換気扇の取り付け方法を詳しくご紹介!DIYするには資格が必要な場合も

2021.9.14

換気扇の取り付け方法を詳しくご紹介!DIYするには資格が必要な場合も

今までなかった場所に新しく換気扇を取り付けるとき、DIYを検討している方は多いことでしょう。しかし、換気扇の取り付けは、2つの理由から業者に依頼するべきなのです。

電源のない場所に換気扇を取り付ける場合、コンセントの増設工事が必要になり、この作業には資格がなければなりません。また、壁に穴を開けるといった大掛かりな作業があり、素人の方では失敗するおそれが高いのです。

その点、業者ならより確実に換気扇を取り付けることができて、トイレやキッチン、浴室での悩みを解決することができるでしょう。この記事では、失敗しない換気扇の取り付け方法についてご紹介していきます。

また、賃貸など大掛かりな工事ができない方には、換気扇を取り付ける以外のお悩み解決法を解説していきます。

換気扇の取り付けは「2つ」の理由から業者に依頼するべき

DIYが流行ったことで、換気扇の取り付けを自分でしようと考える人も多いと思いますが、業者に依頼するべき作業となります。まずは、なぜ換気扇の取り付けを業者に依頼するべきなのかについて確認していきましょう。

コンセントの増設には「電気工事士」の資格が必要

もともと換気扇のない場所に新しく取り付ける場合、電源となるコンセントがないケースがほとんどです。この場合、新しい換気扇の電源を確保するために、コンセントの増設が必要となります。

しかし、コンセントの増設には「電気工事士」の資格が必要で、無資格の方が作業をすることは法律で禁止されているのです。電気工事士というのは、電気工事に関する専門的な知識を持っている証明で、家の配線などを触る場合は必ず必要な資格になります。

そのため、コンセントの増設が必要な場合は、業者に依頼するべきというよりも、しなければならないのです。これは取り付けだけでなく換気扇の交換や修理も同様で、配線を触る必要がある場合は、DIYはせず業者に依頼しましょう

大掛かりな作業になるため失敗するおそれが高い

換気扇の取り付けを業者に依頼するべき理由のふたつ目は、大掛かりな作業になり、失敗するおそれがあるからです。新しく換気扇を取り付けるとなると、壁に穴を空けたり、天井裏にダクトを通したりと、素人では難しい作業がたくさんあります。

一度壁に穴を開けてしまっては、すぐに元通りとはいきません。無事に穴を開けられたとしても、暗くて狭い天井裏での作業は大変なものです。

もし作業を失敗してしまえば、トイレの臭いや浴室の湿気、キッチンの煙といった悩みを解決するために取り付けるはずが、別の悩みを増やしてしまうことになります。

換気扇を取り付ける場所に電源があり、作業に資格が必要ないとしても、失敗した場合を考えると業者に依頼するべきといえるでしょう。

しかし、実際にどれくらい大変な作業なのか、はじめて取り付ける方はイメージしにくいと思います。そこで、トイレに換気扇を取り付けるときの作業内容を例にあげて、ご紹介していきましょう。

大掛かりな作業になるため失敗するおそれが高い

トイレに換気扇を取り付けるときの作業例

トイレに取り付ける換気扇には、おもに「壁付け用」「天井用」の2種類があります。ここでご紹介するのは、あくまでも作業例になるので、換気扇取り付けの中では工程の少ない壁付け用です。

取り付けに必要な道具

大掛かりな作業が必要になる換気扇の取り付けには、普段使わないような道具も必要になってきます。換気扇の取り付けを失敗しないためには、すべて必要な道具です。

必要な道具

  • 換気扇本体
  • 屋外フード
  • パイプダクト
  • ノコギリ
  • 電動ドリル
  • ドライバー
  • マスキングテープ
  • コーキング剤
  • はしご(換気扇の位置によって必要)

換気扇を取り付ける手順

必要な道具を用意したら、換気扇を取り付けていきましょう。

①換気扇を取り付ける位置を決める

まずは換気扇を取り付ける位置を決めて、マスキングテープで印を付けていきます。取り付けたあと扉の開閉はスムーズにできるか、人感センサーはちゃんと反応するかといったことを踏まえて、位置を決めるのがポイントです。

②壁に穴を開ける

印のマスキングテープを目安にして、壁に換気扇を取り付ける穴を開けていきます。印に沿って電動ドリルで小さな穴を開けていき、そのあとノコギリを使って壁を切断してきます。電源がない場合は、増設したコンセントを取り付ける穴も開けていきます。

③コンセントの増設

先ほども説明したように、電気工事士の資格を持っている人が、コンセントの増設をおこなっていきます。

④空気の排気用ダクトを取り付ける

室内から外までつながるように、パイプダクトを取り付けていきます。室内側の壁にネジを使って固定します。

⑤換気扇を取り付ける

固定したダクトの上から換気扇を取り付けていきます。ネジが必要なところはしっかりと締めて固定します。

⑥外側の穴にフードを取り付ける

外側の穴には、雨水の侵入や外からの目線を防ぐための、フードを取り付けていきます。外壁との接地面にすき間があると雨水が入り込む原因になるため、コーキング剤を使ってしっかりと固定していきます。

⑦動作確認をして取り付け完了

ここまでの作業を終えたら、コンセントを付けてスイッチを入れます。問題なく換気扇が動けば作業完了です。

取り付けの手順だけを知ると、コンセントの増設以外なら「DIYできそう」と思う方もいるかもしれません。しかし実際には、細かい調整が多く失敗もできないという難しい作業です。

電気工事士の資格を持っていて、よほど作業に精通していない限りは、業者に依頼して換気扇を取り付けるべきでしょう。

換気扇を取り付ける手順

トイレ・キッチン・浴室の換気扇取り付け費用相場

換気扇の取り付けを業者に依頼する場合、気になるのは費用面になると思います。ここでは、換気扇取り付けにかかる費用相場と、あわせて業者選びのポイントについてご紹介していきます。

トイレ・キッチン・浴室にわけて相場をご紹介していきますので、取り付け予定の場所と予算とを照らしあわせてみてください。また、費用の相場を知っておくというのは、業者選びにおいても大切なポイントです。

トイレでの作業費:8,000~14,000円

壁付け用の換気扇といった工程の少ない取り付けであれば、8,000円ほどで依頼することができます。しかし、天井用の換気扇取り付けになると、天井裏でのダクト設置など作業が大変になり、それに比例して料金も高くなっていくようです。

また、換気扇を取り外すために天井を広げる工事やダクト交換といった、オプションになる作業が必要な場合は、2,000~5,000円ほどの追加料金がかかります。

キッチンでの作業費:15,000~22,000円

キッチンに換気扇を取り付ける場合、トイレよりも費用が高くなる傾向にあります。換気扇のカバーになるレンジフードが必要であったり、大型のタイプも多かったりするためです。

また、キッチンの場所が外壁に面していないこともあり、トイレの換気扇よりも大掛かりな工事が必要になるため、それに比例して料金があがっていくようです。

浴室での作業費:8,000~25,000円

浴室の換気扇は、タイプによって機能が大きく違い、それにともなって必要な工事も変わってきます。換気の機能だけしかない換気扇であれば、8,000円ほどで取り付けることも可能です。

しかし、「換気扇・暖房」「換気扇・暖房・乾燥・涼風」など機能が増えれば増えるほど、必要な工事が多くなり、料金が高くなっていきます。

トイレ・キッチン・浴室の換気扇取り付け費用相場

業者選びのポイント

換気扇の取り付けを依頼しようと思っても、実際にどこの業者を利用すればいいのか迷ってしまうものです。少しでも希望に近い業者を見つけられるよう、2つのポイントをご紹介していきます。

複数の業者から見積りをもらう

3社以上の業者から見積りをもらい、料金を比較してみましょう。上記でご紹介した相場と比べて料金が適性かを判断し、そのあと内訳について確認していくのがポイントです。詳細な内訳がない場合、作業後に追加料金がかかることもあるので注意してください。

料金がすべてではありませんが、複数から見積りをもらうことで、予算とのすり合わせもしやすくなります。なにより費用を抑えることにつながるのです。

作業員が資格を持っているか確認する

はじめにも説明しましたが、換気扇の取り付けにコンセントの増設が必要な場合、電気工事士の資格が必要です。基本的には、換気扇取り付けを受け付けている業者の作業員は、資格を持っているはずです。

しかし、過去には資格を持っていない作業員が増設工事をしてしまい、事故や不具合が発生したというケースもあります。コンセントでの事故となると、家全体の問題になってしまうので、念のため確認しておくのがおすすめです。

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換気扇を取り付ける以外のお悩み解決法

最後に賃貸など大掛かりな工事ができない方のために、換気扇を取り付ける以外のお悩み解決法をご紹介していきます。換気扇を取り付けられない方だけでなく、取り付けられる方にも有効な解決法です。

費用をかけて大掛かりな工事をする前に、ここでご紹介する方法を試してみてください。新しく換気扇に取り換えることなく、トイレの臭いや浴室の湿気・キッチンの煙といった悩みを解決できるかもしれません。

窓用の換気扇を取り付ける

窓用の換気扇は、窓枠に取り付けるタイプになるため、壁に穴を開ける大掛かりな作業が必要ありません。そのため、賃貸などにお住まいの方でも、手軽に取り入れることができます。

また、大掛かりな工事が必要ないことで、DIYでの取り付けもしやすくなっているのです。必要な道具や手順を解説していきますので、作業の参考にしてください。

【必要な道具】

  • 鉛筆
    ※換気扇の枠を仮留めするときに印を付ける用
  • ドライバー
  • テープ(ソフトテープ・ビニールテープなど)
    ※換気扇に付属されていなければ準備

【手順】

①窓の大きさにあわせて窓用換気扇の枠となるサッシを組み立てる

購入した窓用換気扇によって、組み立てるサッシの長さが変わります。すき間ができないよう、窓の大きさを測ってから組み立てていきましょう。

②サッシを組み立てた本体を窓枠に仮止めする

本体を窓枠に当てて、上下に突っ張って軽く固定していきます。このとき本体と窓枠との間に、大きなすき間がないかを確認しておきましょう。もし大きなすき間ができるようであれば、別売りしている追加のサッシを加えてください。

③換気扇本体の下部分にプレートを取り付ける

窓の大きさにもよりますが、サッシだけでは換気扇本体の下部分が外とつながったままになってしまいます。そのため、そこに壁となるプレートを取り付けていきます。プレートもすき間ができないよう、できる限りぴったりの大きさにあわせてください。

④再度、本体を取り付ける

窓枠の大きさにあわせた本体の準備ができたら、そのまま取り付けてしっかりと固定していきます。ネジ締めが必要な場所は、ドライバーを使ってしっかりと固定してください。

⑤テープを使ってすき間を埋める

本体を固定できたら、最後に小さなすき間を埋める作業です。どんなに調整したとしても、多少のすき間はできてしまうものです。そのため、窓枠とサッシの間にテープを張り付けて、すき間を埋めていきましょう。

テープが付属されていれば、それも使ってもらえれば問題ありません。もし、テープが付属されていなかったり、すき間を埋めきれなかったりする場合には、別でテープを準備する必要があります。窓用のパッキンもあるので、よりすき間をなくしたい方には、そちらもおすすめです。

⑥動作を確認する

ここまでの作業ができたら、最後に動作確認をしましょう。問題なく換気扇が動き、サッシ周りからもすき間風がなければ、無事に取り付けの完了です。

2ヶ所以上の窓を開けて換気する

部屋の空気の通りをよくするためには、2ヶ所以上の窓を開けましょう。1ヶ所の窓では空気の出口となる場所がないため、うまく換気することができません。2ヶ所以上の窓を開けて空気の出口を作ることで、うまく換気することができるのです。

もし換気したい場所に窓が1ヶ所しかない場合には、玄関を少しだけ開けてみてください。窓の代わりになる出口を作ることができるため、空気の通りをよくすることができます。

また、窓を開けて換気する頻度としては、2時間に一回10~20分ほどを目安にするといいようです。

空気清浄機を設置する

空気清浄機を設置する

換気扇を取り付けたい理由として、空気の通りをよくしたいだけでなく、トイレなどの臭いをよくしたいという場合も考えられます。このように部分的に空気の流れをよくしたいということなら、空気清浄機の設置もおすすめです。

リビングのような広い部屋用の空気清浄機となると、換気扇の取り付けと変わらない費用が必要になってしまうこともあります。しかし、トイレや浴室の脱衣所など狭い部屋なら、大型の空気清浄機は必要ないため、費用を抑えて効率よく空気をよくできるでしょう。

近年では、トイレ用の空気清浄機も販売されており、設置するだけで臭いを抑えることができるようです。空気清浄機であれば大掛かりな工事が必要なく、引っ越しするときにも新居に持っていくことができます。

今ある換気扇を掃除・修理する

新しく換気扇を取り付ける前に、一度今ある換気扇の状態を確認してみましょう。空気の通りがよくないのは、今ある換気扇が十分な能力を発揮できていないおそれもあります。空気の通りをよくしたい場所に換気扇があるのなら、まずは掃除や修理をしてみてはいかがでしょうか。

換気扇の掃除・修理方法については、下の別記事で詳しく解説しています。自分で掃除・修理をしようと思っている方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

また、生活110番では換気扇の掃除や修理を請け負っている業者の紹介をおこなっています。業者に依頼しようと思っている方は、ぜひ生活110番までご相談ください。

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まとめ

換気扇の取り付けには、大掛かりな工事が必要であったり、電気工事士の資格が必要であったりするため、業者に依頼して取り付けてもらいましょう。業者に依頼するときは、複数から見積りをもらい比較することで、少しでも安く依頼することができます。

このとき、相場と照らしあわせて料金が適正か、内訳をみて追加料金が必要ないかも確認しておくのがポイントです。そうすることで、よりよい業者を選ぶことができるでしょう。

また、賃貸のように大掛かりな工事ができない場合は、換気扇を取り付ける以外の解決法を試してみてください。新しく換気扇を取り付けるよりも費用を抑えて、臭いや湿気といった悩みを解決できるかもしれません。

この記事を書いた人
編集者:こうた
家電やガジェットにこだわりがある。パソコンの使用歴が長く、インターネットや周辺機器のアドバイスやトラブル対応もお手のもの。

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