
「家の中に蜂が入ってきている!」と気づいたら、慌てて動かないこと。
静かにしていれば、蜂は寄ってきません。
蜂を家の中から追い出すために、重要なのは「部屋の明かりを消すこと」です。
そして、すぐに窓を開けてください。
蜂は明るいところを目指して飛ぶ特徴があるので、窓から外へ出ていってくれるはずです。
「追い出しても数日ごとに家の中に蜂が入ってきてしまう……」というお悩みも蜂駆除の業者にはよく寄せられます。
繰り返さないようにするためには、どこから蜂が家の中に入ってきているのか調べて、隙間対策をしなくてはいけません。
今回のコラムでは、家の中に入ってきた蜂を「すばやく追い出す方法」だけでなく、「家の中に蜂が入ってこなくなる方法」についてお伝えします。
攻撃性が高くて毒が強いスズメバチが家の中に入ってきたときにも、応用できますよ。
もしも家の近くに蜂の巣があり、「追い出してもまた入ってくるか不安…」という状態なら、蜂の巣の駆除もぜひご検討ください。

目次
家の中に入ってきた蜂を追い出す方法
家の中に入ってきた蜂を速やかに追い出すには、下の手順をお試しください。
注意してほしいのは、蜂は音や動きに対して敏感であるという点です。
そのためパニックになって大声を出したり、急いでその場を離れようとしたりすると、かえって危険です。蜂を刺激して興奮させないように、「静かにゆっくり」が大切です。
スズメバチが家の中に入ってきていたとしても、同じように追い出せるはずです。
(1)安全な場所に隠れよう
怖ければ部屋の隅にかがんで、声を出さないようにします。
薄暗いところにかがむのがいいでしょう。
蜂の動きを観察して、窓を開けるタイミングを計りましょう。
(2)部屋の明かりを消す
蜂は明るいところを目指して飛んでいきます。部屋の明かりを消すと、窓の外へ向かっていくはずです。
(3)明るい陽射しのある窓を開ける
蜂がもう窓のそばを飛んでいるかもしれません。
この状態なら、後は窓を開けられさえすれば、蜂は家の中から出ていってくれるでしょう。
鍵を開けるときは緊張するかもしれませんが、ゆっくり静かに近づいていけば大丈夫なはずです。カーテンと窓の間に蜂がいるなら、カーテンを利用して自分の方へ来ないようにできます。カーテンごとサッシをつかんで開けると「蜂が飛び回っている」怖さが和らぐと思います。
家の中の蜂を退治する場合は
もし退治するのであれば、蜂用の殺虫スプレーを使っていただくと安全でいいでしょう。
なぜなら、蜂用の殺虫スプレーは、遠くからでも噴射できるようになっていて、しかも強力だからです。
しかし、蜂によく効くスプレーというのは毒性が強いということでもあります。
そのため、赤ちゃんのいるお部屋や水槽のあるお部屋、食事を作っているところは特に避けたほうがいいといえるでしょう。
家の中の蜂はどこから入ってきたの?チェックポイント
家の中に蜂が繰り返し入ってくるようなら、下の場所をチェックしてみてください。
換気口
室内と室外をつなぐ道は、窓や扉だけではありません。換気扇や換気口など、空気の通り道となっている場所も、蜂の侵入経路になりえます。
停止している換気扇の羽根の間から蜂が侵入してくることや、エアコンの室外機からパイプを通って部屋に入り込んでくることなどもあるため、害虫防止のネットを設置するなどの対策が必要かもしれません。
網戸の隙間
家の中に蜂が入ってきてしまうのは、網戸に原因がある場合があります。
蜂のなかには小さいもので1cmにも満たない小型なものもいるため、そうした小さな蜂は網戸の隙間を簡単に通り抜けてしまうのです。
こうした網戸の隙間からの虫の侵入は、蜂に限った話ではありません。ゴキブリやムカデなどの身体が平らな虫が部屋に入り込む経路となることもあるため、網戸が歪んでいないかどうかは定期的にチェックしておいたほうがよいでしょう。
網戸は破れていませんか?
また、何度も開け閉めしているうちにサッシが歪んでしまって、窓枠との間に隙間ができていないかも確認してみてください。
隙間があったら、塞ぐと家の中に蜂が入ってこなくなる場合があります。
スズメバチが家の中に頻繁に入ってくる場合は、大きな隙間ができてしまっているかもしれません。
洗濯物にくっついて来る
意外に侵入経路として多いのが、外に干しておいた洗濯物に蜂がくっついていて、気づかずに一緒に取り込んでしまうケースです。
物干し竿に干してある洗濯物は、日中飛び回っている蜂の休憩場所になっていることがあります。また、日が落ちてから洗濯物を取り込む場合も、例えば白いシャツやシーツなどは部屋や街頭の灯りを反射するため、光に惹かれた蜂が寄ってきてしまうといったケースもあるようです。
洗濯物に蜂がくっついている場合、洗濯物をたたむ際や服を着る際に蜂に触れてしまう可能性が十分にあるため、刺されてしまう事故につながりやすいとされています。洗濯物を取り込むときは必ず蜂がついていないか確認し、洗濯物を軽くはたくなどしておきましょう。
蜂に刺されないか不安な方は生活110番にご相談ください!
蜂を一時的に駆除することはできても、家の近くに巣があれば何回駆除してもきりがありません。蜂の巣を見つけた場合はプロに駆除を依頼することをおすすめします。
生活110番では24時間365日受付対応しており、無料相談や無料見積りのみのご利用も可能です。蜂の巣の場所や種類がわからなくても問題ありません。いつでもお気軽にお問い合わせください。

家の中で蜂を見失ったときは、光を利用すれば出てきます!
侵入してきた蜂を、慌てふためいているうちに見失ってしまうと大変ですよね。まだ家の中に蜂がいてどこから襲って来るのかわからない状態では、夜を迎えるのは怖いものです。
そこで、見失ってしまった蜂を見つけ出すコツをご紹介します。
まず前提として、多くの蜂は昼行性、つまり明るい昼の間に活発に活動する虫だということです。ほとんどの蜂は暗い場所を苦手としていて、周りが暗い場合は光のある方向へ惹かれる性質をもっています。
部屋のどこかに隠れた蜂を見つけ出すにも、この性質が利用できるのです。
・昼間なら
まず部屋のカーテンを全部しめて暗い状態を作り出します。そのうえで、一カ所の窓だけカーテンを開けて光が差し込むようにしておくと、明かりに惹かれて暗がりから蜂が出てきてくれるかもしれません。
・日没していたら
日没後で辺りが暗い場合は、部屋の照明を1カ所だけに絞っておくのがおすすめです。どちらの場合も周囲を暗くして、一カ所だけが明るい状態を作り出すことで、蜂をおびき出せます。
近くに巣があるかも?家の周りに蜂が多いとき
蜂をたくさん見かけるときは、家の近くで巣が作られているかもしれません。とくに、お庭の植木や生垣のほか、家の軒先や屋根裏、床下などでよく巣が発見されます。
気になる方は、できる範囲で確認をしてみましょう。
そもそも蜂は、巣を作るとき居心地の良い場所を探します。蜂にも場所の条件があるんですね。
どんな条件なのか、どんな家が狙われるのかについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、ご参照ください。
あわせて読みたい
巣を作られやすいポイントがわかると、これから予防対策をするときにも効率的にできます。
原因がわかれば、予防もしやすいでしょう。
すぐできる予防策はこちらの2つになります。
・蜂の嫌がるにおいを活用する
・エサになるような物を置かない
しかし、これだけでは、完璧な予防対策としては少し不安です。
本格的に予防対策をしたい方は、こちらの記事をご覧ください。
弊社が対応した過去のデータ分析から、予防策について解説しています。
まとめ
家の中に入り込んできた蜂は、そのままにしておけば家族や自分自身が刺されてしまう原因になりかねません。できるだけ早めに追い出して、二度と蜂が入ってこないよう対策をほどこす必要があります。
蜂は種類によっては非常に小さなものもいるため、ほんのわずかな隙間からでも侵入してくることがあります。家の中に蜂がどこから入ってくるのか、考えられる侵入経路をしらみつぶしに探して見つけ出しましょう。
もし個人で見つけ出すことが難しいようであれば、蜂駆除の専門業者に依頼することも一つの手段です。経験豊富なプロ目線から、お住まいのどこから蜂が入り込むのか特定してくれるかもしれません。
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