きこうえん 剪定

基本の剪定について
剪定は樹木の種類によって適した時期は異なりますが、基本的に木が生育する夏の暖かい時期に行うのが夏季剪定、発芽前の冬に行うのが冬季剪定です。夏季剪定は伸びすぎてしまった枝葉を切り落として樹木の形を整えて生きますが、全体的に軽めに剪定します。夏季に剪定を行うことで採光性や通気性を良くする効果があります。冬季剪定は庭木の活動が盛んになる春に備えて行います。枝を長めに切り落としたり、葉を大幅に減らしたりと強めに剪定を行っていきます。新芽が育ち始めるのが5月にあたる樹木は3～4月頃に冬季剪定を行います。

庭木の剪定に適した時期（常緑針葉樹）
庭木として親しまれている常緑針葉樹にはマキ・マツ・スギなどがあります。常緑針葉樹の剪定は新芽が大きくなり始める前の3～4月頃です。寒さに強い品種なので冬の時期に剪定することも可能ですが、新芽の位置を確認しながら剪定した方が、よりバランスのいい枝葉を育てられるようになります。形キレイに保ちたい場合には夏や秋頃に軽めに剪定してもいいでしょう。

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