バイク・原付の鍵を無くしたときは?パターンごとの対処法をご紹介します

2023.9.12

バイク・原付の鍵を無くしたときは?パターンごとの対処法をご紹介します

「原付に乗ろうと思ったら鍵がない……」

そんな血の気が引く瞬間、どう対処したらいいのかわからなくなってしまうものです。そういったときこそまずは、深呼吸をして落ち着くようにしましょう。そして、「鍵を落としていないか」「見落としがないか」を、ゆっくりと確認してみてください。

なくしたと思った原付の鍵が見つかるかもしれませんよ。

ただ、冷静になってゆっくり探してみても原付の鍵が見つからない場合は、「バイク屋」「鍵業者」「ロード―サービス」のいずれかを呼ぶしかありません。しかし、それほど利用する機会がなく、どう依頼したらよいのかわからないという方もいると思います。

そこで、原付の鍵をなくしたときの対処法について詳しく解説していきます。具体的な解決方法や費用面に関する部分、それぞれの業者説明、その利用方法までご説明していきますので、この記事を読んで鍵トラブルを解決していきましょう。

メットインに閉じ込めてしまった場合

バイクの鍵を無くした場合は、一度冷静になり、心当たりのある場所を探してみましょう。鍵のありかとして有力なのが、多くのバイクに搭載されているシート下の収納スペース。いわゆるメットインの中に閉じ込めてしまっているケースです。

多くのバイクのメットインは、シートを閉めるとそのままロックがかかってしまうオートロック式です。そのため、鍵を入れっぱなしにして、閉めてしまうと取り出せなくなってしまいます。

鍵をメットインに閉じ込めてしまった場合の対処法としては、基本的に鍵を開けるしかありません。しかし、鍵を開けるとなると、業者に頼むか、自力で開けるかの二択となります。まずは、それぞれの方法について確認していきましょう。

自力で開ける

鍵を開けるにしても、業者に頼んでしまうとお金がかかってしまうため、なるべくならバイクの鍵のトラブルは自分で解決したいものですよね。そこで自力でバイクのメットインを開ける方法をご紹介していきます。

 

【自力①】シートを引っ張る

柔らかい素材を使っているシートに限りますが、シートの隙間を狙い、端っこをつかんで持ち上げることで、鍵を取り出せる程度の隙間を作れるそうです。

 

【自力②】ピッキング

ピッキングは鍵開けでもよく聞く不正解錠の方法です。バイク自体が古い年式でピッキング可能なディスクシリンダー錠などを使っている車種であれば実行できるでしょう。

自力で開ける場合は、これら2つの方法が挙げられますが、おすすめはできません。
なぜなら、自力で開ける方法はバイクの鍵やメットインを故障させる原因につながるからです。

もし、バイクのメットイン、鍵関連が故障してしまった場合、修理するための費用がかかってしまうことでしょう。どうしても実行したい場合は、自己責任となりますので、その点については注意が必です。

業者に頼む

お金を払っても、バイクの安全を優先するならば、やはり業者に鍵開けを依頼するほかないでしょう。しかし、鍵開け業者といってもたくさんの業者があります。もし、バイクの鍵開けを依頼する場合はどういった業者に頼めばいいのでしょうか。

 

【ロードサービス】

ロードサービスはキーの閉じ込めはもちろん、事故以外のさまざまな車のトラブルに対応してくれるサービスです。最近では自動車保険に加入するだけで、ロードサービスを利用できる場合も多くなっています。

ロードサービスの会員であれば、基本的に無料で利用可能です。そのため、車・バイクなどのトラブル時は、ロードサービスの利用をおすすめします。また、有料とはなりますが、非会員の方でもロードサービスの利用は可能です。

 

【バイク屋に頼む】

近くにバイク屋がある場合は、バイク屋に鍵開け、または鍵の作成を依頼するとよいでしょう。シリンダー(鍵穴)がついている鍵は、その裏にシリアルナンバーが書かれています。バイク屋では、この番号を元に鍵を作成してくれるようです。

 

【鍵業者へ依頼】

バイクのキートラブルは鍵業者でも対応してくれる場合があります。出張対応可能な鍵業者であれば、現場まで駆けつけてくれますので、状況次第ではすぐに対応してくれることでしょう。

      まずは状況を確認して探してみよう

鍵を紛失したときの解決方法

メットインに入っているとわかれば、そこの鍵を開けることで、すぐにトラブルを解決できます。しかし、鍵を完全に無くしてしまった場合、どう対応したらよいのでしょうか。この項目では鍵を完全に無くした際の解決方法をご紹介します。

解決方法

原付の鍵を無くしてしまったときの対処法は以下の通りです。

 

【解決①】警察に遺失届を出す

もし、本当に原付の鍵を無くしてしまった場合は、最寄りの警察署、または交番へ行き、遺失届を提出しましょう。

もしかしたら、紛失した鍵がすでに警察署などへ届けられている場合があります。届けられていなくても、後日届けられた場合は連絡してもらえます。落とした鍵が見つかる確率を上げるためにも、遺失届の提出は忘れないようにしてくださいね。

 

【解決②】スペアキーを使う

スペアキーを自宅などに保管しているのならば、スペアキーを使って開けてみるのもよいでしょう。スペアキーさえあれば、自力で解決できます。ただ、鍵を無くした場所と自宅が遠い場合には、移動の時間は必要です。急いでいるようであれば、別の方法で解決するのがよいでしょう。

 

【解決③】鍵の交換、作製

バイクの鍵を紛失してどうしようもなくなってしまった場合、最善であり、もっともと実行される方法としては、鍵の交換、作製をしてもらうことです。当然ですが、バイクの鍵を安全に開けるため、動かすためには鍵の存在が必要不可欠です。

また、鍵開けをしてもらうという手段もありますが、鍵をなくしてしまった場合、鍵を新しく新調しなければいけません。鍵を開けるという行為は二度手間でしかありませんので、紛失してしまった場合は鍵の交換、または作製をしてもらってくださいね。

      メットインに閉じ込めた場合の解決方法

バイクの鍵を紛失するとかかる費用

バイクの鍵の鍵開け、または交換、合鍵の作製を業者に依頼する場合、どうしても気になってしまうのが費用。余計な出費となってしまうからこそ、出ていくお金の管理はきちんとしたいものです。この章では、バイクの鍵を紛失した場合にかかる費用を、項目ごとにご説明します。

メットイン・原付の鍵を紛失するとかかる費用

メットインの鍵を開けたい場合、目安として約8,000円前後かかるといわれています。業者によっては、出張費などで費用がかさんでしまう場合もあります。もし鍵開けを依頼する場合は、見積りを取るなどして詳細な金額は出してもらうことが大切です。

合鍵の作製

合鍵の作製を依頼する場合は通常、最安11,000円~だといわれていますが、部品代や作業費を含むと費用が変動します。

また、鍵の種類によって基本費用も変わってきますので、注意しておきましょう。鍵の種類によっては即時対応不可能なものもあります。

鍵の交換

車種などにもよりますが、通常のキーシリンダーだと部品代などを含まない基本費用、最安で約15,000円前後からだといわれています。

もちろん、必要なオプション費用、鍵の種類によって費用に差がありますので、依頼する際に直接業者へ費用のことを尋ねておくのがベストです。

スペアキーの作成

家に帰ってもスペアキーがない場合などは業者にキートラブルを解決してもらうついでに、スペアキーも作ってもらいましょう。

スペアキーを持っていれば、また、キートラブルが起きたとしても自分で解決できます。スペアキーの費用は以下の通りです。

・スペアキーを使える場合
新しいスペアキーの作成費用:8,000円~

・スペアキーがない場合
解錠(エンジンの起動)費用:8,000円~
新しいスペアキーの作成費用:8,000円~
現場への出張費用:現場との距離によって追加

こちらの費用にはイモビライザーなどの特殊なキーの費用は含まれていません。

      状況別!完全に紛失した場合の解決方法

業者に頼むなら!押さえておくべきポイント

バイクの鍵開けや合鍵作成を業者に依頼することは、バイクの鍵を紛失してしまった場合の最終手段であり、最善の手段です。どうしようもなくなったとき、多くの人は業者に頼みバイクの鍵をなんとかしてもらうことでしょう。

しかし、業者にバイクの鍵開けや合鍵作成を頼む場合、スムーズに依頼するためにも把握しておく、押さえておくべきポイントがあります。

業者に依頼する場合に必要なものを用意しておく

もし、バイクの鍵開け、または合鍵を作成してもらう場合、用意しておくべきものがあります。その用意しておくべきものは以下の通りです。

・運転免許証
・バイクの所持を証明するもの(自賠責保険証など)

最低限これらのものがないと、バイクの鍵開けや合鍵作成をおこなってもらえないことが多いでしょう。というのも、バイクの盗難などを目的とした犯罪者が、所有者のフリをして依頼することがあるからです。

第三者の悪意からバイクを守るため、そしてスムーズな鍵開け・鍵作成をしてもらうためにも、バイクの所有を証明できるものは準備しておきましょう。

イモビライザーなどの鍵開け等は通常より高くなります

イモビライザーとは、専用のキーに埋め込まれている電子チップとバイク側に搭載しているIDコードを照合し、エンジンを作動させるシステムのことを指します。

スマートキーとは鍵穴などに触れることなく、ドアのロック、アンロック、エンジンを作動させたりできるキーのことを指し、このシステムを「スマートエントリー」とも呼びます。

もし、これらの鍵を紛失してしまった場合、バイクが動かせないため、業者に現地まできてもらいましょう。また、業者が来れない場合はレッカー車で運んでもらう必要があるため、通常の鍵の修理より高くついてしまう傾向があります。

場合によってはレッカー車での移動も考慮

また、先ほどの項目でご紹介しましたが、イモビライザーに対応できる業者が近くにいない場合などは、レッカー車でバイクを運んでもらわなければいけなくなるでしょう。そういった場合は別途、レッカー代などを支払わなければいけないことも念頭に置いておくほうがいいといえます。

バイク・原付の鍵を無くしたときに使える保険・サービス

バイク・原付の鍵をなくしてしまったとき、保険やサービスを利用することで、自己負担することなく解決できるかもしれません。ただ、加入が必須になる自賠責保険とは違うため、すべての人が対象ではない点に注意が必要です。

任意保険

任意保険は、加入が義務付けられている自賠責保険とは違い、任意で加入するかどうかを決めることのできる保険です。もちろん原付でも加入できます。さらに、自賠責保険よりも補償範囲が広くなっており、その範囲を自分で自由に設定できる心強い保険です。

バイク・原付の鍵を無くした方が任意保険に加入していれば、ロードサービスを利用することができるため、鍵トラブルにも対応することができます。

ただ、すべての任意保険でロードサービスを利用できるわけではありません。そのため、約内容を覚えていない方は、保険会社への確認が必要です。また、自動車の特約で任意保険を付帯させている場合も、ロードサービスを利用できない可能性があります。

もし任意保険に加入している方で原付の鍵を無くした場合には、まず保険会社へ連絡をして、詳しい契約内容を確認してみましょう。

JAF

ロードサービスの代表ともいえるJAFは、さまざまな「自動車・バイク」トラブルを、24時間365日で対応しているサービスです。JAFの会員になっている方であれば、さまざまなサービスを無料で受けることができます。もちろん非会員でも利用は可能ですが、すべてのサービス利用が有料となっています。

バイク・原付の鍵トラブルに関していえば、「メットインで鍵の閉じ込みが起きた」という場合は、費用を負担することなくトラブルの解決が可能です。

ただ、JAFでは鍵作成を受け付けていないため、鍵を完全に無くしてしまった場合は、レッカー移動(無料)のみの依頼となります。バイク屋や鍵業者までレッカー移動してもらい、別で鍵作成を依頼する必要がある点には注意が必要です。

まとめ

バイクを交通手段としている人にとっては、バイクの鍵をなくしてしまい、動かせなくなることは大きな問題です。とくに、このトラブルが出先で起きてしまった場合は、困り果ててしまうことでしょう。

もし、鍵が見つからず自分で解決できない場合は、「ロードサービス」「バイク屋」「鍵業者」のいずれかを呼んで対応してもらいましょう。保険やJAFに加入している方ならロードサービスの利用がおすすめです。

原付を自力で移動させることができて、それほどの距離がないようであれば、純正品を準備してくれるバイク屋もよいでしょう。しかし、「すぐに解決して欲しい」とお急ぎの方には、出張サービスがあり、その場でトラブルを解決してくれる鍵業者がおすすめです。

もし鍵業者を利用するようであれば、まずは生活110番までご相談ください。全国の加盟店の中から、迅速に対応できる鍵業者をご紹介させていただきます。24時間365日【無料】で相談可能となっていますので、突然のトラブルの際には、ぜひ利用ください。


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