芝生に生えてくる雑草は似たようなものが多いため、見分けるのが難しいです。だからといって、芝生に紛れて生えてくる雑草をそのまま放置してはいけません。芝生に雑草が生えてくると、芝生が上手く育たなかったり、見栄えが悪くなったりします。そのため、芝生に雑草が生えてきたら駆除をしましょう。
駆除するためには、芝生と雑草の見分け方を知る必要があります。自分で芝生と雑草を識別できると、雑草を放置して芝生を傷める心配がありません。ここでは、芝生と雑草の見分ける方法をご紹介していきます。
目次
雑草の種類は大きく分けて2つ!その見分け方について
雑草の種類はおおまかにイネ科雑草と広葉雑草に分けることができます。それぞれの特徴を知ることで、イネ科雑草か広葉雑草かを見分けることが可能です。イネ科雑草か広葉雑草で効果のある除草剤が異なりますので、効果的に除草するためにも雑草の見分け方を知る必要があります。それぞれの雑草にはどのような特徴があるのか詳しくみていきましょう。
イネ科雑草
イネ科雑草は稲のように細長い葉が特徴的です。葉脈も稲と同様に平行になっています。野原に生えている雑草のほとんどがイネ科雑草です。芝生の葉とよく似ていますので、芝生と間違えることが多いです。代表的なイネ科雑草にはスズメカタビラやヒメシバ、オヒシバがります。
広葉雑草
広葉雑草はイネ科雑草より幅の広い葉が特徴です。葉脈の網状になっています。広葉雑草にはクローバーやタンポポ、ホトケノザが代表的です。
おおまかに2種類の雑草の特徴を紹介してきました。芝生に生えやすい雑草の特徴を知り、より簡単に芝生と雑草を見分ける方法をみていきましょう。
芝生に似ている!?芝生に生えやすい雑草の特徴
芝生に生えやすい雑草は芝生によく似ています。そのため、雑草の特徴を知らないと芝生と雑草を見分けることができず、雑草を駆除することが難しいでしょう。ここではとくに、芝生に生えやすい雑草や雑草の特徴についてご紹介していきます。芝生と雑草を見分ける方法の参考にしてみてください。
スズメノカタビラ
芝生に生える代表的なイネ科雑草の1つです。スズメカタビラは1年中生えている特徴があります。芝刈りをしても衰えず、踏み付けにも強いです。また、繁殖力が強く冬でも成長するため、放置しておくと芝生の休眠期間中にどんどん広がっていきます。見た目は芝生に似た葉をしており、稲のような穂をつけます。
メヒシバ
イネ科雑草の仲間です。4月~9月にかけて生えてきます。葉は約20センチまで大きくなり、70センチほどの穂をつけるのが特徴的です。葉は柔らかく、横に広がるように繁殖していきます。
オヒシバ
イネ科雑草の仲間です。8月~10月にかけて生えてきます。株本が白いのが特徴的です。地面を這うように広がり、葉が堅く抜きにくい特性をもっています。
ハマスゲ
芝生に猛威をふるうことで知られているイネ科雑草のひとつです。とても繁殖力や生命力が高く、刈り込みや草抜きをしただけでは除草できません。光沢のある葉をもつのが特徴的です。
芝生に生えやすい雑草は以上のとおりです。芝生に生えてくる雑草はそれぞれに特徴があります。特徴を知ることで、芝生と雑草の見分け方が簡単になるでしょう。
また、芝生と雑草を見分けるには、そもそも芝生の特徴を知っておかなければなりません。それは、芝生を間違えて除草してしまわないためです。芝生も種類ごとによって特徴が違いますので、詳しくみていきましょう。
芝生も種類によって見た目が違う!芝を見分けるためのポイントとは
ご自分が育てられている芝生の種類が何かご存じでしょうか。芝生の種類ごとの特徴を知ることで、芝生と雑草の見分け方がさらに簡単になります。芝生と雑草を見間違えないためにも確認しておくとよいでしょう。では、芝生の種類と芝を見分けるためのポイントをご紹介します。
野芝
日本の気候にあった芝生です。葉の幅が4mm以上あり、大きめで葉の密度が低い特徴があります。病害虫や踏み付けに強く、生長が遅いため育てやすいです。
高麗芝
日本国内でもっともメジャーな芝生です。葉は1~4mm程度で野芝よりきめが細かく、見た目がキレイに育ちます。高麗芝は日本の気候に適しており、一般家庭でよく使われる芝生です。
バミューダグラス
西洋芝の一種で、中でも日本の気候に向いています。柔らかく、細い葉が特徴的です。踏み付けに強いため、世界の競技場で使われています。
センチピードグラス
背丈が高くならないのが特徴です。葉が密集して、地を這うように生長していきます。耐暑性・耐寒性ともに強いです。
芝生と雑草の見分け方がわかったら、いよいよ雑草の除草をしていきましょう。芝生に生えてしまった雑草は普通に雑草を駆除するときのように除草剤を使うことができません。そのため、芝生に雑草が生えてしまったときの除草方法を確認しておきましょう。
芝生に生えてしまった雑草の除草方法
芝生に生えた雑草を放置しておくと、芝生の見栄えが悪くなるだけでなく枯れてしまうこともあります。そのため、芝生に雑草が生えてきたら除草をしましょう。芝生に雑草が生えてしまったときの除草方法をご紹介していきます。
雑草は根が残っていると、再び生長して伸びてきます。そのため、根元から雑草を抜くことができる雑草フォークや、雑草抜きを用意しましょう。雑草フォークとはテコの原理を利用したフォーク状の草取り道具です。電動の草抜きもありますので、広い範囲の雑草を除草する場合は電動の方がいいかもしれません。
また、芝生に生えてきた雑草用の除草剤を使うのもおすすめです。芝生の雑草用の除草剤にはさまざまな種類があります。芝生の種類や雑草の種類によって使い分ける必要があるため、生えている芝生、雑草の種類を確認しておきましょう。間違った除草剤を選ぶと、除草の効果が得られません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ここでは、芝生と雑草の見分け方についてご紹介してきました。芝生と雑草を見分けるにはまず、雑草と芝生の特徴を知る必要があります。雑草や芝生の種類を見分けられるようになると、除草剤を購入するときに適切なものを選ぶことが可能です。
芝生に生えてくる雑草はイネ科雑草と広葉雑草に分類できます。細長い葉が特徴的なイネ科雑草は芝生の葉とよく似ているため、判断が難しい場合があります。判断を誤ると雑草ではないのに抜いてしまったり、雑草だとは思わずに放置して枯れてしまったりすることもあります。
芝生と雑草の見分け方がわからないというときは、芝生のプロに相談するのがおすすめです。芝生のプロに相談をすれば、芝生と雑草を見分け違うことがありません。そのため、芝生まで除草してしまうことや、雑草を放置して枯らす心配がなくなります。
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