天然芝の芝生マットで庭に緑を取り入れよう!買い方と張り方を紹介!

2021.4.30

天然芝の芝生マットで庭に緑を取り入れよう!買い方と張り方を紹介!

天然芝は庭で簡単に緑を取り入れることができ、涼しげな雰囲気を楽しむことができます。庭に天然芝を取り入れようと思ったときには、通販などで購入しようというかたも多いのではないでしょうか。

しかし、通販で検索すると、人工芝がでてきてしまうため注意が必要です。天然芝を購入するには、人工芝をはじいて検索する必要があります。そこで、今回は芝生マットの購入方法と張り方をご紹介します。購入した芝マットをきれいに長く楽しむためには、張るときにもコツがいるのです。

まずは天然芝の芝生マットを買おう

天然芝の芝生マットは、ホームセンターや通信販売などで手軽に購入することができます。しかし、通信販売で天然芝を購入する場合は注意が必要になります。インターネットから「天然芝」で検索をかけると、人工芝のほうが多く表示されるため見つけにくくなるのです。

天然芝だけを見つけるなら、高麗芝や日本芝といった品種名で探すことが重要になります。天然芝には豊富な品種がありますが、人工芝は樹脂などの素材でできているため品種がありません。そのため、品種で探せば天然芝のみを検索結果に表示することができるでしょう。
まずは天然芝の芝生マットを買おう

芝生の種類と特徴

天然芝の芝生マットはおもに、日本芝と西洋芝の2種類にわかれます。日本芝と西洋芝では性質に違いがあり、気候や好みにあわせて選ぶことが大切なので、両方にどんな特徴があるのかを知っておく必要があります。

日本芝

日本芝は、おもに西日本などの暖かい地域で育てるのに向いています。自生していることもある芝生で、寒さには弱いため地域によっては育てるのは難しいかもしれません。

日本芝にはおもに高麗芝や野芝といった品種があります。高麗芝と野芝はどちらも丈夫で、土壌なども気にしなくてもいいため、育てやすい芝といえるのです。

西洋芝

西洋芝のなかには、国立競技場やゴルフ場などで使われていることもある品種があります。暖地型と寒冷地型とがあるので、地域によって選ぶことが可能です。しかし、病害虫の発生も多いため、メンテンンスをしっかりと行う必要があります。

西洋芝の品種としては、ベントグラスやフェスクなどの品種があります。色の濃い緑色を持ち、触ると葉が柔らかいのが特徴です。
芝生の種類と特徴

芝生マットを張る時期と準備

地域の寒暖差によっては、芝張りの時期が早くなったり遅くなったりしますが、一般的に芝張りに適した時期は、4月から6月前後です。芝生はあたたかくなると成長が活発になるので、根が土に定着しやすいのです。

しかし、10月以降の冬に芝張りを行うのは避けましょう。10月からは芝生の成長が止まる休眠期に入るので、芝張りをしても根がつかず枯れてしまうおそれがあるのです。

下地を作ろう

芝生マットをしっかりと地面に定着させるには、芝生が好む状態の土を用意しておく必要があります。硬い土では排水性も悪く、芝生が育ちにくいのです。

芝張りをしたい場所を決めて、土をスコップやクワなどで柔らかくしていきます。土の中に石や雑草があると芝生の成長の邪魔になるので、取り除いておきましょう。
芝生マットを張る時期と準備
また、芝生は水はけのよい土壌を好みます。耕した土にパーライトなどを混ぜ、水はけをよくしましょう。しかし、このときある程度の傾斜をつけておくことも大切です。あまり水分を含んでいても芝生は育ちが悪くなります。そのため、傾斜をつけ、余分な水分は取り除いていきます。

最後に芝生の張る場所の凸凹をなくしていきます。凸凹があると、隙間ができて水がたまりやすいだけでなく、雑草などが生えてくる可能性もあるので注意が必要です。

芝生マットの張り方

芝張りでは、芝生マットの敷き方や手入れを正しく行うことも大切になってきます。芝生マットをうまく地面に定着させるには、ただ置くだけでは不十分なのです。

芝生マットを張る

芝生マットの張り方には、いくつかの種類があります。それぞれ芝生マットの使用量や完成までにかかる時間が違うので、自分にあったやり方を選んで芝張りを行いましょう。

平張り

レンガをつむように、芝生マットを敷き詰める方法です。隙間がないので、一面を芝生にすることができます。しかし、大量に芝生マットを使うのでコストがかかります。

目地張り

2~3cmの隙間をあけて張る方法なので、平張りより使用する芝生マットの量を減らせます。芝生が一面に広がるのも早いため、一般的に多く使用されている方法です。
芝生マットの張り方

市松張り

芝生マットを1枚張るごとに 1枚分の隙間をあけていき、市松模様のように張っていきます。芝張りにかかるコストを大幅に減らせますが、隙間が多いので一面が芝生になるまで時間がかかります。

目土をまこう

芝生マットを敷くだけだと隙間に段差ができたり、茎がむきだしになったりして弱ってしまいます。そのため、目土をまくようにしましょう。目土は、芝生の成長を促したり保護する役割がある土なのです。

芝生を圧着させよう

芝生マットを張っただけでは、地面との接触が弱いことが多いです。そのため、芝生マットを張った場所を全体的に、根を張りやすいようローラーなどを使い転圧し、密着させます。

芝張り後のケアも大切

芝生は張ってから1か月前後で根がつくので、それまでは欠かさず水を与えます。また、芝張り後の2~3ヶ月は、衝撃を与えないためにも芝生の上を歩かないようにしましょう。

まとめ

天然芝は、身近に自然を取り入れることができるメリットがあります。ホームページや通販でも簡単に購入することができますが、人工芝と間違えないようにすることも大切です。

芝生マットを張るまでの作業は工程がいくつかあるので、素人では方法を間違えてしまうこともあります。そうなるときれいな芝生にすることができないかもしれません。そういったときは、業者に任せることでより確実に行えます。確実に芝生マットを張ることで、成長後にきれいな仕上がりが期待できるのです。
まとめ


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