隣の家に蜂の巣を見つけたら|駆除してもらえない場合の相談先と対策

2022.7.6

隣の家に蜂の巣を見つけたら|駆除してもらえない場合の相談先と対策

もしも蜂の巣を見つけたら、まずは静かに距離をとりましょう。不用意に近寄ったり声や動きで刺激したりすれば、興奮した蜂に刺されてしまうかもしれません。

蜂の巣を見つけた場所が自分の家であれば、すぐに対処することもできます。しかし、隣の家に蜂の巣がある場合はどうしたらよいか困ってしまいますよね。

当記事では、隣家に蜂の巣を見つけた場合の対処法や、なかなか駆除してもらえないときの相談先について解説していきます。思わぬご近所トラブルに発展しないよう、参考にしてみてください。

蜂の巣を見つけたら管理者の責任で駆除するのが原則

近所に蜂の巣ができて自分の家でよく蜂を見かけるようになった場合、どこに連絡すればよいのか迷うこともあるかもしれません。蜂の巣ができた場所によって連絡先が異なるので、紹介していきます。

隣の家に蜂の巣ができたら家主に駆除を頼むのが原則

隣の家

蜂の巣の駆除は原則、建物や土地の管理者がおこなわなければなりません。隣の家に住民がいるときは、蜂の巣ができていることを伝え、駆除してもらうようにお願いしましょう。蜂の巣ができる位置によっては、隣の家の人がその存在に気づいていないということもあります。

空き家

空き家になっている隣の家に蜂の巣が作られた場合も、まずは管理者に連絡します。しかし、空き家の管理者がわからないということも考えられます。

もし、空き家の管理者に連絡がつかない場合は、お住まいの自治体に相談してみましょう。自治体で空き家の管理者へ連絡して、蜂の巣の駆除をするように通達してくれる場合が多いようです。

また、自治体にもよりますが、危険性の高いスズメバチは自治体で駆除してくれるところもあります。蜂に困ったら、まずは自治体に確認してみることをおすすめします。

公共の場

道路や公園など、公共の場所で蜂の巣を見つけた場合は、すみやかに自治体へ連絡しましょう。公共の場であれば、住民の安全確保のために自治体が対応してくれる場合がほとんどです。

隣の家が駆除をしてくれない場合は役所や警察に相談を

隣の家に蜂の巣を見つけた場合、まずは隣家の持ち主に相談するのがよいでしょう。しかし、隣の家に直接蜂の被害がおよんでいない場合、すぐには対処してくれないかもしれません。

また、隣家が空き家の場合、家の管理者に連絡しても遠方にいるなどの理由で、なかなか駆除されないということも考えられます。とくに、長年にわたって放置されている空き家は、雑草がのびて蜂の巣が作られやすい環境になっていることが多いので、注意しなければなりません。

しかし、隣の家の人が蜂の巣を駆除してくれないからといって、勝手に敷地に入ることは法律で禁止されています。そのため、隣の空き家にできた蜂の巣を自分で駆除するわけにはいかないのです。

隣の家の人が蜂の巣を駆除してくれない場合、まずは自治体に相談してみましょう。住居や土地は持ち主に管理する責任があるため、蜂の巣を放置していると駆除するように自治体から指導してくれるでしょう。

とくに、生死に関わる危険のあるスズメバチは早急に駆除しなければなりません。スズメバチによる被害が心配される場合は、自分で対処してもよいか、警察に相談してみるのもよいかもしれません。

蜂の巣を放置した結果、蜂の被害が出て思わぬ近隣トラブルに発展するというケースもあります。住民同士のトラブルにならないよう、未然に防ぐのが1番です。しかし、住民同士で直接話し合うのが難しい場合は、行政など第三者に介入してもらうことも想定しておきましょう。

隣の家が駆除をしてくれない場合は役所や警察に相談を

近隣トラブルを避けるために我が家に蜂の巣がないかも調べよう

蜂の巣は放置しておくとどんどん大きくなり、蜂の数も増えていくので大変危険です。日ごろから家の周辺をくまなくチェックしていれば、蜂の巣の存在にいち早く気づけるかもしれません。隣の家に蜂の巣の被害がおよばないように、気をつけてみていきましょう。

自分では気がついてなくても、隣の家の近くに蜂の巣が作られているということもあります。ここでは、蜂の巣が作られやすいポイントを紹介するので、ぜひ家のまわりを確認してみてください。

軒下・玄関

軒下や玄関は雨風がしのぎやすく、蜂にとっては巣を作りやすい場所だといえます。とくに空き家では人の目が行き届かないため、玄関先に蜂の巣を作られることも珍しくはありません。

蜂の巣を見つけたら、すぐに駆除したほうがよいですが、周辺の状況には十分に注意しなければなりません。駆除したときに巣から逃げ出した蜂によって、近所を歩いている人が刺されたり、隣の家の庭にいる人が蜂にねらわれたりする危険もあるからです。家の敷地内だけでなく、近所に蜂の被害が出ないように配慮することが大切です。

ベランダ

軒下や玄関と同様に、ベランダも雨風をしのぎやすく、蜂の巣が作られやすい場所です。ベランダに出たときに、近くに蜂がいないか確認してみるとよさそうです。

ベランダは閉鎖的な空間に比べると、自力での蜂の駆除がしやすい場所です。しかし、蜂の巣に近づかなくてはならないため、注意が必要です。

近隣トラブルを避けるために我が家に蜂の巣がないかも調べよう

天井裏

家のメンテナンスを怠っていると、屋根のすきまなどから蜂が入り込んで、天井裏に巣を作ることがあります。天井裏は蜂にとっては雨風が当たらず、外敵のいない安全な場所なので、いつの間にか巣が大きくなっているかもしれません。家の中に蜂の巣を作られないよう、定期的に家のメンテナンスをすることも蜂予防につながるといえるでしょう。

天井裏は狭いので、自分で蜂の巣の駆除をおこなうことは大変危険です。天井裏に蜂の巣ができてしまったときは、業者に依頼することをおすすめします。

給湯器

家の外部にある給湯器にも蜂の巣が作られることがあります。給湯器は適度にあたたかく、家の外壁と給湯器のすきまや内部にも蜂が住みついてしまうことがあるのです。

もし、給湯器の周辺に蜂の巣を見つけた場合、殺虫剤で駆除することは危険なので控えたほうがよいでしょう。給湯器が壊れてしまったり、殺虫剤のガスが原因で発火してしまったりするおそれもあります。給湯器に蜂の巣ができたときは、安易に殺虫剤で駆除しようとせず、業者に相談したほうがよさそうです。

蜂の巣はある程度高い場所にできやすいイメージもありますが、床下や土の中など地面に近い場所で見つかることもあります。また、生け垣や枝の中など植物に巣を作られることもあるようです。

ほかにも、ソーラーパネルの裏側にスズメバチの巣が見つかることもあります。自宅以外にも管理している土地がある人は、蜂の巣ができていないかこまめに確認し、見つけた場合にはすみやかに対処するようにしましょう。

まとめ

もし、隣の家に蜂の巣ができた場合は、まずは家の持ち主に駆除をお願いしましょう。しかし、すぐに対応してくれないときや、空き家になっていて連絡がつかない場合には、自治体に相談してください。
勝手に敷地に入ることができないので、注意してくださいね。

自分の敷地内に、蜂の巣ができたときは、まわりの迷惑にならないよう早めに駆除をしましょう。
とはいっても、自力駆除は危険です。とくに夏~秋にかけては、蜂も攻撃的で個体数も増えています。

とくに、スズメバチに刺されると生死に関わることもあるので、むやみに近づかずに業者に依頼するほうが安心です。
業者依頼するメリットは、自分で駆除する手間も省ける以外に、蜂に刺されるリスクを避けられる、再び蜂の巣ができたときにアフターサポートをお願いできるなどあります。

業者に依頼するときは、事前に調査して無料で見積もりを出してくれるところを選ぶと安心です。蜂の駆除以外に出張費などの費用が別にかかるか確認しておきましょう。

まとめ

蜂の巣は思いがけず近隣トラブルに発展する場合もあります。そのため、見つけたら早めに対処することが大切です。蜂の巣を安全に駆除したい人は、ぜひ業者に相談することをおすすめします。


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