砕石を庭に敷きたい!お庭に最適な種類や敷き方をご紹介します

2021.4.30

砕石を庭に敷きたい!お庭に最適な種類や敷き方をご紹介します

砕石というものをご存知でしょうか?石と付くので石だというイメージが湧くとは思いますが、どういうものかはっきりと説明できる方はそれほど多くはないのでしょうか。中には「砂利みたいに庭に敷くものでしょ?」と思う方もいるかもしれません。しかし、基本的な砕石の用途は砂利とは違っています。

ここではその砕石について、砕石とはどういうものか、砕石は庭に敷けるのか、砕石や砂利を敷く際にかかる費用やその方法についてご紹介していきます。

砕石とは

砕石とは砂利のように敷いて使用する石です。しかし、砂利とは違いとがった角があります。
大きな石を砕くと、角がある小さな石ができます。砕石は砕いた石のようなとがった角があることから、その名が付きました。

砕石と砂利の違いは、踏んでみるとよくわかります。砂利は踏むととがった角がないので地盤が固まりません。しかし砕石は踏むと地盤が固まります。とがった角が地盤や他の石とかみ合うためです。

砂利と砕石にはこのような違いがあります。とはいえ両方とも敷くものなので、砂利のように砕石も庭に敷くのでしょうか?次章にて解説していきます。
      砕石とは

砕石はお庭に最適か?

砕石のもっとも基本的な用途は、基礎を作るのに使うということです。砂利を基礎に使用した場合、上から力がかかっても固まりません。そのため、砂利は基礎には向いていないといえます。しかし砕石であれば固まるため、基礎を作るのには砕石の方が向いているといえるでしょう。

砂利と同じように、砕石も庭に敷くことはできます。しかし、砂利であれば見た目のいいきれいなものが多いですが、砕石の見た目は一般的にそれほどいいものではありません。砕石の本来の用途は、普段目に触れることのない基礎の作成で、見た目はそれほど重要ではないということにも関係するかもしれません。ですので、庭に敷くのであれば砂利をおすすめします。

砕石の基礎以外の活用方法として、駐車場に敷くことが挙げられます。砂利は固まらず動いてしまうため、駐車場に砂利を敷くと、車が通ることでムラができたり、駐車場の外に出て行ってしまったりします。しかし砕石であれば車が通ると逆に固まるため、ムラができにくく駐車場の外に出ることも少なくなります。

砂利と砕石は用途に合わせてうまく使い分けましょう。

砕石・砂利を敷くのに掛かる費用

実際に砕石、砂利を庭や駐車場などに敷いていくとどれくらいの費用がかかるのでしょうか?ここではその費用についてご紹介していきます。

砕石

駐車場に砕石を敷いていくのであれば、砕石を5cmくらい敷いていくのが一般的だと思います。5cm砕石を敷いていくと、砕石自体の値段は大体1㎡あたり300円くらいになります。

そして敷いていくための機材や職人さんなどの費用がかかります。仮に100㎡の土地に砕石を敷いていくとすると、砕石の値段が30,000円くらい、機材や職人さんにかかる費用が50,000円くらいになります。消費税や他の細かい費用を合わせると、100,000
円くらいになります。

砂利

砂利の場合もどれくらいの範囲で敷いていくかで値段が変わってきます。また砂利にはいろいろな種類があり、種類にもよって大きく値段が変わります。

砂利は基本的に3cm~5cmくらい敷きます。そうすると砂利自体の値段は1㎡あたり約1,000円~となります。庭が30㎡だとすると、砂利自体の値段は30,000円~となりそこに土地を慣らすための費用、防除シートの値段が加わります。それらの費用を合計すると100,000円弱の費用は必要になってきます。
砂利を薄く敷くことで値段を抑えることもできます。ただし、すぐに地肌が見えてしまいますので、お手入れの手間はよりかかるようになります。

砕石・砂利の敷き方

ここでは、砕石、砂利を庭や駐車場などに敷いていく方法をご紹介していきます。

砕石の場合

まず、トラックやダンプカーで砕石を敷きたい土地まで運びます。運んだ砕石を土地の中心におろして、ユンボなどの機材をしようして土地全体に広げていきます。砕石を広げ終わったら機材を使用して砕石に転圧(圧力をかけること)をしていきます。転圧をすることで地盤が固まります。

砂利の場合

最初に砂利を敷く場所の地面に生えている雑草や石を取り除いて、地面を慣らします。地面を慣らしたら防草シートを敷いていきます。防草シート(雑草が生えてくるのを防ぐシート)を敷き終わったらその上に砂利を敷いて、均一になるように慣らしていきます。
      砕石・砂利を敷くのに掛かる費用
上記の方法はあくまで一例です。敷いていく場所などによっては変わってくる場合もあります。
より詳しい砂利の敷き方は、「庭に砂利をDIYで敷こう!正しい手順と敷くときのポイントをご紹介! 」でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

砕石の基本的な用途は基礎を作る際に使用することです。砂利のように砕石も庭に敷くことができますが、見栄えがよくないためおすすめはできません。庭に敷くのであれば砂利を使用するようにしましょう。

砕石は基礎以外に駐車場に敷くのもいいでしょう。砂利を敷くより手間がかかりません。砕石を駐車場に敷く場合、自分で敷くこともできます。しかし範囲が広いとダンプやユンボが必要になってきますし、転圧をする必要もあるので、おすすめはできません。業者へ依頼することをおすすめします。

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