枯れ草処理をすれば雑草が肥料になる！面倒な草刈りを楽しくする方法

「今年も雑草がいっぱいだなあ……こんなにあるんだから何か役立つ方法はないかなあ？」夏などの雑草が生い茂る時期にそんなことを思ったことはないでしょうか。
食べられないうえに、どんどん生えてくる雑草ですが、実は雑草を肥料にする方法があるのです。いらない落ち葉や雑草を肥料にすれば、処理もできるうえにガーデニングの肥料にもなって一石二鳥ですね。今回はそのように雑草を肥料にする方法を紹介します。

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庭や畑の雑草を枯れ草処理するメリット

「本当に雑草が肥料になるの？」と思うかもしれませんが、結論から言えば雑草は肥料になります。肥料というと油粕や牛糞をイメージするかもしれませんが、雑草を肥料にすると「堆肥（たいひ）」という有機物を微生物によって分解した肥料になります。雑草を肥料にすると以下のようなメリットがあります。

雑草を刈るのが楽しくなるかもしれない

ぼうぼうと生えた雑草を刈ると、ときにはゴミ袋に入らないほどの膨大な量になることもあります。また、雑草を刈るとなると真夏には日焼けもするうえに虫に刺されたりするなどとにかくいいことがないように思えます。

ですが、雑草が肥料になるのであれば、苦労して刈った雑草が肥料の山に見えるかもしれません。雑草刈りをやる意味ができます。

無料で肥料を手に入れることができる

なんといっても雑草は勝手に生えてくるので肥料代は無料です。お金をかけることなく毎年大量の肥料を手に入れることもできます。自宅で雑草の肥料を作れば毎回ホームセンターに重い肥料を買いに行く手間も省けます。
　　　　　　

枯れ草処理で雑草を肥料にする方法

以下からは、雑草を肥料にする方法と手順を説明します。

この作業が終わったら、2週間後くらいにブルーシートを剥がして一度水に濡らした草が乾燥しているか確認をしてみましょう。もし乾燥していたら、それは発酵した熱で乾燥しているのでうまくいっている証拠です。

状態を確認したら草を混ぜて発酵が進むようにしましょう。下の草を上に、上の草を下に持っていくように混ぜてあげるとよいです。もし草が完全に乾いていたら水をかけます。この作業は1ヶ月ごとにしてあげましょう。

枯れ草処理を失敗したときの対処法

もし雑草の肥料に緑や黄色のカビが生えて、不快な匂いがしたら残念ながら肥料作りは失敗です。もしそのように失敗してしまった場合は、ブルーシートをはがして雨にさらし、1年以上その場に放置しておくと堆肥に変化します。

この場合うまく発酵すれば堆肥になりますが、腐敗してしまうこともあります。そのときは時間がかかりますが最終的には堆肥になります。もし腐敗した場合、それを畑に入れてしまうと作物や植物が病気になったり、害虫が発生する原因になるため腐敗した堆肥を使用するのは避けましょう。
　　　　　　

雑草が多いときは除草剤や業者の利用も検討しよう

雑草を肥料にする際、草刈りをする必要がありますが、その量があまりに多いと雑草を肥料にする前に自分がギブアップしてしまう可能性があります。特に夏場に草刈りをすると体力的にもとても消耗するため、もし作業量が膨大だと感じたのであれば、草刈りをしてくれる業者に依頼をしましょう。

業者に依頼をすれば自分は草刈りをしなくてもよいので、刈った後の雑草を肥料にするだけで終わります。「雑草刈りをしたいけれどそんな時間も体力もない……」「刈る範囲が広すぎてとても1日では終わらない……」という方は業者に依頼をするのもよいでしょう。

まとめ

雑草を肥料にするにはまず大量の草が必要ですが、肥料になると考えれば雑草刈りも楽しくなるかもしれません。そのうえ、無料で肥料が作れるうえに天然成分で安全です。毎年大量の雑草に悩んでいる方は一度試してみるのもよいのではないでしょうか。

もし雑草を刈るのが面倒と感じたり、あまりにも大量すぎて雑草を刈る気力がないという方は、草刈の業者に依頼をするのもおすすめです。草刈の業者は即日で依頼を受け付けてくれるところも多いため「早く雑草を刈りたい！」と考えている方にもよいでしょう。