働き蜂にはメスしかいない?女王蜂との違いや意外な働き蜂の真実とは

2021.12.22

働き蜂にはメスしかいない?女王蜂との違いや意外な働き蜂の真実とは

蜂の中には、女王蜂、オス蜂、働き蜂という3つの役割をもつものがいます。実は庭木や花壇の周りでみかける蜂の多くは、その中でも働き蜂に分類されているのです。働き蜂は花の蜜を集めたり、掃除をしたり、さらに育児までこなす働き者といえるでしょう。

この記事では、ミツバチの働き蜂の生態や女王蜂の違いについて紹介します。巣の家政婦ともいえる働き蜂は、1年を通して休みなく働いているのです。

働き蜂はその名の通り働き者。その特性と外見の特徴について

蜂にはさまざまな種類が存在し、スズメバチやアシナガバチ、ミツバチなどは代表的な蜂の種類といえるでしょう。その中でも、働き蜂の役割が分かりやすいのがミツバチです。ミツバチは1つの蜂の巣の中に、女王蜂、オス蜂、働き蜂という役割で構成されています。

その中でも、大半を占めるのが働き蜂です。ミツバチの女王蜂が巣の中に1匹に対して、オス蜂は巣全体の1割程度、残りの蜂がすべて働き蜂とされています。また、働き蜂はすべてメスの蜂で卵を産むための管は必要ないため、攻撃するための針へと変化しているようです。

しかし、ミツバチは巣に近づいてきた敵を攻撃すると、針の返しのようなものがひっかかり、針が取れてしまいます。スズメバチやアシナガバチにも針や返しはついていますが、何度も刺すことができるくらい丈夫です。

それに比べてミツバチは簡単に針が抜けて、腹の内部の器官などもなくなってしまうため、寿命を迎えてしまうのです。また、働き蜂の大きさは女王蜂に比べて小さく、半分程度の大きさしかありません。また、体型もずんぐりむっくりで、ふっくらした形をしているのが特徴です。しかし、そんな小さな体で受けもつ仕事は、はかりしれないものなのです。

ミツバチの女王蜂の寿命が約2~3年とされており、毎日数千個の卵を産むという役割を担っています。働き蜂の寿命は約30~40日と短いのですが、その中で多くの仕事をこなしているのです。生まれてからすぐ、巣の中の清掃をしはじめ、幼虫の育児も両立します。生後2週間もすれば、自身から巣の主成分であるミツロウを出し、巣の増築に努めます。

中堅クラスの働き蜂は、はちみつを巣穴にせっせと蓄え、巣や蜜を守るために見張り役に徹するのです。私たちがよくみかけるのは、ベテランの働き蜂で、蜜を運ぶ仕事をしています。このように、働き蜂は生まれてから死ぬまで、新しい仕事を探しながら動いているのです。

働き蜂はメスしかいない!?

女王蜂になるか働き蜂になるかは孵る場所とエサで決まる

ミツバチの女王蜂と働き蜂は、個体の大きさも違えば役割も大きく異なってきます。しかし、女王蜂が生む卵は、どちらも同じ卵です。要するに卵の段階では、女王蜂になるのか働き蜂になるのかは決まっていないのです。

では、偶然女王蜂が生まれてくるのかといえば、そうではありません。女王蜂になるか働き蜂になるかは、孵る場所と与えられるエサに大きく関係してきます。まずは、孵る場所との関係性です。女王蜂になる卵は、王台と呼ばれる部屋で生まれ育てられるのです。この王台は、個室で他の部屋に比べて広く、巣の底辺に数個ぶら下がるようにつくられます。

反対にミツバチの働き蜂は、はちみつなどを蓄えておく巣穴と同じ六角形の部屋で生まれ育ちます。女王蜂のいる王台に比べて狭く、1日数千個ほどの卵から幼虫が孵り、働き蜂へと成長していくのです。また、エサも大きく異なります。女王蜂はミツバチの働き蜂から出される、ローヤルゼリーのみを食べて成長します。

ローヤルゼリーは豊富な栄養素をもっているので、女王蜂は急速に大きくなるのです。そのため、働き蜂より成虫になるのが早いとされています。反対に働き蜂は、花の蜜と花粉をエサにして成長します。

幼虫から成虫になる速度は、女王蜂に比べてゆっくりといえるでしょう。このように、育てられる場所や食べるエサによって、成長する形や大きさは大きく異なります。また、希少なローヤルゼリーを与えられる女王蜂は、働き蜂に比べて数は少ないのです。

女王蜂も働き蜂もメスならオスはどんな役割?

唯一のオス蜂は、繁殖行動だけをおこなっています。それ以外は、基本的に生きるために必要な行動しかしていません。巣にいるときも働き蜂のように子育てや巣の掃除をおこなうことはなく、歩き回ったり足を上手く使って体を撫でまわしたりしています。

また、エサを食べる際も働き蜂に蜜などを分け与えてもらったり、自分で巣穴の蜜を食べにいったりするため、外に出て蜜を集めることはありません。一見ぐうたらしているようにみえるミツバチのオス蜂ですが、冬前になると外に出て女王蜂を探し繁殖行動をするのです。

オス蜂がいなければ、次世代の女王蜂が繁殖しないため、重要な役割を担っているには違いありません。しかし、他のメスの働き蜂からみれば、いいところ取りをしているようにみえているのでしょう。羽根を傷つけられるなど危害を加えられることも少なくありません。

繁殖が盛んにおこなわれる春には、多くのオス蜂が女王蜂をめぐって争います。勝ち残ったオス蜂は、女王蜂と繁殖行動をおこなったうえ、死んでしまいます。また、繁殖時期が終わり、寒い時期がやってくると働かないオス蜂は邪魔者だと判断され、巣にも入れてもらえなくなります。

また、巣に残ろうものならエサとなる蜜も与えてもらえないので、餓死してしまうものもいます。このように、蜂は女王蜂をはじめ、圧倒的にメスが強い社会が成り立っているのです。

同じメスなのにこんなに違う!働き蜂と女王蜂の違いとは

働き蜂がいると蜂の巣がどんどん大きくなる!早めの駆除が大事

蜂の巣の駆除は、働き蜂の数が増え、巣が大きくなればなるほど大変になります。刺されないように安全に対処するには、なるべく早く駆除に踏み切ることが大切です。蜂の巣は、春から夏の半年間で作り上げられます。

はじめは女王蜂や数匹の働き蜂でつくっているため、15cmほどの小さい巣です。しかし、夏に向かうにしたがって、女王蜂の産卵で多くの働き蜂が生まれ、どんどん巣を拡大していきます。蜂の種類によっては、約50cm~1mにまで大きくなってしまうのです。

巣が完成に近づくと、蜂たちは家を守る防衛本能が非常に高まります。そのため、人が近づくと、容赦なく攻撃してくるようになるでしょう。攻撃性が高まり、敏感になった蜂や巣の駆除は、万全の準備と正しい方法で対処することが重要になります。また、働き蜂が増え大きくなった巣は、素人が駆除するのは危険です。

慎重かつ迅速に駆除しなければ、近隣の住民にも被害を広げてしまうおそれがあります。自分で駆除するのが不安、働き蜂が多くて駆除できそうにないなどという方は、迷わず業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼すれば、ご自身や家族はもちろんのこと、近隣の方にも配慮した駆除をおこなってくれるでしょう。

まとめ

1つの蜂の巣には、女王蜂、オス蜂、働き蜂が住んでおり、それぞれの役割を担っています。女王蜂と働き蜂は同じ形の卵から生まれるメスの蜂です。しかし、育てられる部屋の環境やエサで、女王蜂になるのか働き蜂になるのかが決定します。

オス蜂は、働き蜂のように仕事をするわけではなく、子孫繁栄という目的だけもっているので、繁殖時期が終われば追い出されてしまうようです。また、女王蜂がたくさんの子供を産む時期を超えると、急激に働き蜂の数が増え、巣が大きくなります。

この時期は駆除が難しく、刺される危険性が最も高いとされているのです。自分で駆除できるか不安、危険性が高いと判断したら、業者に依頼して駆除してもらいましょう。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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