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ねずみのふんの見分け方を解説!安全な処理方法・駆除についても

投稿日:2017-10-19 更新日:2020-08-18

この記事を読むのに必要な時間は約 12 分です。

ねずみは家の中に侵入するとあちこちを動き回り、ベランダや屋根裏、台所などあらゆる場所にふんをしていきます。また、ねずみのふんだと思っていても、じつは違う動物のふんの場合もあるかもしれません。

このコラムでは、ねずみのふんの特徴と処理方法をご紹介していきます。ねずみのフンにはさまざまな病原菌が潜んでいます。正しい処理方法を知れば、安全に対処できるようになります。

さらに、ふたたびふんを落とされないよう、ねずみを駆除する方法もお伝えしていきます。ねずみを駆除できれば、ふん被害だけでなく食害や騒音被害なども防げるので、ぜひ参考にしてみてください。

ねずみの種類で異なるふんの特徴と場所

家に住みつくおもなねずみの種類は、「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミ」の3種類です。ねずみのふんは種類によって特徴が異なるため、ふんからねずみの種類が特定できます。

ねずみの種類を特定しておくとねずみを駆除する際に役立つので、発見したふんをもういちど確認してみましょう。また、ねずみのふんを処分してしまう前に、可能であればふんの写真を撮ったり、特徴をメモしたりしておくとよいです。

ねずみのふんってどれ?間違えやすい害獣のふん

ねずみのふんの特徴

ねずみは基本的に、小さく、ポロポロっとしたふんをまき散らします。しかし、種類によって少しずつ特徴は異なります。ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミのふんの特徴は、下記のとおりです。

大きさ 特徴
ドブねずみのふん 10~20mm程度 こげ茶・灰色 まとまっていて均一でやや丸い。
クマねずみのふん 6~10mm程度 茶・灰色 散らばっている場合が多く、細長く不揃い。
ハツカねずみのふん 4~7mm程度 茶色 米粒ほどに小さく、両端がとがっている。

また、ふんの特徴だけでなく、ふんを発見した場所もねずみの種類を特定するヒントとなります。

床に落ちていたら犯人は…

台所など湿気が多いところにあれば、ドブネズミのふんであることが多いです。ドブネズミは高いところにのぼるのが苦手なため、ふんの多くは床に落ちています。

目立つところに落としていく犯人は…

ハツカネズミは物置・倉庫内の積み上げた荷物の上にもよくふんをします。ハツカネズミは警戒心が薄く、人間をあまりおそれないため、目につきやすいところにも平気でふんをしていきます。

また、ハツカネズミ自体が独特の強いニオイを発しているため、ふんをしていた場所にもそのニオイが残っていることがあります。

そこらじゅうに落ちている!その犯人は…

クマネズミは動きながらふんをするため、あちこちにふんを残す傾向があります。ハツカネズミと同様に高所にものぼり、屋根裏や換気扇まわりにもふんを残していきます。

ねずみのふんと間違えやすい害獣のふん

発見したふんの特徴が、ねずみのふんの特徴と違う場合は、ほかの動物の可能性が考えられます。ねずみのふんと間違えられやすい害獣のふんを何種類がご紹介していくので、どの動物か特定するためのヒントとしてみてください。

大きさ 特徴
コウモリのふん 5~10mm程度 細長く、パサパサしている。消化されなかった昆虫の身体の一部が混じっていることがある。
イタチのふん 5~15mm程度
(オスとメスで大きさに差がある)
長くて水分が多く、強烈な悪臭がする。
ハクビシンのふん 5~15cm程度 丸くて長く、種子が多く混じっている。「溜めふん」という習性があり、同じ場所にふん尿をし続ける。
アライグマのふん 5~18cm程度 形状は食べるものによって変化する。あまり食べ物をかまないため、動物の骨や昆虫の羽が含まれていることがある。

 

ねずみのふんは菌やウイルスに要注意!正しい方法で処理しよう

ねずみのふんには、数多くの菌やウイルスが含まれおり、衛生面の危険があります。ほかにも、食品や電源コードをかじられたり、足跡による騒音被害に悩まされたり、ねずみの被害はさまざまなものがあります。ねずみのふんは放置せずに、適切な方法で処理しましょう

ねずみのふん害をほうっておくのは危険!

雑食性が強いねずみのふんにはさまざまな病原菌が潜んでいるため、放置しておくのは危険です。ねずみのふんが媒介している病原菌と、ふんに含まれる細菌によっておこる病気は、以下のとおりです。

ふんが媒介している病原菌 ・ハンタウイルス
・レプトスピラ菌
・E型感染ウイルス
・チフス菌
・サルモネラ菌
細菌によって起こる病気 ・ハンタウイルス肺症候群
・腎症候性出血熱
・食中毒
・腸チフス
・パラチフス
・腎不全
・髄膜炎

細菌によっておこる病気としてあげたもののなかで、ハンタウイルス肺症候群はとくに致死率が高い危険な病気です。このような病気にかかるおそれもあるため、ねずみのふんを見つけたら早急に正しい方法で処理しましょう。

準備する道具・服装

ねずみのふんを処理するときの鉄則は、ふんや菌に触れないことです。そのためには、素手で触らないことが大前提です。処理の際には、ビニール手袋やゴム手袋を着用してください。使った手袋はふんと一緒に捨てることが望ましいです。

手袋がない場合は、ティッシュやキッチンペーパーを何枚か重ねて使いましょう。また、ふんや病原菌が空気中に広がることもあるのでマスクも着用してください。

ふんを発見した場所の除菌方法

ねずみのふんを捨てたら、ふんがあった場所をエタノールやアルコールで消毒します。エタノールやアルコールが家にない場合は、除菌力のある洗剤で代用してください。お風呂やトイレなどで使う掃除用洗剤や、除菌スプレーなどを使いましょう。

ふんを処理する際の注意点

ねずみのふんを処理する際に、注意していただきたいポイントが2つあります。

掃除機でふんを吸いこむのはNG
ふんをつまむのが嫌であったり、ふんの量が多すぎて処理が大変だったりする場合、「掃除機でふんを吸ってしまおう」と考える方がいらしゃるかもしれません。しかし、掃除機でふんを吸いこむのは衛生的な問題があります。

なぜなら、掃除機で吸いこむことによって掃除機が菌で汚染されてしまったり、掃除機が排出する空気から菌が広まったりするおそれがあるからです。このような危険栓があるため、掃除機は使わないでください。

尿にも注意しよう
ねずみのふんが落ちているということは、その付近には尿がかけられている可能性も高いです。ねずみの尿は刺激臭がするため、目立つニオイがないかを確認してみてください。

また、ねずみの尿がかけられている場所を探す際には、ブラックライトを使うという方法もあります。ねずみの尿には蛍光物質が含まれているため、暗いときにブラックライトをあてると光ります。ねずみの尿もふん同様、危険な菌を含んでいるため、しっかり処理しましょう。

ふんの処理についてよくある疑問

ここでは、ねずみのふんの処理についてよくある疑問をいくつかとりあげていきます。

【 Q1.カーペットや衣類にふんが落ちていたら?】
カーペットや衣類にふんが付着したときは、ふんを捨てたあと、酵素系の漂白剤で洗います。バケツなどに漂白剤をいれて規定の水量で希釈し、しばらくつけ置き洗いをしてください。つけ置き洗いが難しい場合は、エタノールやアルコールをよく含ませた布を何回かあてて拭くとよいです。

【 Q2.シミになってしまったら?】
ねずみのふん尿が床や天井にしみこむと、シミになることがあります。シミを落とすには、塩素系の漂白剤を使うとよいです。水で希釈し、スプレーでふきかけたあと、きれいに拭き取ってみてください。

【 Q3.手で直接ふんにふれてしまったときは?】
誤ってねずみのふんや尿に直接ふれてしまったときは、すぐに除菌効果のある石けんで手を洗ってください。さらにその後、アルコールで消毒しておくとより安心です。

ふんを処理できたら……つぎにやるのはねずみの駆除!

ねずみの種類別。効果的な罠を仕掛ける場所とは

ねずみのふんの処理を終えたら、問題はそこで解決するわけではありません。ねずみが家にいるかぎり被害は続くので、ねずみを駆除する必要があります。ねずみを駆除する方法についてみていきましょう。

毒餌・ワナ・忌避剤を使う

ねずみの駆除はおもに、毒餌(殺鼠剤)で退治する方法、ワナを使って捕獲する方法、忌避剤を使って追い出す方法が一般的です。

毒餌(殺鼠剤)で退治する方法
毒を含んだエサをねずみに食べさせ、退治する方法です。「蓄積タイプ」と「速攻タイプ」で効果のあらわれ方が異なります。毒餌のタイプをよく理解して商品を選びましょう。

ワナを使って捕獲する方法
エサでねずみをワナにおびき寄せて捕獲する方法です。粘着シートやかご式のワナなどがよく販売されていますが、材料を集めて自分で作ることもできます。この方法は捕獲したねずみを自分で殺める必要があるため、そういったことがつらく感じる方は、ほかの方法がよいでしょう。

忌避剤を使って追い出す方法
忌避剤とは、ねずみが嫌いなニオイを含む薬剤です。燻煙タイプ、設置タイプ、スプレータイプなどがありますが、広範囲に効果がいきわたる燻煙タイプが使いやすいです。燻煙タイプを使用する際には、空間のすみずみまで効果をいきわたらせるためのコツをおさえておきましょう。

効率的に駆除するためのヒントは「ラットサイン」
ねずみのふんが多く見つかる場所や、ねずみの身体の汚れが移って黒く変色している部分を「ラットサイン」といいます。ねずみは同じところを通り道にするという習性があるため、このラットサイン上に毒餌やワナを仕掛けることで、効率的にねずみを駆除することができます。

駆除ができたら侵入口対策も必要

ねずみを駆除できたら、新たにねずみが入ってこないよう侵入口を塞ぐことが重要です。ねずみのおもな侵入口は、排水管、通風口、エアコンの排水ホース、壁や屋根の割れ目などです。金網、ブラシ、パテなどを使う侵入対策で、ねずみの侵入をブロックしましょう。

ねずみ被害にきちんと対処するならプロである業者に相談を!

ねずみの駆除は市販のグッズを使って自分でおこなうこともできますが、確実に駆除するなら、駆除業者を利用したほうがよいです。

自分で駆除する場合、ねずみの巣や被害箇所を見落としてしまったり、あまり効果がない方法を選んでしまったりするかもしれません。しかし、プロである業者なら、ねずみの種類や生態についての知識・経験をいかし、確実で的確な駆除ができます

また、衛生的に不安が大きいふん尿の消毒や、天井裏や床下のように出入りが難しい場所の駆除も、業者に任せると安心です。自分で駆除してもあまり効果がなかった方や、早く確実に駆除したい方は、業者に相談してみてはいかがでしょうか。
業者を利用する際のながれや、業者選びで大切なポイントをご紹介していきます。

業者を利用する際のながれ

業者に駆除を依頼する際の一般的なながれでは、現地調査・見積りをしてから駆除作業をおこないます。

現地調査では、被害状況を確認し、どんな方法で駆除や対策をしていくかをお客様に説明します。その際に、見積りを提示してお客様が納得できたら駆除に入ります。駆除はその日におこなうこともあれば、日程を調整しておこなうこともあります。

複数の業者から相見積りをとりたい方は、現地調査・見積りの段階でまだ依頼はせず、保留にしておくとよいです。ほかの業者と比較し、依頼先を選びましょう。

業者選びで大切なポイント

ねずみ駆除業者を選ぶ際には、料金が極端に安かったり高かったりしないか注意してください。そのような業者のなかには、適切な対応をしなかったり、不要な作業や材料を請求していたりすることがあります。インターネットの比較サイトなどを参考に適切な価格を把握し、金額を確認するようにしてください。

また、保証内容が充実しているかも重要です。たとえば、保証期間中ねずみ被害が再発生した場合に対応してもらえるか、定期点検をしてもえるか、などのポイントです。このように、駆除業者を選ぶ際には料金やサービス内容をよく確認するようにしてください。

まとめ

ねずみのふんはさまざまな菌やウイルスが含まれており、衛生的に危険なものです。見つけたときは、適切な方法で処理してください

さらに、ねずみのふんを処理したあとは、ねずみ自体を駆除しなければねずみによる害はなくなりません。毒餌、ワナ、忌避剤などを使って家にいるねずみを駆除しましょう。また、同時に侵入対策も被害防止のために重要です。

ねずみは繁殖力も高いので早めに駆除しないと数もどんどん増えていってしまいます。しかし、ねずみの駆除はとても骨の折れるもので完璧におこなうのは根気のいる作業です。もしも、「自力でねずみの駆除ができない」、「自分でできる自信がない」といった場合は、ねずみ駆除の専門業者に相談しましょう。

(この記事は2020年6月29日に加筆・修正しています)

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

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この記事を書いた人
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2015年より暮らしのお困りごとを解決するためのコンテンツを作成し、編集した記事は7000ページ以上。 現在は編集長として「本当に役立つコンテンツ」をテーマに日々コンテンツを研究中
得意ジャンル: 害虫駆除(蜂の巣駆除・シロアリ駆除)・害獣駆除(ハクビシン駆除・イタチ駆除・アライグマ駆除)・害鳥駆除(鳩駆除・コウモリ駆除)

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