玄関のアプローチには砂利がオススメ！DIYですてきな玄関作りをしよう

玄関の周りをどういうレイアウトにするか悩んでいる方はいませんか？玄関は家の顔です。だれもが必ず目にする部分でもあるのでこだわりたいですよね。そんなときにおすすめの素材が砂利です。

玄関周りではよくコンクリートが使われますが、砂利のほうが安く手に入れることができる手軽な素材なので、利用しない手はないでしょう。その上、色も種類もさまざまなのでアプローチの幅も広げてくれますよ。また、砂利を敷くのは敷き方や手順を知っていればDIYも可能です。

今回のコラムでは「玄関のアプローチに砂利を使うとどういった感じになるのか」について調べました。また「砂利を敷く際に気を付けなければいけないこと」について説明します。

玄関のアプローチにはどのような素材を使うのがいい？

玄関周りをどういったレイアウトにするか悩んでいる方もいると思います。そのなかでも玄関のアプローチには砂利がおすすめです。砂利にはさまざまな種類があり、自分の理想にあった砂利を選ぶことで玄関のアプローチの幅を広げられます。

玄関のアプローチはよく人が通る場所となるので、尖っていなくて丸みを帯びた化粧砂利がよいでしょう。万が一転んでしまった場合でも、怪我をする恐れがぐんと低くなります。色は好みのものを選ぶのがよいでしょう。

砂利といいますと、お墓などにあるようなグレーや黒色をイメージしがちですが、実は赤っぽい色味や緑っぽい色味など、バリエーションが豊富です。好みの色の砂利を使用して庭作りを楽しむことができるでしょう。

白の砂利は白玉砂利と呼ばれ、太陽の光に反射するときらきらと輝きます。そのため高級感もあり人気があるようです。家の壁が白色なら、白玉砂利がおすすめです。外壁と庭に統一感が出るので、純白の美しい雰囲気に仕上げることができるでしょう。

赤の砂利は赤玉砂利と呼ばれます。赤玉砂利は玄関周りを明るくしたい人などにおすすめです。赤玉砂利は木目やレンガなどと相性がよいのです。そのため、玄関周りにレンガの植木鉢を置くなら、赤玉砂利を選ぶと雰囲気がぐっとよくなるでしょう。

砂利とほかの素材を組み合わせて効果的に！

玄関のアプローチとして砂利をほかの素材と組み合わせて使用することもできます。砂利だけ敷き詰めると歩きにくいと感じる場合は、一部分だけタイルを敷くといいです。タイルと砂利を組み合わせるとすごくオシャレにもなるのでおすすめです。

また、植物の緑に白色はよく映えます。晴れている日は、砂利が太陽の光に反射してより一層美しいです。
植えられている植物の色に合わせた砂利を選ぶなど、砂利自体もさまざまな種類や色があるので、組み合わせ次第でアプローチの幅は広がりますよ。

砂利を使うことにメリットはある？

砂利を使うメリットは、コンクリートなどのほかの素材と比べて費用が安いことです。あまりお金をかけられないという方でも、気軽に扱える素材といえるでしょう。また、砂利の敷き方や手順をきちんと理解していればDIYが簡単です。なので、玄関のアプローチには砂利がおすすめなのです。

砂利は見た目の雰囲気をよくするだけではありません。雑草対策や防犯対策として使用することもできます。雑草対策にはレンガチップが有効です。レンガチップはレンガを細かく砕いて作られています。レンガチップは再利用材で熱をもらいにくい素材のため、夏場などの地面の温度を下げてくれることにも役立つようです。

また、防犯対策には防犯砂利が有効です。防犯砂利は通常の砂利と比べて、足を踏み入れると砂利と砂利がこすれて大きな音が鳴ります。玄関周りに防犯砂利を敷けば、立派な防犯対策になりますね。

また、砂利を敷くときには土の上に防草シートを敷いてから、その上に砂利を入れることをおすすめします。防草シートを敷くと、砂利だけで雑草対策をするよりも効果が上がります。砂利を土の上にそのまま敷いてもすき間から雑草が生えてきてしまいやすいからです。

庭に砂利を敷くときの悩みや疑問は別記事の「庭にDIYで砂利を敷くときの疑問を解決！維持が簡単やさしい砂利敷き」で解決することができます。ぜひ参考にしてみてください。

玄関のアプローチを作る際に気を付けるポイント

玄関のアプローチには砂利をおすすめしていますが、ここは気を付けて！というポイントもご紹介します。

雨にぬれるとすべる素材を使わない

砂利の中でも雨にぬれてしまうとすべってしまう素材も見受けられます。
この素材が使いたいという場合でしたら、多少小さめの別の砂利を混ぜることですべるという問題が解決されるでしょう。

お風呂やトイレの前を通らないように作る

アプローチを作る際、奥行きを出すためにカーブをさせることが多くあります。しかし、室内やお風呂が見えてしまっては大きな問題です。防犯の効果も弱く見えてしまうので、十分に注意しましょう。

死角を作らない

アプローチを作っていると死角ができてしまうことがあります。
死角があると、夜暗いときなど不審者が潜むことができてしまうのです。死角になりそうなところにはセンサーライトを設置するなど、見張れる体制を作ることで問題を解決することができます。

門以外はアーチやスクリーンなどの柵がおすすめ

先ほどの死角を作らないということにもつながりますが、壁ではなくスクリーンなどのシルエットが確認できるようなもののほうが不審者の侵入を防ぐことができます。

高い壁を作ってしまうと、不審者が侵入したときに外から目撃することができません。つまり、プライベートとともに不審者をも守ってしまうということにもなりかねないのです。

これらに注意し、快適ですてきな玄関のアプローチを作ってみてくださいね。

家の顔を保つために。砂利を使うときには雑草対策も忘れずに！

玄関のアプローチで砂利を敷くとき、必ず砂利を敷く場所の雑草を除去しましょう。根っこからきちんと取り除くことが大切です。なぜなら根っこが残っていると、また生えてきてしまうからです。

雑草はとても繁殖旺盛です。砂利を敷きたい場所に雑草が茂っているときは、除草剤などを使って根っこから駆除するといいでしょう。

雑草を抜いて除去したあとは、土がでこぼこの状態になっているかもしれません。そのため、必ず土全体が均等になるように整えてから、除草シートを敷いてください。そのあと、砂利を敷くようにしましょう。

まとめ

玄関のアプローチには砂利がおすすめです。費用が安いという点だけでなく、好みの雰囲気づくりがしやすいというメリットがあります。また、防犯対策にも砂利を使うことは有効です。

砂利を敷く前には雑草を除去して土を平らに整えてください。そして防草シートを敷くと雑草対策が万全となります。また砂利とほかの素材を組み合わせることで、色々なバリエーションを得られます。自分の中で庭作りのアイデアがあれば、専門業者さんに一度相談してみましょう。