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大量発生した羽アリを駆除したい!種類や違いを理解してシロアリ防除

投稿日:2020-05-15 更新日:2020-06-12

羽アリの大量発生!どちらの羽アリかを見分けたうえで対策が必要です

この記事を読むのに必要な時間は約 22 分です。

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羽アリは大きく「クロアリ」と「シロアリ」の2種類に分類されます。クロアリ・シロアリともに家に住み着いてしまうと、さまざまな被害を受けてしまうおそれがあります。そのため、家の中や周辺で羽アリを見つけたときは、早急に駆除することが大切です。

この記事では、羽アリがクロアリかシロアリかを見分ける方法や羽アリが大量発生している原因などについてご紹介します。また、羽アリを大量発生させないための注意点や駆除にかかる費用相場などについてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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羽アリは大きく2種類に分けられる!

私たちは「羽が生えたアリ(らしきもの)」ということで「羽アリ」とひとくくりにしてしまいがちです。しかし羽アリの正体は大きく2種類に分けられます。以下がその2種類です。

クロアリ

庭などで餌を探している黒~赤色をしたアリは、ハチ目科アリ科に分類されます。次に紹介する「シロアリ」と区別する際に「クロアリ」と呼ばれることも多く、どちらかといえばスズメバチやアシナガバチに近い種です。

クロアリの巣は、卵を産み続ける女王アリが通常1匹(複数いる種も)、そのほかのほとんどはメスの働きアリです。しかし、巣を拡大するための特別な役割としてオス・メスの羽アリが生み出され、巣から飛び立つことがあります。これが「クロアリの羽アリ」です。

クロアリを自分で駆除する方法については、こちらの過去記事をご覧ください。

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シロアリ

クロアリと異なり、床下や庭に放置された木の中などに住みつくのがシロアリです。ゴキブリ目に属し、シロアリ科など7科にまたがります(7科をまとめてシロアリ科とし、その下に「亜科」として配置することも)。

その分類通りゴキブリに近い種ですが、集団性を獲得したことでゴキブリと枝分かれしたと考えられています。その社会集団性、じつはクロアリやハチより古いのです。シロアリはオス・メス関係なく生まれ、ほとんどは幼虫のまま一生を過ごします。

しかし巣が拡大してくると成虫になるものが現れ始めるのです。この成虫が「羽アリ」と呼ばれる状態。女王アリの死など巣に問題が起こらなければ、そのまま飛び立っていきます。

羽アリはこのように異なる2種類の昆虫が原因となります。その原因によって家に与える影響も変わってくるため、慎重に見分ける必要があるでしょう。

家に羽アリがいたらシロアリの危険信号かも

羽アリが飛び立つのは基本的に「巣を別の場所に拡大するため」です。そのため、羽アリを見かけたということは、家に巣を作っているおそれがあると考えることができるでしょう。しかし、原因がそれ以外にあることも考えられます。以下に、そのほかの原因についてご紹介します。

大量発生している=巣がある危険性が高い

大量の羽アリを特定の箇所で見かけた場合は、警戒しなければなりません。その場合、近くに大規模な巣が作られているおそれがあるためです。羽アリも働きアリと同じ女王アリから生まれます。

そして、羽アリ候補として育てられていく必要があるため、それ相応の「巣」が前提になければ大量発生は難しいのです。そのため、羽アリが一か所に集まっているなら「その近く」が発生源と考えられるでしょう。

偶然家に侵入してきた

いずれの羽アリにも日光(紫外線)に対して飛んでいく習性(走光性)が確認されています。そのため、日が沈んだ後、照明に向かって偶然飛んできたということが考えられます。家で使う蛍光灯や白熱電球・多くのLED電球などは、紫外線を放出しているため、これらに偶然寄ってきたということもあるでしょう。

また風で流れてきた、ということも考えられます。とくに、シロアリの羽アリは「羽ばたく」という表現よりも「滑空」するというのが適した移動表現です。これは、ゴキブリと似た移動表現でもあります。そのため、ゴキブリと同じように数匹程度であれば、偶然隙間から入ってきたという可能性のほうが高いと考えられるでしょう。

もし、自分で巣があるかどうか確認したいという方は、こちらの過去記事も参考にしてみてください。

シロアリの巣の見つけ方は?家の厄介者『シロアリ』を見つけよう
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羽アリとは

羽アリ・シロアリが大量発生する原因

羽アリ・シロアリが大量発生してしまうのには、いくつかの原因が考えられます。この原因を理解して、羽アリ・シロアリが大量発生しないように注意することが大切です。以下に、羽アリ・シロアリが大量発生していると考えられる、おもな原因をご紹介します。

シロアリの好きな木材を置いていること

シロアリは木材に含まれている「セルロース」という成分を栄養源としています。そのため、家の中や周辺にシロアリの好きな木材を置いている場合、シロアリが寄ってきてしまうおそれがあるのです。

しかし、木材自体が固く「ヒノキチオール」という成分が入っている木材の場合は、逆にシロアリが嫌う木材となっています。そのため、家の中や周辺に木材を置いているという方は、置いている木材がシロアリの好きな木材ではないか確認してみましょう。

湿気対策が不十分

羽アリ・シロアリは、湿度が高い場所を好んで棲み処とする特徴があります。そのため、家の湿気対策が不十分である場合、羽アリ・シロアリが発生しやすい環境となっていることが考えられるでしょう。

そうならないためにも、定期的に家中の窓を開けて換気をしたり、水回りの掃除をしたりするなどして、家の中の湿度が高くならないようにすることが大切です。とくに浴室やキッチン周辺には注意しましょう。

シロアリの駆除が不十分

一度シロアリの駆除をした場合でも、駆除が不十分で数匹のシロアリが残ってしまっていることがあります。もし、そのわずかな数匹を気づかないまま放置すると、繁殖して再び大量発生してしまうおそれがあるのです。

そのため、一度シロアリの駆除をしたのにも関わらずシロアリを見かけた場合は、駆除が不十分にならないように、業者などに相談してしっかりと駆除してもらうようにしましょう。

羽アリの見分け方1:時期を確認

羽アリが大量発生した際、クロアリ・シロアリどちらかを見分ける第1のポイントは「時期」です。社会集団性を持った昆虫は巣を離れるときも一斉に飛び立っていくことが多いですが、羽アリのまま巣の外で生きていける期間は短いのです。

また、動物はほかの群れの遺伝子と混ざり合うことで多様性を確保し生き残っていくため、1つの巣だけが巣立ちをしてもパートナーを見つけることは困難になります。そのため、クロアリ・シロアリとも巣立ちをおこなう時期に傾向があります。

時期を集中させることでパートナーを見つけられる可能性を高めるのです。今回は日本に生息するおもなクロアリ・シロアリの巣立ち時期を表にしてまとめてみました。

大量発生している羽アリの見分け方1:時期を確認しよう

シロアリの中でも家屋の被害が大きい「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」(カンモンシロアリはヤマトシロアリ亜種)は、春先から梅雨が明ける前までにかけて飛来します。一方で、クロアリは種類にもよりますが、シロアリより遅れて羽アリが飛び立つのがわかります。

もちろん例外は多いですが、この時期を参考にシロアリかクロアリかを判断するひとつの目安にしてみてください。より詳しい判断方法については、こちらの過去記事でも詳しく解説してます。あわせてご覧ください。

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羽アリの見分け方2:見た目の違いを確認

同じ「羽の生えたアリ」でも、クロアリとシロアリでははねの形や生え方など細かな特徴が異なります。

シロアリ
見分ける部分
クロアリ
前後ではねの大きさは同じ
はねの形
ハチに近い形、前後ではねの大きさが違う
すぐに取れる
はねの取れやすさ
比較的取れにくい
くびれがなく寸胴
胴体
働きアリと同じく、くびれがある
まっすぐ
触覚
くの字

大量発生している羽アリの見分け方2:姿を確認しよう

(画像参照:「4月~11月は羽アリの時期!?大量発生する時期とその対処法の紹介 」)

シロアリといえども成虫の羽アリになると黒ずむ一方、赤っぽい色をしたクロアリも多く、見た目の色で判断することは困難です。しかし、種として離れている関係で、明らかな違いも多くあります。小さな個体ですがじっと目をこらして、どちらの羽アリか判断できるようにしましょう。

より詳しく羽アリの種類を見分けたい場合は、こちらの過去記事をご覧ください。

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羽アリの侵入を防ぐ方法

羽アリが大量発生した際に参考にしたい情報

もし、家に羽アリが大量発生してしまった場合、正しい情報を参考にして対処する必要があります。個人的な判断や間違った情報で対処しようとすると、被害がさらに悪化してしまうおそれがあるためです。この項目では、羽アリが大量発生した際に参考にしたい情報についてご紹介します。

You Tube

近年、情報は動画として公開されていることが多く、羽アリの対処法についても動画を参考にすることが可能です。動画であれば、文章よりも作業内容が理解しやすく動画のスキップなどもできるため、効率的に情報を収集することができます。

また、You Tubeなどの大手サイトであれば、参考になる動画を投稿している人も多いため、自分の状況に合った最適な参考動画を見つけることができるでしょう。

羽アリに悩まされていた人の体験談

実際に、過去羽アリの被害に悩まされていた人の体験談を聞くことも、今後の対策のために参考にしておきたい情報です。実際に羽アリの被害に悩まされていた人にしかわからないことや、どのようにして対処したのかなど経験談を参考にすることができます。

知り合いに羽アリ被害に悩まされていた人がいないという場合は、個人ブログやサイトからそういった人を探してみるのもよいでしょう。

ただ、個人ブログや掲示板といったサイトには、不特定多数の人が書き込めるようになっています。そのため、情報の信ぴょう性をしっかりと判断する必要があることは覚えておきましょう。

Yahoo知恵袋

羽アリ被害に悩まされていた人の体験談を参考にするという意味では、Yahoo知恵袋を利用することもおすすめです。Yahoo知恵袋では、今までほかの人が質問した内容とそれに対しての回答の内容を見ることができます。

そのため、Yahoo知恵袋で羽アリに関する情報を調べることで、実際に羽アリ被害に悩んでいる人がどのような疑問を持っているのかを参考にすることが可能です。また、自分でも質問することができるため、羽アリ被害について悩みがある場合は、こちらから質問してみるのもよいでしょう。

業者からのアドバイス

羽アリ・シロアリの対処は専門的な知識が必要となることもあるため、実際にシロアリ駆除の業者に相談してアドバイスをもらって参考にするのもおすすめです。アドバイスをもらったうえで、自分での対処が困難であると判断した場合は、そのまま業者に羽アリ・シロアリ駆除を依頼して発生を抑えることもできます。

玄関に羽アリが大量発生!業者に対応してもらおう

玄関で羽アリが大量発生しているのを見つけたら、最初にシロアリなのかクロアリなのかを見分けましょう。発生時期と見た目の違いから区別は可能です。通常、羽アリは4月から11月にかけて飛んでいます。

しかし、羽アリは種類によって発生時期が異なっているのです。4月から6月に発生するのはヤマトシロアリですが、6月から7月ごろに飛んでいるのはイエシロアリ、そしてクロアリは4月から11月と長い期間飛んでいることがわかります。

羽アリは身体と羽の形からも区別することできます。4枚の羽がほぼ同じ長さと大きさで、胴体にくびれのないもの、触覚が真珠のネックレスのように連なり数珠上になっていれば、シロアリだと判断できます。

羽アリが発生しているのを見つけたら、数匹つかまえて取っておくのもおすすめです。駆除の依頼をする際に実物を見せれば、どの種類のアリなのかをプロが判断してくれます。残りは掃除機やポリ袋を使って羽アリを処理し、大元を駆除するために業者に相談しましょう。

アリの巣を放置する危険性などについては、こちらの過去記事をご覧ください。

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大量発生した羽アリを駆除してもらう業者の選び方

家の中で羽アリが大量発生してしまった場合、業者に依頼して駆除してもらうことが多いでしょう。その際、大量発生した羽アリを駆除してもらう業者選びが大切です。業者選びを怠ると、自分の希望と違った結果になってしまうおそれがあります。

そのため、しっかりと吟味したうえで羽アリ駆除を依頼する業者を選ぶようにしましょう。この項目では、羽アリ駆除を業者に依頼する際の、業者の選び方についてご紹介します。

業者の実績

まず、羽アリ駆除を依頼する業者を選ぶ際に確認したいポイントが、業者の実績です。羽アリ駆除は、駆除が不完全で数匹でも残すと、再び大量発生してしまうおそれがあります。そのため、より確実に駆除できる業者を選ぶことが大切です。

その際に、業者の実績を確認しておくことで、その業者が過去にどれだけ羽アリ駆除をしてきたか判断することができます。実績が多い業者であれば、経験も豊富であるため、安心して羽アリ駆除を任せることができるでしょう。

リピート率の高さ

リピート率が高い業者は、基本的に顧客からの満足度が高いことが予想できます。そのため、業者に電話したり、ホームページなどを見たりして、リピート率がどれくらいあるのか確認してみるのもおすすめです。

仕事の早さ

羽アリ駆除の業者を選ぶときは、仕事が早いかどうかを確認しておくことが大切です。仕事が遅い業者の場合、作業が長引いてその分の日程や費用を確保しなければいけないおそれがあります。そのため、業者のホームページなどで実績を確認しつつ、どれくらいの期間をかけて仕事をしているのか確認しておくのがよいでしょう。

アフターフォローがあるかどうか

作業内容が完璧であっても、何かしらの理由で羽アリが再発生してしまうことがあります。このような場合、アフターフォローがある業者であれば、安心して対応してもらうことができます。

そのため、羽アリ駆除の業者を選ぶ際は、あらかじめ電話などでアフターフォローの有無を確認しておくのがおすすめです。

口コミの内容

羽アリ駆除の業者を選ぶ際は、口コミなどで第三者の評価を確認しておくことも大切です。口コミは、実際にその業者を利用したユーザーの意見を参考にすることができるため、ホームページや電話だけではわからない内容まで知ることができます。

しかし、口コミは基本的に匿名で書き込めることが多いため、イタズラ目的などで本来の内容とは違った内容が書き込まれることもあります。あくまで業者を選ぶ際の参考程度に利用するのがよいでしょう。

縁側に発生した羽アリはどうやって駆除する?

実際に羽アリが発生してしまった場合、自分で対処することも可能です。羽アリは見つけた段階で早急に駆除しておかないと、被害がどんどん大きくなるおそれがあります。自分でできる対処法を知っておくとよいでしょう。この項目では、自分でできる羽アリの対処方法を4つご紹介します。

基本は掃除機で吸う

大量発生した羽アリ掃除の基本は「掃除機で吸うこと」です。羽アリの個体は弱いため、見つけたときはすでに弱っていることも少なくありません。掃除機で勢いよく吸ってしまえば、ほとんどが掃除機の中で死んでしまいます。

効率よく退治するには、巣の出入り口である「群飛行」と呼ばれる穴を見つけましょう。そこに掃除機のノズルを当てて一気に吸い込めば、一網打尽に処理できます。羽アリは巣のさまざまな場所から出てくるのではなく、玄関が一箇所と決まっているためです。

羽アリ退治専用のスプレー型殺虫剤も売られています。しかし、駆除することはできますが、掃除が大変であるという点に注意が必要です。なぜなら、羽の根元には「切離線」と呼ばれる部位があり、ここから羽を落としてしまいます。バラバラになった体の掃除が大変なので、掃除機を使う方がよいでしょう。

ポリ袋で対処

ポリ袋も、羽アリ発生時の対処に使える道具です。群飛孔をカバーするようにポリ袋を設置すれば、出てきた羽アリが袋にたまります。このとき、羽アリが分散しないように入り口を覆いましょう。羽アリがたまったら、その都度新しいポリ袋と交換します。

ポリ袋を設置するには、群飛孔を見つけなければなりません。土や木材のある場所、サッシの隙間などが群飛孔になりやすい場所です。羽アリを見つけたら、大量発生している付近を念入りに探してください。

たまった羽アリは、掃除機のときと同様にすべて捨てずに一部は残しておきましょう。捕獲できれば品種を特定することも可能です。品種がわかれば、その品種に特徴的な生態から発生源を見つけやすくなります。そのため、業者へ依頼したときにスムーズに対処してもらうことが可能です。

ガムテープで穴を塞ぐ

群飛孔をガムテープで塞ぐという手段もあります。この方法をとれば、別の場所で巣を作るという被害を防ぐことが可能です。ガムテープで穴を塞いでおくことで、駆除業者に相談するときに群飛孔の位置がわからなくなってしまうおそれもなくなります。群飛孔はコロニーとつながっているので、その位置がわかれば処置がしやすくなるでしょう。

シロアリに危機感を抱かせるような対処法を取ってしまうと、進むルートを違う方向へ変えてしまい根絶が難しくなってしまうことがあります。刺激しないようあわてずにそっとガムテープを貼れば、羽アリの発生を一時的に抑えられ、貼った場所のガムテープにシロアリがくっつくので捕獲することも可能です。

大量発生の場合は殺虫剤に注意!

除虫菊にも含まれているピレスロイド系の成分を使った殺虫スプレーはほとんどの虫に効果があり、シロアリやクロアリも羽アリ含め例外ではありません。そのため外部から偶然入り込んだ数匹程度であれば、殺虫スプレーを使うのもひとつの手です。

しかし羽アリが大量発生した場合、ピレスロイド系と呼ばれる殺虫剤を使用してしまうと、巣にいるシロアリ・クロアリをばらまいてしまう逆効果の危険性が高くなります。ピレスロイド系には忌避効果があるため、集まっていた集団が分散してしまうのです。また、卵を産む女王アリを逃がしてしまうことにつながるため、根本的な対策にはなりません。

またシロアリには「二次生殖虫」という、女王アリがいなくなっても代わりに卵を産み始める個体がいます。クロアリでもルリアリなどは複数の女王アリが同居していることがあるため、こうした個体が分散してしまえば逆に被害が拡大してしまうことも考えられるでしょう。

より詳細なアリの個体については、こちらの過去記事をご覧ください。

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羽アリを大量発生させないための対処法

羽アリが定着して巣を形成するケースは意外と少なく、大半は巣を作れないまま死んでしまうといわれています。しかし可能性はゼロではありません。羽アリが大量発生しないようにするため、まずは羽アリやアリを入れない対策から心掛けていきましょう。

縁側に発生した羽アリを対処するポイントは「網戸」と「光」です。具体的な対処法については、以下のとおりです。

網戸の目を細かくして隙間を作らない

一般的な住宅網戸は1.15mmおきに1本糸が通っている「18メッシュ」を利用していることが多いです。しかしこの網目の場合、一部の小さいアリはすり抜けてしまうおそれがあるのです。

また網戸は日光や風雨によって劣化しやすく破れなどが生まれるほか、網戸と窓サッシのずれで隙間が空いているということも少なくありません。そのため、30メッシュ(0.67mmおき)を目安に網戸を選ぶとともに、虫よけスプレーなどを定期的に吹きかけておくなどの対策も有効でしょう。

近年では網戸の目を細かくしつつ、細い糸を使うことで風通しや景観を確保したものも登場してきています。

部屋の明かりや紫外線を漏らさない

シロアリ・クロアリともに羽アリには走光性があるため、部屋の明かりが夜漏れているとそのぶん寄ってきやすくなります。そのため、遮光カーテンなどを使って光を漏らさない、紫外線を出さないタイプのLED照明を利用するなどの対策をおこないましょう。

床下などの屋内に巣を作らせない

大量発生する羽アリの出現のほとんどは、屋内にある巣が作られているためです。そのため、「そもそも巣を作らせないこと」がポイントになります。また、家具の裏なども定期的に掃除して、巣を作ったとしても小規模なうちに駆除しておくことが大切です。

店舗などの屋内で巣を作らせない方法については、こちらの過去記事をご覧ください。

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羽アリを自分で駆除する際の注意点

羽アリを自分で駆除する場合、いくつかの注意点を理解しておく必要があります。この注意点を理解しないまま駆除作業をおこなうと、作業中にケガをしたり、余計に状況を悪化させたりしてしまうおそれがあるためです。この項目では、羽アリを自分で駆除する際の注意点をご紹介します。

道具を一通り準備する手間がかかること

自分で羽アリを駆除する場合、駆除に必要な道具を一通り準備する必要があります。掃除機やガムテープなどであれば、家にあることも多いのですが、専用の殺虫剤などが必要になることも考えられるでしょう。このような場合、ホームセンターや通販などで道具を購入する手間がかかってしまうおそれがあります。

だからといって不十分な道具で駆除しようとするのはおすすめできません。先ほどもご説明しましたが、不十分な駆除になってしまうと羽アリが再び繁殖してしまうおそれがあります。道具の準備を手間に感じる場合は、はじめから業者に依頼したほうが安心でしょう。

道具の使い方を理解しないといけないこと

羽アリ駆除に必要な道具を一通り準備した後は、それぞれの道具の正しい使い方を理解する必要があります。たとえば、掃除機と殺虫剤で羽アリを駆除しようとした場合、先に掃除機で吸ったうえで殺虫剤を噴射しなければいけません。先に殺虫剤を噴射してしまうと、羽アリが四散してしまうおそれがあるためです。

このように、道具の正しい使い方を理解しておかないと、かえって被害を悪化させてしまうという点に注意しましょう。

シロアリの巣を見つけるのに手間がかかること

羽アリはシロアリ・クロアリなど複数の種類に分類されており、それぞれで巣を作る場所などに特徴があります。そのため、駆除道具を揃えたとしても、自分でシロアリの巣を見つけられないということが考えられるでしょう。

見えている部分のシロアリだけを駆除したとしても、根本的な解決にはなりません。羽アリやシロアリ、クロアリの駆除をするときは、しっかりと巣から駆除するようにしましょう。

ケガなどのリスクがあること

羽アリが巣を作る場所は、基本的に床下などの普段立ち入らない場所であることが多いため、慣れない場所での作業となることが考えられます。そのため、慣れない場所で慣れない作業をおこなう必要があるので、頭をぶつけるなどしてケガをしてしまうおそれがあります。

羽アリの種類がシロアリなら早急な対処を

シロアリは床下から侵入することが多いものの、イエシロアリやカンモンシロアリ(山口県周辺に生息する、中国由来のヤマトシロアリ亜種)は比較的乾燥に強く2階まで巣を伸ばしているケースも少なくありません。またアメリカカンザイシロアリは家具などを食害するシロアリであり、まずはどこに巣があるかをしっかりと特定する必要が出てきます。

こうした特定と駆除の作業は困難であることに加え、羽アリが大量発生している状況はそのぶん巣も大規模になっていることが考えられます。シロアリだとわかった段階で業者へ依頼することを検討しておきましょう。

なおシロアリ駆除の業者は生活110番内「シロアリ駆除」から検索できます。

シロアリ駆除業者の選び方に関しては、こちらの過去記事をご覧ください。

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シロアリの駆除にかかる費用相場

シロアリの駆除費用の相場は業者によって異なります。大手企業やJA、地元密着型企業、WEB集客などの駆除業者から選ぶことが可能です。1平方メートルあたりの駆除費用の相場は、大手企業やJAなどで3,000円程度、地元密着型企業で2,000円から3,000円程度です。WEB集客の駆除業者では、1平方メートルあたり1,200円程度と格安価格の設定もあります。

シロアリ駆除の全国平均額が1平方メートルあたり2,200円程度、シロアリ予防で1平方メートルあたり2,000円程度とされています。インターネットを利用し、営業や経営コストを抑えているWEB集客の駆除業者を利用すれば、ほかの業者と同程度のサービスをほぼ半額で利用できるといえるでしょう。

家の被害状況やシロアリの品種などによっても価格は変動するので、まずは問い合わせて見積もりを取ってもらうようにしましょう。

より詳細な費用相場については、こちら過去記事をご覧ください。

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床下などシロアリ点検にも費用はかかる?

羽アリを見つけたら、発生した場所以外にもシロアリのコロニーがないか点検する必要があります。シロアリの被害の始まる床下の点検をするためには、床下に潜って細かく各所をチェックしなければなりません。

点検にはプロの技術と経験が必要であり、有料で点検をおこなう業者も存在します。相場は5,000円から8,000円程度で、点検口がない場合は点検口新設工事を3万円から5万円程度で依頼できます。

さらに、天井や柱や梁などにもシロアリが住みつくことがあるので、羽アリを見つけたときには家全体を点検しなければなりません。家の周りに土がある場合にはその土壌も調べる必要があるでしょう。

生活110番に依頼すると、このような点検を無料で実施してもらえます。シロアリ被害が予想される場合には、念のため無料見積もりを利用してみてはいかがでしょうか。

シロアリ駆除の作業内容について詳しく知りたい方は、こちらの過去記事をご覧ください。

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クロアリの駆除にかかる費用相場

羽アリの正体がクロアリだった場合も必要に応じて駆除の依頼をしましょう。クロアリの駆除は1回あたり1万~3万円がおおよその相場になっています。なおヒメアリなど駆除が難しいアリの場合、1か月くらいの間隔を開けて複数回の作業が必要になることもあります。

また羽アリが大量発生しているような状況の場合、家全体に複数の巣が形成されているおそれもあるでしょう。その場合、相場より料金が高くなることも十分に考えられます。

そのため、まずは見積もりを一度取って料金が適切なものか、何が駆除料金に含まれているかなどを確認して、必要に応じて複数の業者を比較しましょう。

クロアリ駆除の費用相場について詳しく知りたい方は、過去記事をご覧ください。

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まとめ

羽アリが大量発生してしまったときは、できるだけ早く駆除する必要があります。羽アリには、大きく分けて「クロアリ」と「シロアリ」の2種類が存在しており、それぞれ放置することで家が被害を受けてしまうおそれがあるのです。

そのため、家の中で羽アリを見かけたときは、羽アリがどちらの種類であるか確認したうえで、早急に対処するようにしましょう。

もし、自分で対処するのが困難である場合は、羽アリ駆除の業者に相談するのがおすすめです。業者であれば、羽アリの種類に関わらず巣を見つけ出して、的確に駆除してもらうことができます。

(この記事は2020年2月25日に加筆・修正しています)

この記事の監修者 ナカザワ氏について

この記事の監修者
ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。

この記事の監修者 ナカザワ氏について

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ナカザワ氏 NPC 総合害虫駆除
監修ジャンル:害獣 害虫
神奈川県・東京都を中心とした総合害虫駆除サービスを運営。防除作業監督者(防第14721号)の国家資格を有し、アリ、ゴキブリ、ダニ、ハエ、トコジラミ、ハチやコウモリなど幅広い害虫や害獣にも対応。
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この記事を書いた人
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2015年より暮らしのお困りごとを解決するためのコンテンツを作成し、編集した記事は7000ページ以上。 現在は編集長として「本当に役立つコンテンツ」をテーマに日々コンテンツを研究中
得意ジャンル: 害虫駆除(蜂の巣駆除・シロアリ駆除)・害獣駆除(ハクビシン駆除・イタチ駆除・アライグマ駆除)・害鳥駆除(鳩駆除・コウモリ駆除)

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