アライグマ対策には嫌いなものを使おう!自力でできる撃退法を解説

2022.4.27

アライグマ対策には嫌いなものを使おう!自力でできる撃退法を解説

アライグマに畑を荒らされたのでなにか対策をしたい!
できれば安く効果的なものを試したい

そうお困りではないでしょうか。
アライグマは見た目はかわいいですがとても厄介な害獣です。

アライグマの被害を受けていたり、近所や庭で見かけて被害を受けないか心配という方は、これ以上被害を大きくしないためにも、早めに寄せ付けない対策を施しましょう。

この記事では、ご自身でできる低コストで効果的な対策を紹介しています。
おもな内容としては、

  • 畑に被害を受けている場合の対策
  • アライグマを近所で見かけたときの対策
  • 業者に依頼した場合の費用相場

について詳しく解説しています。

アライグマの対策をしたいけれど、何から始めたらいいのかわからない……」という方は、ぜひご一読ください。

この記事の内容を実践すれば、なるべく低コストで効果的にアライグマを寄せ付けないようにすることができるはずです。
適切な方法で、二度とアライグマが畑や家に近寄らないように対策し、安心安全な生活を取り戻しましょう!

畑などに被害を受けているときの対策

アライグマ

大切に育てた作物が、アライグマに荒らされてしまったらとてもショックですよね。
アライグマは執着心が強く、美味しい食べ物があるとわかると何度でもやってきます
これ以上被害を受ける前に、早めに対策をしましょう。

畑の対策で効果があるものはおもに以下の3つです。

  • 畑の周囲の見通しを良くする
  • 忌避剤で追い払う
  • 柵や防獣ネットを設置する

次で詳しく解説していきます。

畑の周囲の見通しを良くする

まず簡単に始められる対策として、畑の周りの生い茂った雑草や茂みを刈り取り、アライグマが隠れられる場所をなくすことからはじめましょう。

アライグマは人間や他の動物に見つからないよう、身を隠して行動します。
そのため高く伸びた雑草や茂みはアライグマにとって都合の良い隠れ場所になってしまうのです。

そのため、雑草や茂みが畑の周りにある場合はきれいに刈り取り、常に見通しを良くしておきましょう。
日頃からの心がけでアライグマの侵入を防ぐことが大切です。

忌避剤で追い払う

忌避剤とはアライグマの嫌いなニオイを使って追い払う対策グッズのことです。
畑の周りなどに忌避剤を散布または設置して、アライグマを寄せ付けないようにします。
アライグマは水際を移動することが多いため、畑の周りのほか、用排水路、側溝などにも忌避剤を設置するとよいでしょう。

おすすめの忌避剤は以下の3つです。

  • 木酢液
  • フタワ 強力忌避一番
  • ウルフピー(オオカミの尿)

木酢液は安価でドラッグストアなどでも手に入りますので、手軽に試すことができおすすめです。
市販の忌避剤は持続期間が長いのが魅力ですが、少し価格が高くなります。

忌避剤は同じものを使い続けるのではなく、ニオイの異なるものを交互に使う方が、アライグマがニオイに慣れることを防ぐことができ効果的です。いろいろと試してみましょう。

熟成木酢原液1500ml

使用方法 水で2~5倍に薄め、畑の周りやアライグマの通り道に散布
容量 1.5L
価格 534円
おもな忌避成分 木酢液
持続期間 1週間
特徴 木酢液は木炭を作る際に出る煙の成分を冷やして得られる液体です。
燻臭がするため、アライグマなど動物は山火事のにおいと勘違いして危険を察知し近寄らなくなります。
次第に薄くなっていくため、定期的な散布が必要です。

フタワ 強力忌避一番 500ml

使用方法 大さじ1杯ずつ約2m間隔で地面のうえに置く
容量 500ml(1本でおよそ100m施工可能)
価格 1,785円
おもな忌避成分 木タール・木酢液・ニンニク・その他天然素
持続期間 約2ヵ月
特徴 粘り気のある液体タイプの忌避剤です。
天然素材100%で環境に優しく、安心してご使用いただけます。
木タールが雨を弾くため、雨に強いのが特徴です。

【害獣忌避】ウルフピー(WOLFPEE)4袋[オオカミ尿100%]

使用方法 3~6mおきに畑を囲むように地面から30~60cmの高さに設置
容量 4袋
価格 1,518円
おもな忌避成分 オオカミ尿100%
持続期間 約1ヵ月
特徴 天敵である狼(ハイイロオオカミ)の尿100%の忌避剤です。
JAS規格認証センターの検査にてJAS有機適合資材として認められています。

※価格(税込)は2022年2月1日時点のものです。

忌避剤を使う際の注意点

忌避剤は100%効果があるとはいえず、一時的な効果しか期待できません。
忌避剤はあくまでも間に合せの対策として利用し、確実な侵入対策として電気柵を設置することをおすすめします。

電気柵を設置する

最終的に、確実にアライグマの侵入を防ぐためには電気柵の設置が必要不可欠です。
身体能力が高く木登りが得意なアライグマは、防風ネットや金網柵だけでは侵入を防ぐことはできません
参考:第5回: 深刻化するアライグマ被害の実態と効果的な対策について(那珂川市)

電気柵とは

電気が流れるワイヤーでできた柵のことです。
ワイヤーに電気を流し、ワイヤーに触れた動物に電気ショックを与えることができます。
電気ショックを受けた動物は痛みや恐怖心を覚え、電気柵には近づかなくなるという優れものです。

電気柵を設置する場合は、アライグマの習性を理解し、きちんと効果がある高さのものを設置しなければなりません。
そこでおすすめしたいのが、埼玉県農業技術研究センターが開発した農作物被害防止柵【楽落(らくらく)くん】です。

楽落くんは、アライグマやハクビシンなどの中型獣が障害物を「飛び越え」「乗り越え」ようとする行動特性を利用し、最適な高さで設置できるように設計されています。
必要資材を揃えれば簡単に設置でき、柵の高さは38cmと低いため、人間はまたいで畑の中に入ることが可能です。
そのため、高い柵のように管理用のドアを作る必要もなく、農作業に影響を与えません。

楽落くん必要資材
  • 楽落ネット
  • 支柱(グラスファイバーポール)
  • 通電線用クリップ
  • 結束バンド
  • 通電線
  • 電気柵本体
楽落くん

楽落くんの詳しい設置方法は【埼玉県「楽落くん」設置マニュアルver3.0】ご参照ください。

アライグマを庭や近所で見かけたときの対策

アライグマ

まだ被害は受けていないけれど、アライグマを自宅の庭や近所など生活圏で見かけたという場合は、家屋へ侵入されたり屋根裏をアライグマのねぐらにされたりしないよう早めに対策しておくことが大切です。

「うちは大丈夫だろう」と楽観するのはとても危険です。
アライグマの被害を受ける前だからこそ、徹底して防除する対策をおこないましょう。

効果的な方法は以下の3つです。

  • エサになるものを置かない
  • 忌避剤で侵入を防ぐ
  • 家屋への侵入口をふさぐ

次で詳しく解説していきます。

アライグマを見かけたときの注意点

アライグマを見かけたときは安易にアライグマに近づいてはいけません。
アライグマなど野生動物は、寄生虫がいたり人にうつる病気にかかっていることもあります。

  • ペットに近づけない
  • 素手で触らない
  • 外出後は手洗いうがいをする
  • エサを与えない

以上4点を必ず守るようにしましょう。
参考:世田谷区「ハクビシン・アライグマ対策」

エサになるものを置かない

アライグマを家に近寄らせないようにするには、エサになるようなものを家の周りに置かないことが大切です。
美味しいエサがあれば、その家は格好の餌場としてアライグマに気に入られてしまいます。

どのようなものがエサにされるのか、対策方法も合わせて表にまとめました。
ご自宅の庭にエサになるようなものがある場合はしっかりと日頃から対策をしておきましょう。

アライグマに狙われるもの 対策
庭先に放置された生ゴミ
  • 収集の曜日と時間を守る
  • 庭に出すなら頑丈な蓋付きのゴミ箱へ入れる
庭で飼っているペットのエサの食べ残し
  • 食べ残しはすぐに片付ける
庭木に実った果実
  • できるだけ早く収穫する
家庭菜園の作物
  • できるだけ早く収穫するか、電気柵を設置
屋外の水槽や池で飼っているメダカ、金魚、鯉
  • 蓋の上に重りをのせる
  • 金網を設置して固定する
  • 電気柵を設置

水槽や池のなかの魚を守る方法については次で詳しく解説します。

水槽の魚を守る方法

アライグマは雑食で何でも食べます。
池で鯉を飼っている方、メダカや金魚などの水槽を室内ではなく外で管理している方などは、しっかりと対策をしないとアライグマに大事な魚を食べられてしまうかもしれません。

アライグマは人間と同じように手の指が5本あり、手先がとても器用で力持ちです。
水槽に軽い蓋を乗せただけでは簡単に開けられてしまいます。

水槽に蓋をする場合は蓋の上に石やブロックなど重りを乗せましょう。
おすすめなのが、水槽の大きさに木枠を組み、金網を張った自作の蓋です。
用意するもの、作り方をご紹介しますので参考にしてみてください。

用意するもの
  • 木枠の木材(3~4cmくらいの太いもの)
  • 金網
  • 水槽と同じサイズのワイヤーネット
  • 傘釘(かさくぎ)
  • 重り用のコンクリートブロック
金網蓋の作り方
  1. 木材を水槽の大きさにカットし、木枠を作ります。
  2. 金網を木枠と同じ大きさにカットし、木枠に乗せます。
  3. ワイヤーネットをその上に乗せ、金網と一緒に木枠に傘釘で固定しましょう。
    (およそ10cm間隔で傘釘を打つ)
  4. 固定できたら、ワイヤーネットの上に重り用のブロックを置いて完成です。

金網だけでは噛み切られる可能性もありますので、噛み切れないワイヤーネットと併用するのがポイントです。

池の場合は池の上に同じように金網の蓋を設置するか、池の周りに電気柵を設置しましょう。

忌避剤で侵入を防ぐ

アライグマの嫌がるニオイのする忌避剤を使用することで、敷地内への侵入を防ぐことができます。
アライグマを見かけたら、家の周りに忌避剤を設置しましょう。

忌避剤は1章「忌避剤で追い払う」でご紹介したものがおすすめです。

忌避剤はアライグマがそのニオイに慣れてしまうと効果がなくなってしまいますが、一時的には効果が期待できます。
エサになるものもない、嫌なニオイがする場所には近寄りたくなくなるはずですので、手軽なものから試してみてはいかがでしょうか。

家屋への侵入口をふさぐ

アライグマの侵入口

一番防ぎたいのは、アライグマに家屋へ侵入されて屋根裏などに住みつかれてしまうことです。
家屋への侵入を防ぐためには、侵入できるような隙間や穴をふさぐことが重要になります。

画像のように、アライグマは見つけにくい場所から侵入する場合が多いため、気が付かないうちに侵入されていることが少なくありません。

また、アライグマは直径10cmほどの穴があれば簡単に侵入できてしまいます。
(参考:特定外来生物アライグマ(環境省)
手先が器用で力が強いアライグマは、小さな隙間でもこじ開けることができますので、たとえ直径10cm以下の小さな隙間・穴でも、残さずしっかりと塞ぐようにしましょう。

侵入口になりそうな場所をふさぐには、頑丈な鉄柵や目の小さい金網を二重にするなどして、ビスなどでしっかり固定してください。
パンチングメタルという加工しやすい金属板も有効です。

光 ステンレスパンチング

サイズ 200×300mm
穴の大きさ 6mm穴×9mmピッチ
厚み 0.6mm
価格 1,073円

しかし、侵入口をふさぐ施工には工具や技術も必要ですし、慣れていないと手間取ってしまうかもしれません。
さらに軒下や屋根の上などの作業は危険もともないます。
自分でやるのは不安だな……と感じたら、無理せず安全に施工してくれるプロへ依頼しましょう。

対策をしても効果がなければ業者に相談

ここまで紹介した対策をやってみてもアライグマに対してあまり効果が見られないようであれば、業者に相談することをおすすめします。

なぜかというと、すでにアライグマが居ついてしまっている可能性が高いからです。
アライグマが敷地内にねぐらを作っている場合や、畑をエサ場と認識してしまっている場合、何度追い払っても執着心の強いアライグマはしつこくやってきます。

そうなると寄せ付けない対策だけでは解決にならず、駆除が必要になりますが、素人が駆除をするのは容易ではありません。
ねぐらでアライグマが繁殖してしまっている場合はさらに大変です。

アライグマをすべて駆除しなければならず、さらに気性が荒くなっている母親のアライグマを相手にするのは怪我や感染症の危険もあるため、慣れていないととても危険です。

アライグマの駆除はアライグマの習性を熟知し、しっかりと駆除してくれる業者に依頼するほうが確実で安全と言えるでしょう。

また、駆除したあとの侵入口の封鎖なども、業者に依頼すればしっかりと施工してもらえるため安心です。
自力での対策で限界を感じたら、プロに相談するようにしましょう。

業者に依頼した場合の費用相場

業者に依頼するとなると、気になるのは「いくらぐらいかかるのか?」という費用面ですよね。
やはり、自分で対策するより費用はかかってしまいますので、不安という方もいらっしゃると思います。

そこで、弊社運営サイト「害獣駆除110番」の実際の施工データから、アライグマの駆除費用の相場をグラフにしてみましたのでご覧ください。

アライグマ駆除相場

※当社実績より算出 集計対象:2015年10月4日~2021年5月26日 対象件数:176件

このグラフを見ると、最も多い駆除費用は1~5万円ということがわかりました。
しかし、10万円以上かかってしまっている事例も少なくありません。

なぜこんなに差があるのかというと、ご相談いただいたときの状況の深刻度によって金額に差が出ることがあるのです。

では実際に、どのような状況だと費用はいくらくらいになるのか、弊社の施工事例からご紹介します。

費用を安く抑えるカギは「早めの依頼」

費用が安く済んだ事例と、高額になってしまった事例を表にしましたので見比べてみましょう。

費用が安く済んだ事例
費用 ご相談時の状況
15,000円 天井裏から音がする。
17,064円 2階押入れの上天袋に夜になるとなにかいる。近隣でアライグマの目撃情報。
32,400円 アライグマらしきものを庭で見た。床下から足音がする。
費用が高額になった事例
費用 ご相談時の状況
142,560円 空き家の室内に尿のシミがたくさんある。アライグマの子供もいる音がする。
194,400円 アライグマが家に巣を作ったようで屋根の上で4-5匹いるのを見た。
306,720円 2ヵ月前に侵入され4匹くらいみた。尿のシミもある。

※金額はすべて税込表記です

費用が安く済んだ事例を見てみると、共通しているのは「音がした、アライグマの姿を見たという早い段階で相談している」という点です。

反対に、費用が高額になってしまった事例に共通しているのは「アライグマが繁殖してしまってから相談している」という点です。

アライグマは危険がなく安心できる場所だとわかると屋根裏などで繁殖をします。
アライグマが子供を産むと、当然被害も大きくなり、糞尿被害なども深刻になっていってしまうのです。
結果、被害が大きくなってから業者に依頼すると費用が高額になってしまう可能性が高くなってしまうというわけです。

アライグマ駆除をなるべく安く済ませるコツは気づいたときに早めに依頼することといえるでしょう。

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まとめ

アライグマはかわいらしい見た目に反してとても厄介な動物です。
わたしたちの悪影響を及ぼす害獣に指定されていますので、見つけたり畑に被害を受けたりした際はこれ以上被害が大きくならないよう、しっかりと対策をおこないましょう。

自力での対策で効果が現れない場合は、すでにアライグマが住みついてしまっていることも考えられます。
業者に相談して、しっかりと駆除してもらうことをおすすめします。

大事なのは、アライグマのエサになるようなものを置かないといった日頃からのちょっとした心がけです。
アライグマに狙われる家にならないよう、万全な対策で安心できる暮らしを手に入れましょう。

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