
芝生張りを業者に依頼せずに、ご自分で張る方が増えています。それにともない、芝生張りをDIYでやり失敗してしまったという方も少なくありません。芝生張りを失敗してしまうと、見栄えが悪くなったり、枯れてしまったりします。
できれば、芝生張りをDIYでも失敗せずにキレイに仕上げたいですよね。芝生張りをDIYで失敗せずにおこなうには4つのポイントがあります。4つのポイントを抑えて芝生張りをおこなえば、DIYでもキレイに仕上げることができるでしょう。それでは、芝生張りをDIYで失敗せずに張るためのポイントを順番にご紹介していきます。
目次
芝生張りのDIYで失敗しないために①芝生の選び方
芝生張りをDIYで失敗せずにおこなうには、芝生の選び方が重要です。芝生の種類や状態よって育てやすさが違います。芝生の種類や買う前にチェックしておきたいポイントを知っておきましょう。では、芝生をDIYで失敗しないための、芝生の選び方を詳しくご紹介いたします。
日本芝と西洋芝の違いを知ろう
日本芝は日本に自生している芝生で、高温多湿に強いという特徴があります。冬になれば休眠期に入り、緑色から黄色になるのが特徴的です。また日本芝は、種から育てることが難しいとされています。
対して西洋芝は、日本には自生していない芝生で、高温多湿や乾燥に弱いです。そのため、日本で育てるのには向いていません。しかし、西洋芝の種類によっては、高温多湿や乾燥に強い日本芝に似たものがあります。
日本芝の特性に似た西洋芝であれば、日本でも育てることが可能です。また、西洋芝は冬でも緑を楽しむことができます。
買う前に芝の状態をチェックしよう
切り芝やロール芝を購入する場合はチェックしておきたいことがあります。ある程度育てられた状態で販売されている切り芝やロール芝は状態のよいものを選びましょう。
状態のよいものの選び方は、乾燥・蒸れていないもの、茎が密集しているもの、付着している土量が少ないもの、厚さ薄めで均一なものです。状態の悪い芝を選んでしまうと、根付くまえに枯れてしまうこともあります。
芝生のDIYで失敗しないために大切なのは芝生選びだけではありません。芝生を張る環境作りも大切です。芝生張りのDIYで失敗しないために、地面のならし方もチェックしておきましょう。
芝生張りのDIYで失敗しないために②地面のならし方
芝生張りのDIYで失敗しがちなのが、地面がデコボコになることです。地面をならせられていないと、根付きにくくボコボコとした芝生になります。いかに平地にならすかが、芝生が上手く育つ鍵になります。ここでは、芝生を張るときの地面のならし方を解説していきましょう。
地面をならすときには熊手を使い、芝生を張る場所の土壌を耕していきます。土壌を耕していくと、小石や草の根がでてきます。小石や草の根を取り除き、平らにしていきましょう。
また、排水しやすい土壌かどうかで芝生が成長するかが決まってきます。そのため、芝生にしたい場所を緩やかな傾斜を作ることで、排水しやすい土壌にすることが可能です。
とくにデコボコした土壌ですと水はけが悪くなります。へこんだところに水が溜まりやすくなり、芝生が根腐れを起こす原因になるのです。そのため、平らに地面をならすことが大切です。
地面をならすことができたら、芝生を張っていきます。芝生の張り方によっても、失敗するかどうかの分かれ目になりますので、確認しておきましょう。
芝生張りのDIYで失敗しないために③芝生の張り方
芝生の張り方が悪いと、見栄えが悪くなったり雑草が生えてきやすくなったりします。芝生張りのDIYで失敗しないために、正しい張り方と間違った張り方をご紹介していきます。
正しい張り方
芝生を張っていくときは、レンガのように半分ずつずらして張っていきましょう。芝生の張り方には2種類あります。すき間なく敷き詰めて張っていく方法をベタ張り、少しすき間を空けて張る方法を目地張りといいます。
目地張りは費用をかけたくない場合に向いているでしょう。はじめはすき間がありますが、芝生が成長するにつれてすき間がうまっていきます。
間違った張り方
継ぎ目が十字になる十文字張りはよくありません。芝生がずれやすかったり、水はけがよすぎてしまったりします。また、雨によって地面が削れやすくなり、芝生と土でデコボコができてしまうのです。また、目地が広すぎる張り方も良くありません。目地が広すぎるとその間から雑草が繁殖し、キレイな芝生を作れません。
芝生張りのDIYで失敗しないために④目土の入れ方
芝生張りのDIYで失敗しないために、目土の作業をおこないましょう。芝生の苗を植え付ける作業になりますのでとても大切です。目土を入れることで芝生が定着し、芝生同士のつなぎ目が自然になります。
目土用の土を芝生の上からふるいなどを使い全体的にまいていください。まいたら、トンボなどで土を広げデコボコをなくします。そのあとはたっぷり水を与えましょう。目土に使う土壌はホームセンターなどで専用の土として販売されています。
目土を入れるときは、デコボコがなくなるように作業をするのがコツです。地面のならし方でもご紹介したように、デコボコがあると水はけが悪くなります。水はけが悪いと上手く芝生を育てられません。
また、芝生の葉が隠れるほど目土を入れてしまうのも失敗の原因になります。葉が目土で隠れ、日光を吸収できず枯れてしまうのです。
まとめ
芝生張りをDIYで失敗せずにおこなうには4つのポイントに気をつけましょう。4つポイントを意識することで、キレイな芝生を育てる第一歩となります。芝生の選ぶときは、気候にあった種類の芝生を選びましょう。
芝生を張るときには、まず地面を平らにすることが大切です。芝生を張るときは、十文字張りをしないようにしましょう。芝生を張り終えたら、芝生の成長を促すために目土を入れてください。
芝生張りのDIYで失敗しないようにするためのポイントをご紹介してきました。しかし、芝生を張るのは予想以上に難しい作業です。より確実にキレイな芝生にしたいなら、芝張りのプロにお任せしましょう。
芝張りは下地作りが重要
現地調査、事前見積もり無料!
※対応エリアや加盟店によって変わります
芝張りで重要なのは下地作り。この作業を手抜きしてしまうと、芝がきれいに育ちません。上手くいかないときはプロにお任せするのも1つの手です!
- 『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます - 芝生を活性化させるエアレーション施工もおこなっています。
芝張り業者を検索
厳選した全国の芝張り業者を探せます!