遠方に旅行に行く方は、ホテルを予約される方が多いでしょう。旅行という楽しい時間の中で起こってしまいがちなのが、ホテルの鍵の紛失です。鍵をなくすと入室できなくなってしまうとともに、盗難などの心配もされるでしょう。さらに頭を悩ませるのが、鍵の弁償です。
しかし、加入している保険によってはホテルの鍵の紛失に保険が使える場合があります。この記事では、ホテルの鍵を紛失したらどんな保険が使えるのかについて見ていきましょう。また、ホテルの鍵の紛失時にすべき行動も紹介するので、いざというときは活用してみてください。
目次
ホテルで鍵を紛失!保険が使えるって本当?
ホテルの鍵を紛失したら、保険が適応されるケースがあります。その代表的な保険が、火災保険や自動車保険、海外旅行保険などです。火災保険では火事以外にも鍵の紛失などに対する保証サービスがついていることもあります。
また、自動車保険も同様に鍵の紛失が適応されるケースがあるので、一度契約書を見直してみるとよいでしょう。また、海外旅行でつけることの多い海外旅行保険の中にも賠償責任のサービスが付帯されているケースが多いようです。
海外でホテルの鍵を紛失すると大きな問題に発展することもあるため、海外旅行に行かれる際は加入しておくことをおすすめします。
ホテルの鍵を紛失!よくあるパターンや探すべき場所
ホテルを利用した遠方への旅行では、観光地などを巡ったり外食したりする機会も多くなります。そのため、思わぬところで鍵を紛失してしまうこともあるでしょう。ここでは、ホテルの鍵を紛失してしまいがちなパターンや場所を紹介します。もし鍵を紛失してしまったら、以下のような場所を探してみるとよいでしょう。
部屋の中に置いたまま
ホテルの鍵の紛失したときは、まず部屋の中に置きっぱなしにしていないか確認してみてください。ホテルから出る前にバタバタしていると、鍵を忘れてドアを閉めてしまうといったうっかりミスも少なくありません。
多くのホテルはオートロック仕様となっているため、フロントで事情を説明して開けてもらうとよいでしょう。部屋に入ったら、電気をつけるキータブレットやテーブルの上に置き忘れていないかチェックしてみてください。
レストランなど着席時に落とした
旅行中は外食が多くなるため、もしかしたらレストランなどに落としているかもしれません。ポケットなどにホテルの鍵を入れていると、イスに座ったと同時に床に落としてしまうおそれがあります。
ご当地の食事を楽しんでいると、なかなか床まで目を配ることがありません。そのため、食事を終えた後、部屋の前で鍵がないと気づくことが多いでしょう。もしレストランに行った後に、鍵を紛失したのであればお店に問い合わせてみてください。
トイレの棚などに置き忘れた
トイレも鍵を置き忘れることが多い場所です。ズボンやスカートのポケットに入ったままだと、トイレの中に落としてしまうのではないか心配になります。そのため、トイレの棚の上にいったん置くという方もいるのではないでしょうか。
しかし、そのまま置いたことを忘れてトイレを出てしまうといったケースも多いようです。トイレで鍵を取り出した記憶があれば、もう一度戻って確認してみるとよいでしょう。どこかの施設内のトイレであれば、誰かが届けてくれている可能性もあるので、案内所などに尋ねてみるとよいかもしれません。
まずは行動を振り返ろう
ホテルの鍵を紛失した場合、その日の行動を振り返ることが大切です。鍵を最後に見たのはいつか、それ以降に立ち寄ったのはどんな場所かなど思い返してみましょう。もし心当たりがあるようなら、もう一度その場所にも戻って探してみてください。
また、親切な方が拾って届けてくれている可能性もあるので、施設の案内所や警察、滞在中のホテルなどに確認を取ってみましょう。
ホテルの鍵を紛失した際にするべき行動
もしホテルの鍵をなくしてしまったら、慌てるだけでは何の解決にもつながりません。しかし何をすべきかわからないという方もいるでしょう。まずは何をしておくべきか知って、冷静に行動をするだけで、盗難などを防止することができます。ここでは、ホテルの鍵を紛失した際にすべき行動について見ていきましょう。
すぐにホテルに連絡
ホテルの鍵を紛失したら、すぐにフロントに連絡してください。ホテルに連絡しておけば、何かしら対策をしてくれるはずです。たとえばカードキーであれば磁気操作が可能であるため、紛失した鍵では開けられないようにしてくれるでしょう。
そうすれば、不審者に侵入されて荷物が盗難に遭う心配もありません。また、鍵にホテル名などの記載があれば親切な方が拾って届けてくれている可能性もあります。そのため、フロントに電話したら見つかったといったケースも少なくないのです。まずは自分の荷物などを守るためにも、ホテルのフロントに鍵の紛失を伝えておくとよいでしょう。
保険会社に相談
もし、フロントにも届いておらずどこを探しても見つからないという場合は、保険会社への連絡も忘れてはいけません。鍵が出てこない場合、ホテルの鍵を弁償しなくてはならないおそれがあります。
しかし、ご加入している保険が適用され、代わりに鍵を弁償してくれることがあるのです。まずは、加入している保険内容を確認して保険会社に連絡しましょう。その後は保険会社の指示に従って手続きをすれば、無料で鍵を弁償することができるかもしれません。
業者に依頼して鍵を再発行
ホテルのフロントや保険会社への連絡を終えたら、次は鍵を再発行してくれる業者に依頼することになります。もしホテルが指定する鍵の業者があれば、そのまままかせるとよいでしょう。
しかし、自分で業者を探して依頼しなくてはならないこともあります。なじみのない旅行先で鍵の業者を探すのはなかなか難しいかもしれません。そんなときは生活110番におまかせください。
弊社では、24時間365日電話受付していますので急な鍵のトラブルも迅速に対応させていただきます。また、日本全国対応しており、その地域の優良な業者を紹介しますので、慣れない旅行先での業者選びも安心です。
必要であれば費用を支払う
ホテルによっては、自分で費用を負担する場合とホテル側が負担してくれる場合があります。たとえば、鍵にホテル名が記載されている場合はホテルが被害を受けるおそれがあるため、高額な請求をされるおそれがあるでしょう。
また、シリンダーキーなどを採用しているホテルは、1部屋の鍵の弁償に加え全部屋に対応したマスターキーの買い替えが必要になってきます。そのため、鍵の弁償費用が高額になることがあるでしょう。
反対に、磁気で簡単にデータを変えられるカードキーのホテルやとくにホテル名の記載がない鍵は、ホテル側が負担してくれることもあるようです。まずはホテル側と誰が鍵の費用を負担するのかしっかり話し合いましょう。
ホテルの鍵を紛失した際の費用相場は?
ホテルの鍵を紛失して自分で弁償しなくてはならない場合、どれくらいの費用がかかってしまうのか不安になってしまいます。また、とんでもない金額を請求されるのではないかと心配される方もいるでしょう。
そのようなトラブルに見舞われないように、費用の相場を知っておくことが大切です。ここでは、ホテルの鍵を紛失したときの費用相場について紹介します。
鍵のタイプによって費用は変わる
ホテルの鍵を紛失したときにかかる費用は、交換しなくてはならない鍵の数や鍵の種類によって大きく異なります。複数の鍵を交換しなくてはならない場合は、その分費用も高くなるでしょう。
また、ついている鍵を取り外して新しいものに取り換えるなどといった手間のかかる鍵であれば、当然交換費用がかさんでしまいます。反対にデータの変更だけで対応できるような鍵であれば、処理も簡単に済ますことができるため安く済ませることができるでしょう。
まずはホテルに鍵がついているのか確認してみてください。また、どれくらいの数の鍵を交換しなくてはならないかもホテル側に尋ねておくことをおすすめします。
カードキータイプは5000円以内で済む場合も
ホテルの鍵がカードキータイプのものであれば、1,000~3,000円ほどで再発行してもらうことができます。カードキーは紛失した鍵の磁気データを無効にして、新しい鍵の磁気データを書き込むだけでよいのです。そのため、それほど費用はかかりません。
しかし、複数の鍵を紛失してしまうとその分再発行にかかる費用も高くなってしまうので、すべての鍵を持ち歩くのではなく、1枚は部屋に置いておくと安心です。また、ホテルによって紛失したときにかかる費用は異なります。
詳しくは部屋の使用にあたっての注意事項が書いてある書類があるはずなので、確認してみるとよいでしょう。
シリンダータイプは数万円かかる場合も
鍵にデコボコやギザギザのついたシリンダータイプの鍵を紛失した場合、数万円の費用がかかる場合があります。シリンダータイプの鍵は不法侵入を防止するためにも、鍵だけでなく鍵穴も交換しなくてはなりません。
それに加え、すべての部屋を開けることができるマスターキーの作り変えも必要となってきます。またホテルによっては、すべての客室の鍵を変更することになるといわれるケースもあるようです。
そうなれば、当然費用は高額になってしまいます。そのため、シリンダータイプの鍵を紛失した際は、ホテル側とじっくり話し合う必要があるかもしれません。
ホテルの鍵を紛失しないための注意点
ホテルの鍵を紛失すると再発行のための費用がかかってしまったり、ホテル側との話し合いが必要となったりと手間のかかることが多くなってしまいます。限られた旅行の時間をそのようなトラブルに費やすのは、非常にもったいないといえるでしょう。
そのためには、ホテルの鍵をなくさないように注意しながら行動することが大切です。ここでは、ホテルの鍵の紛失を防ぐコツを紹介します。
外出時はフロントに鍵を預ける
ホテルから出かけるときは、フロントに鍵を預けるようにするのも紛失を防止するコツです。ほとんどのホテルが外出時の鍵の預かりをおこなってくれます。預けておけば紛失のリスクはなくなるはずです。
また、部屋に戻るときもフロントの前を通ることがほとんどであるため、鍵を受け取るのもそれほど手間ではないでしょう。ただし、ホテルによっては深夜、フロントを閉めてしまうところもあります。部屋に戻るのが遅くなってしまい、フロントが閉まる時間を超えてしまいそうなときは、あらかじめ連絡を入れておくとよいでしょう。
鍵を置く場所を決めておく
鍵の紛失を防ぐコツとして、鍵を置く場所を決めておくというのも大切です。いろんなところに置いてしまうと、どこに置いたかわからなくなり紛失のリスクも高まります。たとえば、ホテルの部屋のテーブル、テレビの横などとはじめから鍵を置く場所を決めておくと安心です。
家族や友人などと一緒に泊まる際も、鍵の置き場所を共有しておくとよいでしょう。旅行中は1日で複数の観光地を回るなどスケジュールがぎっしり詰まっている方も多いはずです。鍵を決まった場所に置いておけば、出かけるときに探す手間も省け、スムーズに外出することができるでしょう。
まとめ
ホテルの鍵を紛失したら保険が適用される場合があります。火災保険や自動車保険、加害旅行保険に加入している方は、鍵の紛失が保証対象となっているか確認してみてください。ホテルの鍵を紛失してしまったときは、すぐホテルのフロントに連絡しておくというのも大切です。その後の費用などは、ホテル側と十分に話し合いましょう。
自分で業者に依頼して鍵を再発行しなくてはならない場合は、生活110番にご相談ください。全国対応していますので、お客様にとって土地勘のない旅行先でも迅速に対応させていただきます。
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