安全に雑草を枯らす5つの方法!除草剤のかわりになる身近なものとは

2021.6.24

安全に雑草を枯らす5つの方法!除草剤のかわりになる身近なものとは

庭の雑草を駆除するには、ひたすら草刈りをしたり、除草剤をまいたりするといった方法が一般的です。しかし、草刈りや草むしりは大変な作業になり、小さいお子様やペットがいる家庭は除草剤の使用に躊躇してしまうでしょう。

実は、家にあるものでもっと簡単かつ安全に、雑草を枯らすことができるのです。しかし、なかにはお庭の状況によってはおすすめできない方法もあります。そこでこの記事では、安全に雑草を枯らすことができるものや、使用時の注意点を紹介します。この記事を読めば、身近なものを上手に使って雑草を枯らすことができるでしょう。

身近にあって雑草を枯らす効果が期待できるもの

手作業による草むしりがおっくうで、除草剤もあまり使いたくないという方は、家にある身近なもので雑草を枯らすことをおすすめします。その中でも、重曹や酢、熱湯は口にしても安全なものにもかかわらず、雑草を駆除する効果も期待できるのです。

重曹

身近にあって雑草を枯らす効果が期待できるもの
最近、料理や掃除、美容など幅広く使用されている重曹は、雑草を枯らす効果があります。また、食べたり触れたりしても害がないため、安全性が高いといえるでしょう。

重曹は植物に吸収されることによって、その細胞を壊したり、脱水症状を起こさせたりして雑草を駆除してくれます。使用する際には、水に対して10分の1ほどの重曹を溶かしたものを用意し、雑草に散布しましょう。

しかし、重曹は単にまいただけでは吸収されづらいため、雑草に切り込みなどを入れてからまく必要があります。少し手間はかかりますが、それほど広い範囲でなければ草刈りをして、雑草に傷をつけてから重曹で除草するとより効果的かもしれません。

多くの家庭に常備してある酢も、雑草を枯らす効果があります。使用する際は、スプレーの容器に原液の酢と少量の食器用洗剤を混ぜて入れたものを用意します。酢を原液で使用するとコストがかかってしまうので、5倍程度であれば薄めても構いません。

あとは、枯らしたい雑草に直接吹きかけるだけで効果を発揮してくれます。しかし、先ほども述べたように、除草する範囲が広くなればコストも高くなり、手間もかかってしまいます。何より酢独特のにおいが周辺に漂ってしまったり、コンクリートなどにかかってしまったりすれば劣化の原因にもなりかねません。

安全で雑草を枯らす効果の高い酢も、その範囲や環境によって使用するか否か判断しなければなりません。

熱湯

雑草を枯らす安全なものとして、60~70℃ほどの熱湯も効果があるといえます。熱湯による熱が雑草に伝わることによって、火で燃やしているのと同様の効果があるようです。しかし、地表に伸びている茎や葉には効果を発揮しますが、根を枯らすのは難しいということを、頭に入れておきましょう。使用方法としては、沸騰させたお湯を枯らしたい雑草がある場所にまけばよいだけです。

いちいちお湯を沸かすというよりは、食材をゆでた際のゆで汁を使用することで無駄なく除草できるでしょう。しかし、除草したい範囲が広い場合は、なべ1杯ではもちろん足りません。庭の広さにもよりますが、お風呂の湯船を何回もいっぱいにするくらいの熱湯が必要になると考えてもよいでしょう。

そのため、熱湯を沸かすためのガス代や水道代が、普段よりも高くかかってしまうことも考えられます。また、熱湯を沸かして持ち運ぶ際、手などにかかってやけどをしてしまわないよう、十分ご注意ください。

塩は人にとって安全だけど……?

毎日摂取するといってもよいほど口にする塩も、雑草を枯らす効果があります。雑草に塩がかかることによって、雑草から水を排出させる働きがあるのです。水を失った雑草は1週間程度で枯れてしまうため、塩は除草効果が非常に高いといえるでしょう。

塩で雑草を枯らすときは、水に対し3~5%ほどの塩を入れ、塩水を作って除草したい部分にまきます。その際、ほかの植物にかかると枯れてしまうので、かからないように気をつけましょう。

しかし、この効果の高さから気をつけないといけないこともあります。塩は一度まくと、その土にとどまる性質をもっています。そのため、ほかの植物を育てられなくなるので、今後植物を植える予定がある土地には不向きといえるでしょう。

また、家の基礎部分やその近くにまいてしまうと、基礎や地中の水道管などを劣化させてしまう原因にもなりかねません。さらに、雨などで塩が周辺に流れてしまい、近隣の家で育てている植物まで枯らせてしまうこともあるため、近所への配慮も必要です。

このように、雑草を枯らす効果が高い塩は、人に対しては安全性が高くても家の土地や基礎には多大な悪影響を与え、リスクになりうることもあるのです。そのため、塩で除草する場合は、周辺の環境や将来的なリスクまで視野に入れてから使用するようにしましょう。

雑草を枯らすために作られた薬もあります

雑草を枯らすために作られた薬もあります

多くの家庭にある重曹・酢・熱湯・塩ですが、安全性が高い反面、雑草を枯らす効果がいまいちであったり、住宅や周辺の環境へのリスクなどがあったりするようです。雑草を確実に枯らしたいという方には、やはり除草剤がおすすめです。

除草剤にはさまざまな種類があり、伸びている葉や茎に対してすぐ効果を発揮する茎葉処理剤や、地中の根に長期的にわたって作用する土壌処理型などがあります。さらに、どんな雑草も枯らすことができる非選択性のものや、育てている植物には影響がなく、雑草のみに効果を発揮する選択性のものまであるのです。

そのため、雑草を枯らすには、除草剤の使用がもっとも効率的といえるでしょう。しかし、ペットや小さなお子様がいる家庭は、除草剤の使用に不安を感じる方も多いかもしれません。最近では、天然の素材や食品添加物などを使った除草剤も販売されており、素手で触っても安全なものもあるようです。

除草剤をまくのに不安がある方は、人にやさしい除草剤を使用するとよいでしょう。自分に合った除草剤をしっかり選択して使用することで、雑草を枯らすこともでき安全性をはかることもできるのです。

もし、除草剤を使っても雑草を枯らすことができない場合は、業者に相談してみるとよいでしょう。業者は豊富な知識や技術、あらゆる薬剤を持ち合わせているため、雑草を枯らす方法を提案してくれます。また、薬剤の使用による人体への影響が心配な方は、その故を伝えておくと対応してくれるはずです。

雑草を枯らすことができたら予防もしよう

雑草を枯らすことができたら、再び雑草が生えてこないように予防しておくとよいでしょう。雑草の予防対策としてはまず、防草シートを敷くことです。

防草シートは遮光性があり、雑草が光合成できなくなるため予防効果が高いようです。また、ホームセンターやインターネットで気軽に購入できるため、誰でも簡単に手に入れることができます。しかし、確実に雑草を防ぐには、下地をきれいに整えてから敷く必要があります。下地がデコボコしていると、シートと地面の間に隙間ができ、再び雑草が生えてしまう原因になりうるのです。

下地の整地作業は思いのほか大変な作業で、広範囲になれば時間もかかってしまいます。そのため、防草シートの設置は業者に依頼して、整地からおこなってもらうとよいでしょう。

また、防草シートに加えて、砂利やウッドチップなどを敷くことで、より防草効果を高めることができます。砂利は種類も豊富でデザインとして楽しむことができるほかにも、歩くときに音がするため、防犯効果もあるのです。ウッドチップはおしゃれな雰囲気の庭を作ることができ、においを消してくれる効果などにも期待できます。

このように防草シートと合わせて砂利やウッドチップを使用することで、高い防草効果とおしゃれなデザインを同時に楽しむことも可能です。雑草を枯らしたあともしっかり予防をして、雑草の生えない庭にしていきましょう。

手軽で安全な雑草対策は生活110番にお任せください

これまでご紹介してきたように、身近なアイテムを使った除草方法はさまざまあります。しかし「思ったより大変そう」「人に対しては安全でも、ほかの植物や土地に対してリスクが高い」とがっかりされた方もいらっしゃるかもしれません。

もっと手軽かつ安全で、効果の高い除草方法をお探しの方は、一度プロと相談してみましょう。雑草の種類やお庭の状況などにあわせて、最適な雑草対策を提案・実施してもらうことができます。

プロによる雑草対策にご興味がおありの方は、ぜひ生活110番までご相談ください。日本全国の提携業者のなかから、除草や雑草対策が得意なプロをご紹介いたします。

ご相談やお見積りは無料となっておりますので、「興味はあるけれど、実際に利用するかはまだ決めていない」という方も、安心してお問い合わせくださいね。

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