
庭に芝生を植えることで見た目が良くなるだけでなく、急激な気温の変化を抑えてくれるなどのメリットがあります。芝生を植えるのに適した季節とはいつなのでしょうか。
芝張りをする時期ごとの注意点もふまえ適した季節について紹介していきます。
春に芝生を張る場合
春は芝生を張るのに最適な季節といわれています。3月から5月ごろに芝生の根っこの活動が盛んになり芝生が土に定着しやすい時期だからです。また、芝生が元気に育つ分だけ傷みにくいともいわれています。
この時期に植えることで生育期間が秋ごろまでになり、芝生の成長が目に見え管理もしやすくなります。さらに、植えた後しばらくたつと梅雨が来るので水やりの手間がかからないというメリットもあります。
時には芝生を植えた後、時間が経つことで傷みが出る部分があります。その際は部分的に張替えをすると良いのですが、これも春に行うほうがベストといえます。根が定着しやすい分だけ全体と馴染みやすいからです。しかし、芝がその部分だけ傷むということは何か原因があるので、薬剤をまくなど何かしらの対策が必要になります。
夏に芝生を植える場合
夏に芝生を植えるなら日差しによって芝生が乾燥しすぎないよう注意しましょう。気温の上昇から芝生が傷むこともあるので水やりの量と時間に気を配る必要があります。できるだけ日中には水やりをせず、朝夕にこまめに行いましょう。また、枯れてしまわないように目土をまくことがおすすめです。土と砂の混ざったものを購入して芝の上にかけて慣らします。その後、水をまき地面に安定させるようにします。
このような一連の作業を行う際、夏場では気温がかなり上がることが予想されるので、自分自身の体調も十分に注意を払わなくてはなりません。さらにホームセンターなどで芝生を購入する場合、できるだけ緑が綺麗なものを選ぶようにします。選んだ芝生によってはなかなか育ちにくいものもあるので気を付けるようにしましょう。
秋に芝生を植える場合
夏の終わりから秋の初めに植えることで芝生が順調に育ちやすい季節です。できるだけ根が休眠する前の9月中には植えるようにしましょう。もし秋の終わりごろに植えるなら、土に根付かないうちに冬を迎えることになります。そのため、なるべく芝生の上は歩かないように注意が必要です。そうすることで休眠していた根が春になると活動しきちんと根付いてくれますし、しばらくすると綺麗な新芽を出してくれます。
冬に張る場合
雪の降らない地域であれば冬に芝生を植えることも可能です。しかし、根が休眠状態で土に根付かない時期が長く続きます。その間はできるだけ芝生を踏まないように気を付けましょう。基本的に、この季節は芝生自体が手に入りづらいので、春に芝生を植えるための準備だけ整えておくのも一つの方法です。芝生を植える予定の場所を綺麗に草取りし、床土を作っておくと良いでしょう。
水はけが悪いと芝が枯れる原因にもなります。そのため庭の土を十分に耕したら砂を4から5センチくらい平らに敷くのがおすすめです。もし、どうしてもこの季節に芝生を張りたいということであれば、寒さや乾燥などにも注意する必要があります。
まとめ
芝生の根が活動する春に芝生を植えるのが一番適した季節といえます。最小限の水やりで済むので最も手間がかからないといえるでしょう。しかし、植える範囲が広い場合や女性が一人で作業を行うとなると非常に重労働になることが予想されます。もし自分で植えることに自信がない時は業者への依頼がおすすめです。
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