強いのが特徴です。
ミツバチってどんなハチなの?

ミツバチは刺さない?刺す?

ミツバチが刺さないということはありません。ミツバチは比較的、大人しい性格なので巣に近寄らないかぎり、刺して攻撃することは少ないです。

大人しい性格とはいえ、巣に近寄ったり、むやみに触れたり危険が迫るようなことがあれば襲い、刺して攻撃してきます。

とくに冬の時期は、繁殖期間に入るため活発になり、攻撃性が増すことがあるので注意が必要です。巣を駆除されるようなことがあれば集団による一斉攻撃を行うため、ミツバチでも巣を駆除するときは注意が必要です。

ちなみに人間以外にも動物を襲うこともあります。刺す危険性もあるミツバチですが、同じハチの仲間に襲われることもあります。スズメバチはミツバチを襲うこともあり、巻き込まれないように注意することも大切です。

ミツバチには毒がある!その成分とは

毒がないと思われがちなミツバチですが、じつはミツバチにも毒があります。毒の効力は強力で最悪、死に至るケースもあります。
ミツバチの毒の成分は大きく分けると酸素類、低分子ペプチド類、アミン類の3種類あります。

・酸素類
赤血球を破壊したりアレルギー症状などの症状を引き起こします。

・低分子ペプチド類
痛みや血圧低下などの症状を引き起こします。

・アミン類
痛みや痒みの症状を引き起こします。

ミツバチに刺された際には痛みを伴います。数十匹に刺されると死に至るケースもあるので注意が必要です。
ミツバチには毒がある!その成分とは

ミツバチのアナフィラキシーショックに注意

スズメバチなどは刺されると危険というイメージがあるかもしれませんが、ミツバチの毒も刺されると危険な場合があります。ハチに刺されたときに起こってしまう症状にアナフィラキシーショックというものがありますが、ミツバチでもこの症状に気をつける必要があります。

アナフィラキシーショックは1度ハチに刺されたことのある人が発症しやすい重いアレルギー症状で、1度体内につくられた抗体が再び刺されたときに過剰に免疫機能が反応してしまうものです。

症状として、呼吸困難やじんましん、血圧低下などの症状が起こり、最悪の場合、死に至ることもあるので、ハチに刺されたときには速やかに医療機関で受診しましょう。

ミツバチを駆除する前の注意点

ミツバチを駆除する前に注意する点があります。ミツバチは刺すこともあるため、駆除を急ぐ人もいるかもしれませんが、ミツバチはハチミツを作ってくれるという働きがあるため、ハチミツが取れる環境であれば、残しておいて損はありません。

更に農業においては果実などの受粉を助ける役割もあるので、駆除する必要がない場合もあります。ミツバチが受粉を媒介する作物は私たちがよく食すものも含まれており、世界の作物の3分の1はハチが受粉を媒介しているといわれています。

ミツバチを駆除しないデメリットにはミツバチが襲ってきたり、スズメバチを引き寄せてさらなる被害を生んでしまうということがあげられます。

駆除するかどうかはその場の環境を見て検討する必要があります。危険と判断するならハチの駆除を依頼できる業者へ連絡することをオススメします。
ミツバチを駆除する前の注意点

まとめ

ミツバチは比較的大人しい性格の場合が多く、こちらから手を出さないかぎり、襲ってくることは少ないです。
ただ、刺されることもあるので注意が必要です。刺された場合、アナフィラキシーショックを引き起こしてしまう可能性もあります。

ミツバチは刺すこともあるため駆除を考える場合もあるでしょう。しかし環境によってはハチミツが取れたりするというメリットがある場合があります。状況に応じてミツバチを駆除するとよいでしょう。
また自分での駆除が難しい場合はハチの駆除を依頼できる業者へ連絡しましょう。

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