除草するときは雑草のトゲに要注意!雑草に触れない除草方法も紹介

2021.4.30

除草するときは雑草のトゲに要注意!雑草に触れない除草方法も紹介

雑草にはトゲがあるものが存在します。トゲがある雑草を手で抜こうとすると、刺さってしまう可能性が高く危険です。このような雑草が庭に生えていて、どうやって処理すればいいかわからずに困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、「どんな種類の雑草にトゲが潜んでいるの?」「トゲがある植物はそのまま触って大丈夫なの?」といった疑問を解決し、危険な雑草の除草方法についてご紹介していきます。

この記事を参考に、お庭のお手入れの不安を解決してみてください。

うっかり触るとトゲが刺さるかも!注意が必要な雑草

雑草には、たんぽぽのようなきれいな花を咲かせる植物があります。しかし、このようにきれいな花を咲かせる雑草にも、種類によってはトゲが潜んでいることがあるのです。

ぱっと見ただけでは、トゲの存在に気づくことができないような雑草もたくさんあります。雑草にトゲがあるとは知らずに、抜き取ろうとしたら手にケガをしてしまったなんてことがないよう、要注意なトゲがある雑草を知っておきましょう。

ママコノシリヌグイ

別名「トゲソバ」とも呼ばれるママコノシリヌグイは、ピンク色のぽってりとした花を咲かせ、三角形の葉が特徴的です。ママコノシリヌグイは、茎に下向きのトゲをもっています。生命力の強い雑草で、どんどん上に成長していき、高さは1~2メートルほどにもなります。

ノアザミ

紫色の花をたくさん咲かせるノアザミは、とてもきれいな見た目が特徴的です。しかし、その花の美しさに気を取られて触ってしまうと危険です。ノアザミは葉にたくさんの鋭いトゲをもっています。ノアザミは50センチ~1メートルくらいの高さで雑草として野山に生息していることが多いです。

オニノゲシ

キク科のオニノゲシは黄色いキクのような花を咲かせ、道端や荒れ地に生えていることが多いです。葉に鋭いトゲをもち、触ると指を切ってしまうおそれがあります。高さは50センチ~1メートルくらいです。

除草するときは雑草のトゲに要注意!雑草に触れない除草方法も紹介

危ないのはトゲだけじゃない!いろんな意味で危険な雑草

雑草にはトゲ以外にも危険な要素を含んだ雑草が存在しています。触るとかぶれてしまうものや、毒をもっているもの、繁殖力が強くて放っておくとお庭を埋め尽くしてしまうものなど、さまざまです。ここからは、そのようないろんな意味で危険な雑草をご紹介します。

アメリカオニアザミ(要注意外来生物)

アメリカオニアザミは外来種のアザミです。日本のアザミと見た目が似ているので、見た目だけでは違いがほとんどわからないでしょう。葉や茎に鋭いトゲをもち、手袋をしていても貫通してしまうほどの強いもので、環境省から要注意外来生物として認定されています。

アメリカオニアザミは繁殖力が非常に強く、見つけたらすぐに抜き取ってしまわないと、みるみると増えていってしまい自分では手に負えなくなってしまうこともあります。

ワルナスビ(要注意外来生物)

ミニトマトのような実や花が特徴的なワルナスビも要注意外来生物として認定されています。葉には細かいトゲを、茎には非常に鋭いトゲをもっています。

また、ワルナスビは美味しそうな見た目の実をつけますが、実はこれには毒が含まれています。ソラニンというジャガイモの芽にあることで知られる毒で、食べると吐き気・下痢などの中毒症状を引き起こすことがあります。ただし、食べ過ぎると死に至ることもあるようです。。

ワルナスビも強い繁殖力をもっています。このような危険な雑草がどんどん増えていってしまったら処理がとても大変です。ワルナスビを見つけたらすぐに処理をするようにしましょう。

イラクサ

蕁麻疹の名前の由来ともなっているイラクサは、かぶれを引き起こす原因になる雑草です。葉に産毛のような細かいトゲがあり、触るとチクチクと刺さります。このトゲにはかぶれを引き起こす成分が含まれています。

イラクサもまた、繁殖力が強い雑草です。みるみると増えて、そこら中に広がっていってしまいます。

このような繁殖力の強い雑草はできるだけ早く抜き取ってしまう必要があります。危険な雑草はいったいどのように処理をしていけばよいのでしょうか。安全な方法でトゲがある雑草を処理する方法をご紹介していきます。

除草するときは雑草のトゲに要注意!雑草に触れない除草方法も紹介

雑草に触れない除草方法

トゲがある雑草の除草は危険です。鋭いトゲがある雑草は手袋をしていても、手袋の中まで貫通してしまう可能性があります。ではどのように除草をおこなえばよいのでしょうか。

スコップで根から掘り起こす

まだ大きくなっていない雑草や、小さな株の雑草でしたら、スコップで根から掘り起こしてしまいましょう。大きなシャベルを使うと、深いところまで上手に掘り起こすことができます。掘り起こした根を土の上に放置してしまうと、再び生えてきてしまうことがありますので、掘り起こしたものはきちんと処理しましょう。

除草するときは雑草のトゲに要注意!雑草に触れない除草方法も紹介

除草専用の道具をつかう

スコップ以外にも除草専用のさまざまな便利な道具があります。雑草によってそれらの道具を使い分け、トゲのある雑草を抜いてみましょう。

フォークのような形のテコの草抜きという除草専用の道具 があります。これを葉や根元に道具をひっかけて引き抜くと、テコの原理によって根まできれいに引き抜くことが可能です。根がまっすぐ伸びている雑草であれば、根の深くまで抜き取ることができます。

また、雑草を絡めて抜き取るといった道具もあります。道具をグサッと地面に突き刺し、パスタをフォークで食べるときのようにクルクルとまわして雑草を絡めて抜き取ります。

こういった便利グッズを使ってみるのもひとつの手です。しかし、伸び切ってしまった雑草や根強い雑草の場合、こういった道具を使っても処理しきれないことがあります。処理しきれないときは、以下で紹介する除草剤を使ってみるとよいでしょう。

除草剤を使う

根強い雑草は除草剤を使用して雑草を処理しましょう。除草剤には粒剤のものと、液剤のものがあります。雑草が生える前に予防としてしようするのが土に巻く粒剤のもので、生えている雑草に直接かけるように散布するのは液剤のものになります。

液剤の除草剤は速効性があり、約2~3日で効果が表れるはずです。しかし、散布したあとに雨に降られてしまうと、液剤が流れ落ちて効果が減少してしまいますので天気予報をチェックして散布をおこなうとよいです。また、周囲に雑草以外の植物があるとそれらまでも枯らしてしまいますので、使用の際は注意しましょう。

雑草がどんどん増殖してしまい、上記の方法でも処理しきれない場合や、お庭の雑草がどんな植物かわからず処理が不安なときは草刈りの専門業者に依頼してしまうのもひとつの手です。

専門業者はプロの技術で雑草をきれいに処理してもらえます。また、雑草が生えにくくなる対策などもおこなってもらうことができます。自分では手に負えなくなってしまったお庭の雑草は業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

まとめ

雑草にトゲがある場合は除草の際に注意が必要です。雑草の種類を知らずにトゲがあることに気づかないと危険な目にあってしまいます。この記事ではトゲがある雑草をいくつかご紹介してきました。これらの雑草を抜くときは雑草に直接触れずに除草をおこなう工夫が必要です。

除草専用の道具や除草剤の使用、トゲがある雑草を触らずに抜く方法はいくつかあります。しかし、それらの方法でも作業が難しかったり、手に負えないほどの雑草に困ったりなど、雑草の種類がわからずどのように処理をすればよいかわからないときは、お気軽に弊社にご相談ください。信頼できる草刈り業者をご紹介させていただきます。

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