シマトネリコは蜂を引き寄せる！定期的なチェックで巣の早期発見を！

シマトネリコの育てやすさや、涼しげな見た目は非常に魅力的です。庭木としても人気があるため、育てたいという方もいらっしゃるでしょう。しかし実は、シマトネリコは蜂を引き寄せてしまう木でもあります。

今回は蜂を引き寄せない対策や、蜂が来てしまったときの対応方法をご紹介します。シマトネリコと蜂について知識をつけて、美しいシマトネリコを楽しみましょう。

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シマトネリコは蜂を引き寄せる樹液を分泌する

シマトネリコは樹液を分泌します。この樹液につられて、さまざまな生き物が集まってくるのです。

クヌギやコナラといった木の樹液が好物であるカブトムシは、じつはシマトネリコの樹液も好みます。そのため育てている中で、シマトネリコにカブトムシがいた、ということも考えられます。

またカブトムシだけでなく、蜂も樹液に誘われてシマトネリコにいることがあります。シマトネリコに集う蜂の中にはスズメバチも存在するので、注意しなくてはなりません。

カブトムシと蜂以外にも、カメムシが引き寄せられることがあります。シマトネリコを育てている方や、これから育てようと思っている方は十分に注意をしてください。

蜂の被害にあわないためのシマトネリコ管理法

特性上、シマトネリコは蜂が集まりやすい木です。しかし、それでもシマトネリコを育ててみたいという方やもう既に育てているから不安だという方もいらっしゃると思います。そこで、蜂の被害に合わないためにはどうすればよいかをご紹介していきます。

蜂が嫌がるものを置く

蜂がシマトネリコに寄ってくることを防げれば一番安心でしょう。そのためには蜂が嫌がるものを置くとよいです。

蜂は香りに反応します。それが花の香りであれば蜂が引き寄せられてくることでしょうが、嫌いな香りであれば蜂は避けてくれるでしょう。蜂が嫌がる香りはハッカ油やブナやマツの木などで作られる木クレオソート、炭をつくるときにできる木酢液やバジルなどです。これらは香りが独特なので、香りに敏感な人は気を付けてご利用ください。

剪定などの前に木をよく調べる

シマトネリコに蜂がいることに気がつかないで近づくと、蜂が警戒して攻撃してくる可能性があります。特に剪定の前には必ずよく木を調べてください。

木の枝は蜂が巣を作る代表的な場所です。シマトネリコを餌場として好んで寄ってくるだけではなく、巣を作られてしまう可能性もあります。

そのため、もし蜂の巣があるとは知らずに、木を剪定してしまったら危険です。蜂は巣を守るために、すぐに攻撃を始めかもしれません。そうならないために、剪定などの前には木に巣がないか、蜂がいないかをよく調べましょう。

シマトネリコに蜂の巣を作られた場合は駆除を

対策をとっていてもシマトネリコに蜂が巣を作ってしまうこともあるでしょう。巣をそのままにしておけば、いつ蜂の被害に合うかわかりません。早めに巣ごと駆除することをおすすめします。

蜂の巣駆除は自分でもできます。しかし、”巣のサイズが小さい”、”巣のできた場所が、手が届く開けた場所”であることが条件です。
もし自分で駆除をするときは、しっかりと事前準備をして、方法も勉強しなければいけません。
【防護服】【蜂駆除の殺虫剤】【長い棒】【ゴミ袋】は最低限、必要です。

駆除の方法
（1）蜂が寝静まった夜に駆除を始める
（2）離れた場所から殺虫剤をジェット噴射する
（3）蜂が出てこないことを確認したら、巣の下にゴミ袋を設置
（4）棒で巣をつつき、巣をゴミ袋の中に落とす
（5）ゴミ袋を縛り、可燃ごみの日に出す

巣が大きいとき、蜂の数が多いとき、蜂が怖い、ケガをしたくない、防護服の準備ができない、など少しでも不安を感じたときは、無理せず業者へご相談ください。

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まとめ

シマトネリコは蜂が好む花の蜜や樹液を出すかっこうの餌場です。蜂の被害に合わないためには、まず蜂を寄せ付けないようにしましょう。蜂が嫌がるものをシマトネリコの近くに置くとよいです。また剪定などの際には、蜂がいないか十分に調べてからおこなうようにしましょう。

もし蜂の巣が見つかった場合には、早めに巣ごと駆除したいものです。
業者であれば、
・見逃しなく、確実に駆除をしてくれる
・また巣を作られないための予防対策をしてくれる
・生き残った蜂が同じ場所に戻ってくる”戻り蜂”による被害がないよう、アフターフォローも整っている
・誰にもケガをさせず、安全に駆除をしてくれる
このようなメリットがあります。

蜂のことで悩んだときは、業者に相談してみることも、ご検討ください。